フォナック補聴器の詳細とコンセプト

こちらでは、フォナックの補聴器に関して、より詳細を知りたい方のために、補聴器の内容に関して、まとめていきます。

フォナックの特徴を一言でまとめると、基本となる部分をしっかり押さえ、使いやすさを重視した補聴器。となります。

フォナックの補聴器に関するコンセプトは、Life is onで【日々の生活を支えられる補聴器】です。

その事から、フォナックは、このコンセプトに合うよう

  • 聞こえの改善と補聴器の使いやすさの両立
  • 補聴器は、極力、扱いやすく
  • 耳をちゃんと守れるように

これらの事に力を入れてきました。

聞こえの改善と補聴器の使いやすさの両立

補聴器で大事な部分は?といわれると、恐らく、聞こえの改善、もしくは、聞こえにくさが改善される事。と思う方が多いかと思います。

しかし、補聴器は、この部分を追求するがあまり

  • 補聴器を使うと、多くの音が入り、煩わしく感じる
  • ガンガン音が聞こえて、使うと辛い

ということを言われ続けてしまいました。

補聴器をお考えのすべての人が聞こえの改善を重視し、ガッツリ音が入る感覚、ガツンと音量感がある感覚が良い。という事であれば良いのですが、中には、改善を重視しすぎて、補聴器を使うことが辛くなってしまう方もいます。

補聴器の難しいところは、聞こえの改善を重視しすぎると、周りの音が大きくなり、煩わしさを感じやすく、音量を抑えると、聞きにくなってしまう事です。

その事から、フォナックは、

  • 音の調節は、音声の聞きやすさと音量のバランスが良くなるように
  • 環境ごとに音を調整し、聞こえの改善と使いやすさのバランスが良くなるように

この2つを行い、聞こえの改善と補聴器の使いやすさのバランスをなるべく取れるように、補聴器の改善設計をしてきました。

音声の聞きやすさと音量のバランス

メーカーによって、聞こえの改善方法は、微妙に異なったりするのですが、フォナックの場合は、コンセプトのLife is onの通り【生活を支えられる補聴器】を中心に考えて、改善設計をしています。

フォナックの場合は、低い音の改善は、そこまで大きくせず、高い音を中心に聞こえを改善する事で、言葉の明瞭性(わかりやすさ)を上げられるようにし、かつ、周りの音などは、なるべく楽になるような調整にしています。

この調整の仕方の良いところは、聞こえの改善をしつつ、使いやすい補聴器にしやすい事ですが、同時に欠点もあり、ズッシリ音がガツンと大きく入ってくる感覚は、しない。というものです。

これは、音が自然に感じやすい。という評価にもなりますし、逆に音がガツンとしっかり聞こえる感覚がなく、音が軽い。という評価になります。

この事から、良くも悪くも、少し音が柔らかく、自然に音を感じる方が少なくありません。

フォナックのコンセプトは、Life is onです。

音がガツンと大きく入るようにすると、聞こえる音の音量感は、あるのですが、同時に周囲の音や身近にある音が異様に強く聞こえ、それが、不快感に繋がったり、補聴器を使うと、辛く感じる要因になる事があります。

そのような状態になってしまうと、Life is onを実現しづらくなってしまいます。

その事から、

  • なるべく言葉の理解度を上げられるようにする事
  • 補聴器の使いやすさも考慮して、音を調節する事

この2つを意識しながら、補聴器での聞こえの改善設計をしています。

音の環境ごとの調整し、よりバランスを整えやすく

もう一つは、聞こえの改善と使いやすさのバランスをより整えやすくするために、音の環境ごとに調整するようにした事です。

ちょっとわかりづらいのですが、補聴器自体が周囲の音を聞き、どのような環境かを分析しながら、音を抑制したり、その場、その場に合わせたサポートをしてくれる機能です。

フォナックの機能の中には、オートセンスOSといい、補聴器が自動で環境を感知し、それに応じて、補聴器の改善状況を変えてくれるものがあります。

これは、静かな環境であれば、邪魔する音が少ないので、しっかりと音を出し、なるべく聞こえを改善できるようにし

騒がしい環境だと、邪魔する音や周囲の音が大きくなってしまいますので、それらの音を抑えつつ、なるべく音声に関しては、邪魔されないように補聴器がサポートしてくれたりします。

なぜ、こんな風にしているかと言いますと、静かなところでの聞こえの改善のまま、騒がしいところで使うと、周囲の音や特定の音が大きく入りすぎてしまい、補聴器を使うのが、辛くなってしまう事があるためです。

