【自己紹介】対応している人は、こんな人

深井 順一|パートナーズ補聴器

初めまして、パートナーズ補聴器の深井と申します。

東京都墨田区で補聴器専門店を運営をしており、私自身、生まれつきの感音性難聴になりますので、7歳の頃から補聴器を使っています。

補聴器を使っている難聴の人が補聴器の仕事をしているケースは珍しいと思いますので、こちらでは、そんな私自身について簡単にまとめていきます。

プロフィール(対応している人)

自己紹介

  • 名前:深井 順一(ふかい じゅんいち)
  • 生年月日:1986年7月1日
  • 出身:千葉県市川市

1986年7月1日生まれ(38歳)。静岡県静岡市で生まれ、そこから6歳くらいまで静岡県浜松市にいました。7歳の頃に千葉県市川市へ引っ越しになり、そこから、ずっと千葉県で育ちました。

今現在は東京都墨田区でお店をやっているということもあり、墨田区内に住んでいます。

家族構成

今だに独身。障害を抱えて生まれてきたことから自立することが大事だ!と思い、22〜23歳から一人暮らしを始め、気がつけば、掃除、洗濯、料理と家事は少しずつできるように。

一人暮らし歴が長くなり、快適に過ごすコツは?と聞かれたら、「ものを少なくすること」です。ものが少ないと散らかりづらくなり、掃除は楽になり、家賃も安いとだいぶ楽になります。

また、個人的には、これ以上耳が悪くなり、聞こえにくさに困るようになるのが嫌なので、健康について学んだり、生活をシンプルにすること。そこにハマっています。

耳に関しては、ストレスからくるものもありますので、生活をシンプルにして、ストレスを減らすこと。そのようにできると、自分が大事に思っていること、楽しいと感じることに時間を使えるようにもなりますので、自分としては合っていますし、楽で良いですね。

性格

  • 好奇心旺盛で色々なことを知ったり経験するのが好き

好奇心旺盛で色々なことを知ったり、経験するのが好きです。中学生の頃はバレーボール部で運動系の部活をしていましたが、実際にはのんびりしたり、本を読んでいる方が好きな性格です。

ですので、様々な本を読んだり、いろいろな経験をされている方の話を聞いたり、経営者、独特な仕事、特殊な仕事をされている方の話を聞くのが好きです。

実は、難聴の方の中でも様々な成果を出されている方、良く生活されている方もおり、そのような方々から学べることは多く、自分の糧にもなっています。(皆様、本当にありがとうございます)

趣味

  • 趣味:読書、サウナ

自立が大事だ!と思い、22〜23歳から始めたのが読書になるのですが、いつの間にか、趣味になっていました。だいたい年間70〜80冊くらい読んでいます。(月6〜8冊くらい)

本の良いところは、やはり様々な物の見方、新しい視点(観点)を教えてくれることです。「そんな考え方があるのか」「その発想はなかった」というのが私にとって非常に学びになります。

今まで読んだ本で、自分の考え方、価値観が大きく変わったものをあげよ、と言われたら

  • 嫌われる勇気 アドラー心理学 岸見一郎
  • 人生を後悔することになる人、ならない人 加藤諦三
  • 7つの習慣 スティーブン・コヴィー
  • DIE WITH ZERO ビル・パーキンス

が今のところTOPですかね。この4つは、大きく自分の中の価値観、考え方を変えてくれました。こういったパラダイムシフト(ものの考え方、捉え方、価値観が大きく変わること)が好きです。

最近の趣味はもっぱらサウナ。だいたい週2回くらいは行っています。なるべく定期的に休むようにして、リラックスできる時間を大切にしています。

私の耳のこと、補聴器のこと

耳の状況(聴力、病気)

難聴のみ、あるように思われることが多いのですが、私の場合、スティックラー症候群と呼ばれる何とも聞いたことがない病気になります。5〜6歳ぐらいの時に病院でそう診断されました。

  • 病名:スティックラー症候群(遺伝系の疾患らしい)
  • 発症:10,000人に一人(希少疾患)
  • 難聴:感音性難聴(生まれつき)
  • 発見:幼少期(5歳ぐらい)
  • 聴力:両耳とも中等度難聴
  • 装用:補聴器は、7歳の頃に使用
  • 備考:耳以外に視力低下、骨格の形成不全あり

家族構成は、父、母、私(長男)、妹(長女)。難聴および、障がいや持病があるのは私のみになります。難聴の場合、遺伝のケースもあるのですが、家族の中には、誰一人おらず、突然変異的に私のみがその状態ですね。

ちなみに、この病気は10,000人に一人の確率で発症すると言われており、だいぶ珍しい病気の一つです。

症状としては、聴力低下(感音性難聴)のほか、視力低下、さらに骨格の形成不全が起こり、きちんと体の中の骨が形成されなくなる病気になります。

ただ幸いにも難聴以外は気にしたことがなく、私自身もこの病気の人というより、難聴者という感覚です。

聴力は以下の通りです。低い音より、高い音の方が聞きにくくなっており、一般的な中等度の難聴(感音性難聴)になります。

私の聴力です。典型的な中等度難聴になります。
聴力については、こちら。子供の頃からあまり変化はなく、両方ともこんな感じです。

難聴の発見は幼稚園年中(5歳)くらいで、呼びかけても反応が薄いことが多々あり、「何かあるのかな?」と両親が疑って病院に行ったところ、難聴が発覚しました。

補聴器に関しては、7歳の頃に子供専門の病院で耳かけ形補聴器をつけ、そこからずっと補聴器をつけて生活をしています。ですので、使用歴は、2024年現在、31年になります。

