【自己紹介】対応している人は、こんな人

深井 順一|パートナーズ補聴器

初めまして、パートナーズ補聴器の深井と申します。

東京都墨田区で補聴器専門店を運営をしており、私自身、生まれつきの感音性難聴になりますので、7歳の頃から補聴器を使っています。

こちらでは、自己紹介ということで、私に関する耳のことから補聴器のことまで載せていきます。ご参考にどうぞ。(* ᴗ ᴗ)⁾⁾

プロフィール(対応している人)

自己紹介

  • 名前:深井 順一(ふかい じゅんいち)
  • 生年月日:1986年7月1日
  • 出身:千葉県市川市

1986年7月1日生まれ(39歳)。静岡県静岡市で生まれ、そこから6歳くらいまで静岡県浜松市に居住。7歳の頃に千葉県市川市へ引っ越しになり、そこから、ずっと千葉県で育ちました。

今現在は東京都墨田区でお店をやっているということもあり、墨田区内に住んでいます。

学生時代

中学校の頃は、バレーボール部に所属。子供の頃は、父や伯父の影響でよく釣りに行っていました。

バレーボール部は、小学校からの友人が何名かおり、それで入部しました。が、蓋を開けてみれば、かなり厳しい部活だったため、そこでだいぶ鍛えられました。

部活で困ったのは、補聴器が汗で壊れやすかったことですね。昔の補聴器は汗や湿気で壊れやすく、かつ壊れると10日〜14日間(修理中)ずっと聞きにくくなりますので、当時はよくそれで困りました。

釣りに関しては、伯父や父の影響、さらに子供の頃、ちょうどバス釣りが流行ったこともあり、その影響でやっていました。

海釣り、バス釣り(船ではなく、陸)を主にしていたのですが、懐かしい記憶ですね。個人的には、渓流釣りやフライフィッシングなどもしてみたいなぁと考え中です。特に東京に住んでいると自然が少なすぎるので、そういった自然の中で過ごすというのに憧れがあります。

性格

好奇心旺盛で色々なことを知ったり、経験するのが好きです。体育系育ちですが、実際にはのんびりしたり、本を読んでいる方が好きな性格です。

難聴の方の中でも様々な成果を出されている方、良く生活されている方がいらっしゃいますので、そのような方々のお話を聞いたりするのは好きですね。

私自身、こういった仕事をしているので、補聴器のことが好きと勘違いされるのですが、私が補聴器を使っている理由は、自分の生活を良くするためです。

子供の頃、聞こえにくさにずっと困ってきたので、自分の聞こえを良くすること、どのようにしたら難聴の体でもより良く暮らせるようになるのかをよく考えています。

趣味

  • 趣味:読書、サウナ

個人的に難聴者である自分の人生をより良くするには?に興味があるのですが、その過程で22〜23歳から始めたのが読書になります。いつの間にか、趣味(本を読むのが習慣)になり、だいたい年60〜70冊くらい読んでいます。(月5〜6冊ほど)

本の良いところは、様々な物の見方、新しい視点(観点)を教えてくれることです。「そんな考え方があるのか」「その発想はなかった」というのが私にとって非常に学びになります。

最近の趣味はもっぱらサウナで、だいたい週2回くらいは行っています。どうしても疲れやすくなっているなと感じることが多く、定期的に休むことの大切さを感じています。

影響を受けた考え

  • Win-Win(お互いにとって良い関係のこと)

本を読むようになり、いくつか影響を受けた考えがあるのですが、その中でも7つの習慣 人格主義の回復 (著作・スティーブン・Rコヴィー)という本にあるWin-Winという考え方に非常に影響を受けました。

人と人との関係は、Win-Win(お互いにとって良い関係)しか続かないというものですが、そこから、自分自身がWin-を与えられる人間になること、人との関係は、極力Win-Winを心掛けること、これらを意識するようになりました。

仕事に関しては、貢献(強み)に焦点を当てること。自分自身でも補聴器を使っていることやフォナック補聴器を扱い続けたことなど、自分の機能を整理し、自分が他者に貢献できること、与えられることを軸に考えています。

それなりに生きてくると人もお店も会社も基本は人と人との関係であり、Win-Win(合う、合わない)が大事なんだなと感じますね。

私の耳のこと、補聴器のこと

耳の状況(聴力、病気)

