【耳かけ】小型でスマホと連動できる補聴器、オーデオM

オーデオM(マーベル)は、フォナック補聴器の中でも、小型のRIC補聴器で、かつ、スマートフォンと連動し、電話の音声が直接、補聴器に入ってきたり、音楽や動画などの音声が、直接、補聴器に伝わるようにできる補聴器です。

それ以外にも、スマートフォンと連動し、アプリを入れる事で、スマートフォンを介して、音量の操作やプログラムを変えることもできるようになっています。

この補聴器は、RIC補聴器ならではの特徴と小さいことによるメリット。そして、スマートフォンと連動することによるメリットがあります。

メーカーWebカタログ:フォナック オーデオM

オーデオMの概要

  • 聴力:軽度〜高度難聴まで
  • 形状:小型
  • 種類:RIC(リック)タイプ
  • 金額:@180,000〜530,000円
  • 保証:2年間。※M90のみ3年間
  • 特徴:耳に使用した時の閉塞感がなく、目立ちにくい補聴器
  • 色合:9種類
  • 電池:PR41電池(312電池)
  • 備考:一つの電池で、約50〜70時間保ちます
補聴器名金額(税込)チャンネル
※1
抑制機能
※2
指向性機能
※3
オーデオM90-312片耳:530,000
両耳:1,060,000
20 ch
オーデオM70-312片耳:380,000
両耳:760,000
16 ch
オーデオM50-312片耳:270,000
両耳:540,000
12 ch
オーデオM30-312片耳:180,000
両耳:360,000
8 ch

※1、チャンネルとは、補聴器を調整する際にどれだけ周波数別に細かく分けられているか。の数値です。多いと、それだけ、細かく調整しやすくなります。
※2、抑制機能とは、聞こえを改善した後に気になりやすい音や抑制しても問題ない音を抑制し、快適性を高めてくれる機能です。
※3、指向性機能とは、騒がしい中でもなるべく音声が邪魔されない様に支援してくれる機能です。

性能表は、こちらの通りです。どの補聴器にも、いくつか性能があり、オーデオM90、M70……と分かれていきます。

これらの違いは、聴力低下した部分だけを中心的に補うか、それにプラスして、抑制機能を使って、他の音に邪魔される感覚をより軽減するか。の違いです。

どの補聴器にも、聞こえを改善する基本的な機能は、あるのですが、日々の日常では、周囲が騒がしかったり、一部の音が不快に感じる音もありますので、そういった部分も抑える機能、快適にしてくれる機能がついていると、金額が上がってきます。

それがグレードごとに分かれています。

こちらのシリーズは、小型のタイプの312、少し形状が大きく、その代わり電池の寿命が長い13タイプなど、いくつかの種類があります。どれも同じ性能、同じ金額になります。

カラーは、こちらの通り、9種類あります。

目立たせる。というよりも肌の色や髪の色を意識し、自然に魅せられるような色が多いです。

全種類の色を用意し、実際の感覚を感じることができるようにしています。
全種類の色を用意し、実際の感覚を感じることができるようにしています。

当店の場合は、実物のカラーを用意し、選びやすくしています。

これは、写真写りと実物の色は変わってしまいますので、なるべく現物の色に近いもので、選べるようにするためです。

オーデオMで操作できる事

こちらの補聴器は、音量を自分で自由に変えられたり、人によっては、音のプログラム。それを予め入れておき、それを自由に変えたりすることができます。

ここのボタンが色々な操作ができるようになっており、代表格なのが、音量の操作です。

音量の操作に関しては、上に5段階、下に5段階とかなり自由に自分で調整できるようになっており、ちょっと音が足りない。という時は、上げるボタンを押すことで、音を大きくできますし、音が少し大きい。という場合も、下げる方のボタンを押すことで、自由に調節できます。

人によっては、予め、プログラム。というものを入れておき、それを使いたい時に使う。という使い方もできます。

※プログラムは、上級者が使うことが多い機能です。無理に使う必要はありません。

このように比較的、自由に設定したり、補聴器を使用する人が自由に使える補聴器にしているのが、このオーデオM-312です。

オーデオMの対象聴力

こちらの補聴器が対象となる聴力は、この範囲内になります。主に軽度の難聴〜高度難聴までが対象です。

125〜500Hzまでの聴力が、60dBより軽い場合は、閉塞感やこもる感覚、そして、自分の声が内側で大きく響く感覚を感じやすくなります。その感覚を楽にしてくれるのが、この補聴器です。
125〜500Hzまでの聴力が、60dBより軽い場合は、閉塞感やこもる感覚、そして、自分の声が内側で大きく響く感覚を感じやすくなります。その感覚を楽にしてくれるのが、この補聴器です。