ちなみに明瞭度は、以下のようになります。(わかる方だけご覧ください)

ヘッドホンを使った語音明瞭度測定の結果は、こちらの通りです。(わかる人だけご覧ください)

明瞭度は幸いにもだいぶ良い状態になります。

補聴器使用歴

子供の頃から補聴器を使っていますので、耳あな形補聴器から耳かけ形補聴器、さらにはメーカーもいくつか変えて使っています。

  • 小学校2年生(7歳頃):ワイデックスの耳あな形補聴器(アナログ補聴器)
  • 中学2年生(14歳):オーティコンの耳かけ形補聴器(プログラマブル補聴器)
  • 専門学生(19歳頃):ワイデックスの耳かけ形補聴器(デジタル補聴器)
  • 社会人(20歳〜):フォナックの耳かけ形補聴器(デジタル補聴器)

初めは、耳あな形補聴器を使い、これは両親が補聴器を使っていると周囲に変な目で見られるのではないかと心配した事からでした。しかし、私としては、耳あな形補聴器は、音が出る部分が耳垢や汚れで詰まりやすく(詰まると聞こえなくなる)、非常に使いづらい物でした。

初めに使っていたのは、こんな形のもの。耳の中に入るため、目立ちにくい(当時)という特徴がありました。

また、自分としては、聞こえやすくなることが一番大事!と考えており、そのため、途中からは、全て耳かけ形補聴器を使うようになりました。聞こえの改善は、できればできるだけ生活をよくすることに繋がるからです。

耳かけ形補聴器は、こんな形のもの。字の如く、耳にかけて使う補聴器になります。

耳かけ形補聴器は、耳に掛かるため、一部の人は、メガネやマスクを使う際に邪魔になったりするのですが、私は、コンタクトレンズ(視力は、両目とも0.3〜4くらい)をつけており、マスクはほとんど使いません。

また、補聴器が目立つと嫌とか、人に見られるのが嫌というのもありませんので、耳かけ形補聴器できちんと自分の聞こえを改善できるものを選んで使っています。

20歳の頃からフォナック補聴器を使っていますので、今現在、フォナック補聴器を自分の耳に使い続け17年。販売員としては、フォナック補聴器を扱い続けて、15年になりました。

補聴器による聞こえの改善

補聴器をつけた状態で、どのぐらい聞こえが改善されているのかをみる測定があるのですが、その内容は、以下のようになります。(わかる人にしかわからない内容で、すみません)

音場閾値測定の結果は、こちら。こちらは補聴器版聴力検査のようなものです。

で、音声の改善度は、以下のようになります。私の場合は、語音明瞭度(言葉を理解する力)が非常に良いので、それが活きるようにしています。

補聴器をつけた状態の言葉の聞こえの測定結果は、こちらの通りです。わかる人だけご覧ください。

耳の状況は人によって異なりますので、その人の強み、良いところが活きるように改善していくと良くしやすくなります。

私の場合、自分の聞こえは最善の状態にしたい。と考えていますので、なるべくより良くできるよう補聴器の調整をし、自分の聞こえを改善しています。

仕事のこと、お店のこと

補聴器販売員としての自己紹介

仕事の経歴は、2007年に理研産業株式会社(フォナック補聴器を販売する会社)という会社に、20歳の頃、入りました。そこからずっと補聴器の仕事をしています。

  • 従事:20歳より補聴器販売に従事(従事歴15年)
  • 使用:7歳より補聴器を使用(使用歴31年)
  • 独立:2016年2月にお店設立(継続歴8年)
  • 取扱:フォナック補聴器、取扱歴15年
  • 使用:フォナック補聴器、使用歴17年
  • 資格:医療機器の販売および貸与営業所管理者
  • 備考:認定補聴器技能者については、只今、勉強中(取得中)

この会社は、フォナック補聴器を専門に扱う補聴器販売会社で、その関係もあり、私自身もフォナックの補聴器を扱い続け、自分の耳にもフォナックの補聴器を使っています。製品を理解する一番の方法は、自分で使うこと。つまり自分の耳で実際に使ってみることだからですね。

この会社では、お店での対応の他、ろう学校や通級指導教室(難聴の子が通う教育機関)を担当したり、病院の補聴器外来の業者として出入りしていたこともあります。

個人的に好奇心旺盛な部分があり、一般的な感音性難聴の方(生まれつきの難聴の方)から、老人性難聴(年齢による聴力低下の方)、さらに突発性難聴、メニエール病の方など、色々な症状の方を対応させてもらいました。

今思うと、本当に多彩なことを経験させてもらったなと感謝しています。

その会社は7年間勤め、その後、退職。2年の空白期間を経て、2016年にお店を設立し、現在に至ります。

なんでこの仕事をしているの?