環境によって、実は聞こえの改善方法は、少し異なりますので、フォナックは、この部分に関して、自動で良くするようにしています。

まだまだ完全な機能ではないのですが、このような機能を搭載する事により、聞こえの改善と補聴器を使った時の快適性。このバランスを取りやすくしています。

補聴器は、極力、扱いやすく

2つ目は、補聴器は、極力、扱いやすくしている事です。

扱いやすさを重視するために必要なのは、使っていて自然な状態にすることとなります。

そのためには

  • 補聴器の使用感を自然にし、使いやすくする事
  • ハウリングを抑える機能をちゃんとする事
  • 補聴器の音で遊びを作る事

の3つが大事になります。

この点もフォナックのコンセプト、Life is on【生活を支えられる補聴器】を中心に考えて、設計されています。

補聴器の使用感を自然にし、使いやすくする事

フォナックの補聴器の形は、割と小さめに作っていたりします。

形状が小さい。という点は、目立ちにくさを気にされる方への配慮のイメージがあるかもしれませんが、実は、それだけではありません。

補聴器の形状を小さくできると、耳に乗っている感覚を楽にすることができたり、耳にかけている違和感を少なくすることができます。

補聴器は、耳に慣れると長時間使うようになりますので、この部分が楽になると、長時間使っても、疲れにくい補聴器にしやすくなります。

また、補聴器のカラーについては、自然に耳に馴染むカラーを揃えています。

  • 自然に馴染むカラーを揃える事
  • 形状を小さくし、自然に使えるようにする事

この2つを行う事で、なるべく自然に使えるよう、このメーカーは、意識しています。

ハウリングを抑える機能をちゃんとする事

補聴器には、ハウリングという補聴器からピーッ!となる現象があります。

これは、補聴器が出す音が耳から漏れている場合に起こりやすいのですが、問題は、ハウリングの音は、かなり鬱陶しい音である事です。

自分でこのハウリングの音を感じた際も鬱陶しいですし、場合によっては、周りの方にも、このハウリングの音が聞こえてしまいますので、「何の音?」といぶかしがられる事があります。

この音を抑制する機能というのが最近の補聴器には、あるのですが、このメーカーは、この機能に関しては、かなりしっかりと機能するようにしています。

そうする事で、ハウリングが聞こえず、補聴器を使った時の使いやすさを使いやすさを上げるようにしています。

補聴器の音で遊びを作る事

補聴器の音で遊びを作ること。というと、かなりわかりづらい表現ですが、簡単にいうと、余裕を持たせる、使える幅を持たせる。という意味です。

遊びの部分で有名なのは、自動車になります。

自動車のブレーキやアクセルは、ほんの少し押しただけで、発進したり、ブレーキが効く訳ではなく、ある程度、ペダルを押し込むことで、発進したり、ブレーキが効くようになります。

なぜ、このようにしているか。という部分が大事なのですが、ほんの少し押しただけで、ブレーキが効くようになると、急に止まったり、思いの外、ブレーキが効いてしまい、かなり使いづらくなってしまうためです。

アクセルも全く同じで、ほんの少し踏んだだけで、発進するようにすると急発進してしまうので、ある程度ペダルに”遊びの部分”を作り、ゆるりと進むようにしたり、ゆるりと動くようにしています。

補聴器も全く同じで、使える幅を持たせることができると、補聴器は、使いやすくなり、補聴器には、音量を自分で変えられたり、音を切り替えるボタンなどもあります。

そういった機能があると、ちょっと聞きにくいと感じた際に、自分で音量を上げられたり、ちょっと音が大きいと感じた際に、自分で音量を下げられますので、使いやすさを上げることができます。

フォナックの製品も基本的には、この幅を持たせ、ある程度、自由に音を変えられるようにしています。

耳は、ちゃんと守れるように

最後は、ちゃんと耳を守れるようにする事です。

補聴器は、聞こえを改善するけれども、耳は守らないようにしないといけない製品です。

言い方を変えると、一般の人が聞いている音より大きい音を出して、聞こえるようにするけれども、耳は、守らないといけない。という事です。

補聴器には、大きく音が出過ぎないように必ず、音の制限装置が付いています。フォナックは、割と強めに制限をかけています。

そのため、補聴器には、出力の制限という事で、大きい音に関して、どこまで出すか。の制限をかけているのですが、これをフォナックの場合は、だいぶ厳しめに出しています。

厳しめにして、聞こえの改善設計をする事により、耳を守るようにしています。

これをしっかりと行うようにしているのも、このフォナックの大きな特徴です。

フォナック補聴器のまとめ

以上、フォナックに関する事について、より詳細の部分をまとめてみました。

フォナックの補聴器のコンセプトは、Life is on【生活を支えられる補聴器】になります。

実は、フォナックの補聴器は、全て、この部分を中心に補聴器の設計、聞こえの改善設計をしています。

例えば、補聴器の形に関しても、割と小型になりますが、なぜ小型にしているかと言いますと、形状が大きかったり、不格好だったりすると、人の視線が耳の方に向いてしまい、使っている側は、自然に使うことができなくなってしまうからです。

さらに、補聴器での聞こえの改善も、聞こえの改善ばかり重視してしまい、うるさい補聴器、使うと辛い補聴器になってしまったら、とても日々の生活で使える補聴器には、なりません。

その事から、フォナックは、Life is on【生活を支えられる補聴器】のコンセプトを中心に、どのような補聴器だったら、聞こえにくい人の生活を支えられる補聴器になるのか。を常に考えてきました。

これが、フォナック(Phonak)。というメーカーであり、世界で一番、聞こえにくい人に受け入れられている補聴器メーカーです。

そして、このお店でこのメーカーを扱っているのは、このお店が考える補聴器のあり方とフォナックが考える補聴器のあり方が、ほとんど同じだったからです。

その事から、私自身は、この補聴器メーカーを扱い、そして、自分の耳にも、このフォナックの補聴器を使っています。

こちらの内容で、フォナックという会社がどういった会社なのかが少しでも、ご理解いただけたのであれば、幸いです。