その中でも、特に相性が良いのは、このように低い音は、聞こえていて、高い音になると聞きにくくなるような聴力の方です。

このような聞こえの方は、補聴器を装用すると、閉塞感や自分の声が大きく感じやすかったりするのですが、その部分をなるべく軽減してくれるのが、オーデオM-312(RIC補聴器)の特徴です。

オーデオM-312の特徴

こちらに関しては、小型のオーデオM-312に関して、まとめていきますと

  • スマホの音声が直接、補聴器に入る(電話、音楽、動画など)
  • 形状が小さく、自然に使える事
  • 補聴器を使った時の閉塞感が少ない事

の3つです。

スマホの音声が直接、補聴器に入るように

こちらについては、スマートフォンと補聴器をBluetoothでペアリングする事で、補聴器にスマートフォンの音が全て、転送されるようになります。

例えば、電話をする際は、そのまま電話の音声は、補聴器に転送され、両方とも補聴器をつけている場合は、両耳に音声が行きます。

そして、そのまま話していただければ補聴器のマイクが音声を伝えるためのマイクになっていますので、相手側に伝わるようになります。

ペアリングしておけば、動画を見る際も音楽を聞く際も、音声は、直接、補聴器に送られるようになります。

形状が小さく自然に使える事

もう一つの特徴は、形状が小さい事です。

耳の後ろに隠れてしまう様な、耳にかかっていても、自然に見えるような形状をしています。

補聴器を使った時の閉塞感が少ない事

耳にかけるタイプ、全体に言えることですが、耳を塞いだ時に起こりやすい、こもった感覚、閉塞感、自分の声が大きくなる感覚、というのが、大きくなりづらく、不快に感じづらいのが、この補聴器の特徴です。

そのため、初めて補聴器を使用する方や、楽に使える補聴器が良い。という方にオススメです。

なお、逆に耳にかける補聴器、全てに共通することですが、耳にかけて使用するため、メガネやマスクの邪魔に少しなりやすく、かつ、電話をする場合は、少し受話器を上にして会話する、など少し工夫する必要があります。

そのことから、あくまでもメガネやマスクをあまり使用しなかったり、実際に使ってみても、そんなに邪魔にならない。という方にオススメできる補聴器です。

仮に、メガネやマスクの邪魔にならないものが良い。また、電話の聞こえやしやすさを優先したい。という場合は、耳あな形補聴器の方が、オススメです。

オーデオM-312は、どんな人におすすめ?

オーデオM-312の特徴から、おすすめな人は、

  • 補聴器を楽に使用したい方
  • 目立ちにくい、自然に見せたい補聴器が良い方
  • スマートフォンと連動した補聴器が良い方

これらの方々にオススメできる補聴器です。

おすすめできるケース

この補聴器の特徴は、形状が小さく、楽に使える事です。

補聴器を装用した際に気になりやすい閉塞感や自分の声が大きく聞こえる感覚。それは、比較的、楽になりますので、使いやすい補聴器と言えます。

ですので、そういった使いやすさを求める方にオススメです。

そして、スマートフォンと連動させ、音楽や自由に音を楽しみたい方にもおすすめです。

ただ、注意点として、電池の寿命が短い。というところがあります。

そのため、少し形状が大きくなっても良い。という方は、オーデオM-13という少し形状が大きいRIC補聴器がありますので、そちらをオススメします。

こちらだと、欠点である電池の寿命を伸ばす事ができます。(50〜70時間→80〜120時間)

補聴器用の電池は、全て同じ金額で販売されていますので、一つの電池で保つものの方が有効活用しやすくなります。

オーデオM-312は、小さい補聴器で、その小ささゆえの特徴があります。その様な補聴器が良い方に、オススメです。

あまりおすすめしないケース

おすすめしないケースは、

  • スマートフォンと連動させる事に有意義を感じないケース
  • 耳にかけるため、少し邪魔になるものがある場合

の2つです。

こちらの製品の特徴は、スマートフォンと連動させる事ができる点と、より音を抑える機能が改善し、騒がしい環境により、邪魔される感覚が少なくなった事です。

ただし、その犠牲として、電池の寿命が短くなってしまっており、そこの部分に関して、あまりメリットに感じないケースは、

以前のタイプを使っていただく方がまだ、使いやすい補聴器を得られるかもしれません。

この点は、実際に補聴器を使ってみて、どう感じるのか。により、変わりますが、電池の寿命が短い。というところの欠点を補えるだけのメリットがあるかどうかにより、この補聴器の評価が変わります。

なお、単純に耳にかける補聴器ですので、それにより、邪魔される感覚が強かったり、邪魔されない補聴器の方が良い場合は、こちらの耳あな形補聴器版もありますので、そちらをオススメします。

まとめ

以上、オーデオMに関する内容でした。

こちらの補聴器は、小さく、使いやすさ(楽さ)を重視した補聴器です。

ですので、そういった方には向くのですが、逆に邪魔になってしまったり、電池寿命が短い。というところが気になる場合は、他の補聴器をオススメします。