ここに関しては、とても複雑なのですが、一言でいうと成り行きになります。

私の場合、実は補聴器のことで、子供の頃、3回ほど失敗しており(総額80万以上の損失あり)、20歳ぐらいまでは、だいぶ聞きにくさに悩んだ人生でした。

いくつかのお店で相談してみたのですが、どうにも良くならず、しょうがないので自分で学ぶことを決意し、補聴器の世界に入った。というのが私の実情です。これが20歳の頃ですね。

で、上記に記載した会社にご縁があって採用され、そこで難聴や補聴器のことを学び、自分で自分の聞こえを改善しました。

その際も自分の聞こえを改善する際に試行錯誤がものすごくあったのですが、その甲斐もあって、だいぶ良くなりました。当時、お世話になった方々には、本当に感謝しかありません。

で、だいぶ良くなったことから、あまり会社にいる理由がなくなったので、辞めることにしました。(薄情!)

その後、当時(2013年ぐらい)、インターネットの発達により、ブログやWebサイトが立つようになり、「同じように聞こえにくさに悩んでいる人に情報を届けられると良いのでは?」とふと思い、耳や補聴器に関するブログを書くことにしました。

すると、アクセスが集まるようになり、そこから「補聴器のことで悩んでいるのですが、どうしたらいいですか?」という相談が立て続けに来るように。その際は、「こんな風に相談すると良いですよ」と伝えていたのですが、残念ながら相談された方は、良くなりませんでした。

というのもメールの内容だけだとそもそも耳の状況はわからないですし、補聴器の状況もわかりません。ですので、良くすることがそもそも物理的に無理でした。

さらにアクセスは増え続け「このままそういった人が多くなるのは、まずい」と感じた事から、お店を建てることに。両親からお金を借り、さらに国民政策金融公庫(事業の際にお金を借りれる金融機関)からも金を借り、それでお店を建てた。という状態になります。

そこで、お悩みの方、お困りの方を中心に対応するようになったのが、このお店の始まりです。

ですので、この仕事をし始めたのは、成り行きになります。

私の場合は、明確なキャリアプランなどなく、その時、その時、自分ができることに必死に取り組んできた結果、このような結果になりました。

自分自身が聞こえにくさに困り、自分で学んで聞こえを改善したこと。さらにそれを伝えるようにしたら、(なぜか)お客さんが来るようになったこと。これらは全て成り行きです。

個人的には、自分自身が今まで経験してきたこと、自分の聞こえを自分で改善する際につまづいたこと、改善の際に役立ったこと。それがお客様の役に立っているのであれば、それでいいと思っています。仕事の本質は、人の役に立つことだからです。

私の場合「こういう仕事がしたい」という欲求が特になく、自分の能力が人の役に立っているのであればなんでも良いと考えています(できればお金は欲しい)。ですので、そういった意味では、まぁまぁ正解に近い仕事なのかもしれません。

私が目指しているもの

  • 自分の人生をより良いものにしていきたい

意外に思われるかもしれませんが、私自身の目的は、ただ一つ、自分の人生をより良いものにしていきたい。ただそれだけになります。

補聴器を使い、自分の聞こえを最善の状態にするのもその一つですし、上記に記載した本を読むこともその一つ、さらに健康に気を遣い、なるべく耳や体を労るのもその一つです。

今現在、補聴器における聞こえの改善は耳の状況が9割です。耳の状況を良い状態に保つことが補聴器による聞こえの改善を良くすること、更に良い状態を維持することにも繋がります。

そして、難聴の体だけれども色々と自分自身で経験してみたいし、この世の中を楽しみたい。どうしても難聴だとできないこと、聞こえにくいことによる不便さが出てしまうので、そういったものを減らし、自分がしたいことをしていきたいですね。

そのために補聴器が担う役割は何か。それは、どれだけ聞こえの改善ができるようになるか、だと思っています。なぜなら聞こえの改善は、難聴の方の生活を良くするための土台になり、聞こえにくいことによる不便さ、辛さを減らすことに繋がるからです。

ですので、このお店では、補聴器を販売するお店ではなく聞こえの改善を提供するお店を目指しているのですが、その過程で、私と同じように難聴だけど”自分の人生をより良いものにしていきたい”とお考えの方に貢献できたのであれば、私自身としては、嬉しいですね。

お店をご利用いただいた方の声

こちらは、このお店を実際にご利用いただいたお客様の声になります。ご参考にどうぞ。

※見づらい場合は、画面をクリック(タップ)すると画面を大きくできます。

補聴器のご相談、承っています。

初めて補聴器のご相談になる方でも、別の場所で相談してみたけどうまくいかなかったという方でも、ご相談は大歓迎です。

もし、聞こえにくさにお困りの方や聞こえを改善し、自分の人生をより良くしていきたいという方がいましたら、まずは、以下のお問合せページより、お問い合わせください。

ご相談は、私、深井が承っており、ご相談の流れは、以下の通りになります。

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