このお店が考える補聴器のあり方

こちらでは、このお店が考えている補聴器のあり方。こちらについて、記載していきます。

こちらは、補聴器のコンセプトのようなもので、どう補聴器があると良いのか。どういった風に提供できれば良いのか、あるいは、改善できると良いのか。そういった根本的な部分になります。

生まれつき難聴で補聴器を使用している人間として考えたのは、補聴器が日々の日常の中で自然とある事。そして、自然に補聴器が生活を支え、使う人が自由に生活しやすくなる姿。

こういった姿をイメージしました。

こちらでは、このお店が考える補聴器に関して、記載していきます。

補聴器のあり方を考える

補聴器は、聞こえを改善する一つの道具であり、聞こえを改善し、聞こえにくい人の生活をより良くする道具になります。

では、この補聴器というのは、どんな風に日常生活にあると良いのでしょうか。

わたし自身、実際に補聴器を使っている人間ではあるのですが、そんな私が感じているのは、毎日補聴器を使う。というより、日々の日常に補聴器が溶け込んでいるような姿が理想だな。と考えました。

補聴器を自分の耳に意識的に使う。訓練して使う。キツいけど頑張って使う。ではなく、そこにただあり、自然と聞こえにくい人の生活を支えているような、そういった姿が理想だと感じたのです。

聞こえにくい人の生活をより良くする道具。と考えると、補聴器は聞こえにくい人の敵ではないですし、嫌だと感じている方が無理に使うものでもないと、思うからです。

補聴器が提供している価値から考えるあり方

補聴器が提供している表面的な価値は、音を入れる事で聞こえがよくなる事です。

しかし、それが本当の価値か、というと、私は、そんな風には、思っていません。

聞こえを改善することによって、今まで感じていた不便な部分が解消され、精神的な負担が大きく軽減したり、

今まで聞こえにくい事で行動しづらかったものが、聞こえを改善し、自分に自信がつき、行動しやすくなったり。

こういった事こそが、補聴器の価値だと、実際に補聴器を使っている人間としては、感じています。

この部分を考えてみると、補聴器の本質は、聞こえをよくするというより、日々の生活を良くしている事です。

それであれば自然と聞こえにくい人を支えている姿。あるいは、自然と支えられるような補聴器を設計する。それこそが、目指せるとよい姿に私は、感じました。

コンセプトが示してくれること

上記のようにコンセプトなんて記載すると、人によっては、何やら怪しい、あるいは、変な人。のような感覚を感じるかもしれません。

しかし、そんなことはなく、このコンセプトというのは、非常に大事な考え方です。

例えば、補聴器を使うと音が非常にキツく感じ、長くはつけていられない。うるさくて疲れてしまい、辛くなってしまう。ということがある状態。

この状態は、補聴器のあり方で記載した自然に聞こえにくい人の生活を支えていると言えるのでしょうか。

なかなか支えている、あるいは、支えられているとは、言いづらいかと思います。

補聴器で聞こえる音の違和感が強くなりすぎると、補聴器を使うことが辛く感じたり、あるいは、キツく感じると、使う気も起きなくなってしまいます。

辛い状態で使い続ける事は、かなりキツイ行為であり、自然に生活を支えているというイメージとは、かけ離れている事がわかるかと思います。

中には、そういった感覚を感じやすい人がいるのは、事実です。

しかし、それであれば、できる限り、負担が少ない方法を考えたり、使える範囲内でできる限りの改善を行い、聞こえの改善と補聴器の使いやすさを考える。という事も大事な事となります。

一方、ご自身にとって補聴器が扱いやすく、聞こえもそれなりにしっかり改善され、以前は聞きにくかった会話が聞きやすくなったり、聞きにくい事による不安や苦痛。それがだいぶ軽減された状態。

このような状態だった場合は、補聴器のあり方で記載した内容に合っているでしょうか。

おそらく概ね、その方の生活を支えられていると判断できると思います。

音が不快に感じる、音がキツいなどなく、ご自身にとって扱いやすい補聴器であれば使いたい時に使用でき、かつ、聞こえが改善される事で、その方の生活は、確実に支えやすくなります。

このような自然と使う人を支えられている姿。それが、この店で考える補聴器のあり方です。

このようにコンセプト、あるいは、補聴器のあり方を考えるというのは、非常に大事な事です。

物事のあり方は、お店(自分自身)が提供するものの指針になるからです。

生活がより良くなるように補聴器を設計する

補聴器を実際に使っている人間として考えたのは、上記の通り、補聴器が日々の生活の中で自然と聞こえにくい人を支えている姿。それを補聴器のあり方として、考えました。

この点は、補聴器を使う人にとって、優しい補聴器。とも言い換えられるかもしれません。

補聴器は、聞こえにくい人の生活をより豊かにする道具の一つです。

それであれば、補聴器を売る。という考えではなく、聞こえにくい人の生活がよりよくなるように補聴器を設計する。というのが、本来のお店としての形ではないか。補聴器を使っている人間としては、そんな風にも思います。

残念ながら補聴器は、まだまだ耳を治せる。耳の問題を全て解決できる。というところまでは、いっていません。

その点に関しては、まだまだ足りていない部分があり、誠に申し訳なく思います。

しかし、補聴器を使う事で、上記のように今まで感じていた不便な部分を解消したり、聞きにくくてなかなか行動しづらかった事がしやすくなる価値があるのも事実です。

その事から、このお店では、聞こえにくい方の生活を支えられるような補聴器を設計し、より生活がしやすくなるよう、お店のサービスを考え、ご対応しています。

これがこのお店が目指す補聴器です。