難聴のみ、あるように思われることが多いのですが、私の場合、スティックラー症候群と呼ばれる何とも聞いたことがない病気になります。5〜6歳ぐらいの時に病院で診断されました。

  • 病名:スティックラー症候群(遺伝系の疾患らしい)
  • 発症:10,000人に一人(希少疾患)
  • 難聴:感音性難聴(生まれつき)
  • 発見:幼少期(5歳ぐらい)
  • 聴力:両耳とも中等度難聴
  • 装用:補聴器は、7歳の頃に使用
  • 備考:耳以外に視力低下、骨格の形成不全あり

家族構成は、父、母、私(長男)、妹(長女)。難聴および、障がいや持病があるのは私のみになります。難聴の場合、遺伝のケースもあるのですが、家族の中には、誰一人おらず、突然変異的に私のみがその状態ですね。

症状としては、聴力低下(感音性難聴)のほか、視力低下、さらに骨格の形成不全が起こり、きちんと体の中の骨が形成されなくなる病気になります。ですので、身長は、148cmしかありません。

ただ幸いにも難聴以外は気にしたことがなく、私自身もこの病気の人というより、難聴者という感覚です。

聴力は以下の通りです。低い音より、高い音の方が聞きにくくなっており、一般的な中等度の難聴(感音性難聴)になります。

私の聴力です。典型的な中等度難聴になります。
聴力については、こちら。子供の頃からあまり変化はなく、両方ともこんな感じです。

難聴の発見は幼稚園年中(5歳)くらいで、呼びかけても反応が薄いことが多々あり、「何かあるのかな?」と両親が疑って病院に行ったところ、難聴が発覚しました。

補聴器に関しては、7歳の頃に子供専門の病院で耳かけ形補聴器をつけ、そこからずっと補聴器をつけて生活をしています。ですので、使用歴は、2025年現在、32年になります。

ちなみに明瞭度は、以下のようになります。(わかる方だけご覧ください)

ヘッドホンを使った語音明瞭度測定の結果は、こちらの通りです。(わかる人だけご覧ください)

明瞭度は幸いにもだいぶ良い状態になります。

補聴器使用歴

子供の頃から補聴器を使っていますので、耳あな形補聴器から耳かけ形補聴器、さらにはメーカーもいくつか変えて使っています。

  • 小学校2年生(7歳頃):ワイデックスの耳あな形補聴器(アナログ補聴器)
  • 中学2年生(14歳):オーティコンの耳かけ形補聴器(プログラマブル補聴器)
  • 専門学生(19歳頃):ワイデックスの耳かけ形補聴器(デジタル補聴器)
  • 社会人(20歳〜):フォナックの耳かけ形補聴器(デジタル補聴器)

初めは、耳あな形補聴器を使いました。これは両親が補聴器を使っていると周囲に変な目で見られるのではないかと心配した事からでした。

しかし、私としては、耳あな形補聴器は、音が出る部分が耳垢や汚れで詰まりやすく(詰まると聞こえなくなる)、非常に使いづらい物でした。

初めに使っていたのは、こんな形のもの。耳の中に入るため、目立ちにくい(当時)という特徴がありました。

また、自分としては、聞こえやすくなることが一番大事!と考えており、そのため、途中からは、全て耳かけ形補聴器を使うようになりました。

聞こえの改善は、できればできるだけ生活をよくすることに繋がるからです。

耳かけ形補聴器は、こんな形のもの。字の如く、耳にかけて使う補聴器になります。

耳かけ形補聴器は、耳に掛かるため、一部の人は、メガネやマスクを使う際に邪魔になったりするのですが、私はコンタクトレンズ(視力は、両目とも0.3〜4くらい)をつけており、マスクはほとんど使いません。

また、補聴器が目立つと嫌とか、人に見られるのが嫌というのもありませんので、耳かけ形補聴器で自分の聞こえを改善できるものを選んで使っています。

20歳の頃からフォナック補聴器を使っていますので、今現在、フォナック補聴器を自分の耳に使い続け19年。販売員としては、フォナック補聴器を扱い続けて、17年になりました。

補聴器による聞こえの改善

補聴器をつけた状態で、どのぐらい聞こえが改善されているのかをみる測定があるのですが、その内容は、以下のようになります。(わかる人のみご覧ください)

音場閾値測定の結果は、こちら。こちらは補聴器版聴力検査のようなものです。

で、音声の改善度は、以下のようになります。私の場合は、語音明瞭度(言葉を理解する力)が幸いにも良いので、それが活きるようにしています。

補聴器をつけた状態の言葉の聞こえの測定結果は、こちらの通りです。わかる人だけご覧ください。

私の場合、自分の聞こえは最善の状態にしたい。と考えていますので、なるべく良くできるよう補聴器を調整し、自分の聞こえを改善しています。

仕事のこと、お店のこと

補聴器販売員としての自己紹介

仕事の経歴は、2007年に理研産業株式会社(フォナック補聴器を販売する会社)という会社に、20歳の頃、入りました。そこからほぼ補聴器の仕事をしています。(2年ぐらい抜けていた時期あり)

  • 従事:20歳より補聴器販売に従事(従事歴17年)
  • 使用:7歳より補聴器を使用(使用歴32年)
  • 独立:2016年2月にお店設立(継続歴9年)
  • 取扱:フォナック補聴器、取扱歴17年
  • 使用:フォナック補聴器、使用歴19年
  • 資格:医療機器の販売および貸与営業所管理者
  • 備考:認定補聴器技能者については、只今、勉強中(取得中)

この会社は、フォナック補聴器を専門に扱う補聴器販売会社で、その関係もあり、私自身もフォナックの補聴器を扱い続け、自分の耳にもフォナックの補聴器を使っています。

補聴器に関する考えは、聞こえの改善重視。私自身、生まれつきの難聴者で子供の頃から聞こえにくさにずっと困ってきたこともあり、聞こえを改善すること。ここを中心に考えています。

なお、補聴器の会社は7年間勤め、その後、退職。ご縁をいただき、2016年にお店を設立することになって、今現在に至ります。

なぜ、補聴器の仕事をしているの?

難聴の人が補聴器の仕事をしているとなると、なぜ補聴器の仕事をしているのか。気になる方もいるかもしれません。補聴器の仕事をしている人は、ほとんどいないからです。

一言で言うと「成り行き」になります。補聴器の仕事を選んだきっかけは、自分で自分の聞こえを改善するためで、私の場合、子供の頃、補聴器について3回失敗し、その事から聞こえにくさに困り続けてきた人生だったからです。

補聴器をつけた時の7歳の頃に一回、中学二年生の14歳の頃に1回、そして、19歳の頃に一回で計3回。と言いますか、子供の頃の補聴器相談は悲しいことに全て失敗に終わっています。

特に3回目の失敗は大きく、以前に2回とも失敗していた事から、当時、絶望感しかありませんでした。「またうまくいかなかったのか」「どうすれば良くなるんだろう?」とどのようにすれば良いのか全くわからなかったからです。

そして何よりも、きちんと聞こえを改善しないとこのまま聞こえにくい事に悩み続ける人生になる。そう感じました。

「ずっと聞こえにくいことに困り続ける人生でいいのか?」「聞こえにくいことで自分がしたいと思ったことも諦め続けることになるのか?」「一般の人が当たり前にできることが自分にはできない劣等感を抱えながらずっと生きていくのか?」

私はそんな人生は嫌でした。

そこから、どこまでできるかわからないけど、できる限りの改善をして、自分の人生に向き合おう。そう考えました。

どうしたらより良くできるのだろうか。このような悩みが生まれたのが、19歳の頃で、当時、就職活動中でした(私は大学ではなく専門学校卒)。その時に「そうか補聴器の会社に入って、自分で自分の聞こえを改善すればいいのか」と思いつきました。

その後、補聴器の会社に面接にしに行き、無事採用され、そこで耳や補聴器について学び、ようやく自分の聞こえを改善することができました。

自分で自分の聞こえを改善した後は、聞こえにくさに悩むこと、困ることが大きく減りました。耳が治ったわけではないので、聞きにくい時はあるのですが、それでも自分の聞こえを最善の状態にできているという事から、自分に自信が持てるようになりました。

このような経験から私は、聞こえの改善度が難聴者の自信及び、生活の質を上げる事に繋がる。と感じました。そこから、補聴器を販売するお店ではなく、聞こえの改善を提供する補聴器専門店を目指すようになりました。

個人的には、難聴の人らしくていいかなと思っています。このお店を通じて、聞こえにくさにお困りの方や過去の私と同じようにお困りの方に貢献できたのであれば、本当に何よりです。

お店をご利用いただいた方の声

こちらは、このお店を実際にご利用いただいたお客様の声になります。ご参考にどうぞ。

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