補聴器購入後に知っておくと良い4つの事
補聴器を購入した後、意識すると良い事は「どのようにしたら、自分自身の生活が困らないようにできるか」という部分です。
補聴器がある生活に慣れてくると、補聴器は必需品になります。すると、少し音が弱くなったり、あるいは、聞きにくくなるだけで、困ってしまったり、不安を感じるようになってしまいます。
その事から、基本的には、「どのようにしたら、生活が困らないようになるか」「困らない環境をどう作るか」というところが大事になります。
そのために知っておくと良いことは、
- 自分の補聴器のセルフ修理
- 補聴器の定期点検
- 2年に一度のフル確認
- 保証切れ前、修理預かり
の4つです。
自分の補聴器のセルフ修理
補聴器には、自分自身で交換できる部品があります。
多いのは、耳の中に入れる部分で、白いフィルターのようなものがついており、この部分は、汚れがたまると聞きにくくなってしまう要因になりますので、できれば交換できるようになっておけると良いです。
このお店の場合は、交換方法も伝えているのですが、もしご存知ない方は、通っているところで聞いて、そして、交換できるようになっておくことをお勧めします。
すると、仮に急に聞きにくくなった際に自分で交換して、復旧する事ができるので、困りにくくなります。
上記にも記載しましたが、急に聞きにくくなるととても困ることになりますので、なるべく困らないようにしておけると良いです。
補聴器の定期点検
人により、変わってしまうのですが、なるべく半年に1度、忙しい方は、1年に一度でも良いので、補聴器の状態を補聴器屋さんで見てもらうことをお勧めします。
補聴器の動作のチェック、あるいは、汚れによって、聞きにくくなる部分がありますので、そういったところのメンテナンスをしてくれます。
すると、聞きにくさに困る頻度を下げることにつながります。この点は、定期的に見てもらえると良いですね。
なお、補聴器屋さんで相談する際は「定期点検をお願いしたい」という風にいえば伝わります。
2年に一度のフル確認メンテナンス
2年に一度のフル確認メンテナンスとは、補聴器の状態だけではなく、耳の状況も確認して、補聴器が今現在の耳の状況に対し、ちゃんと合っているのか、仮にちょっと変化していたら、その耳の状況に合わせ直すことです。
意外にも、そのまま補聴器を使っていて、音の変化に気がつかない事がありますので、個人的な体感としては、2年に一度は、フル確認メンテナンスを行えると良いです。
耳の状況から、補聴器の状況。それらを確認し、耳に合わせていきましょう。補聴器は、使う事が大事。というよりも、今現在の耳の状況に合わせていく事が大事です。
保証切れ前、修理預かり
大半の補聴器は、2年間の保証期間があるのですが、できればその保証が切れる前に、修理に出し、仮に悪い部分があった場合、交換してもらった方が良いです。
保証期間内であれば、無償で修理してもらえるので、もし、お使いの方は、ここを意識しておきましょう。
なお、依頼する場合は、「保証が切れる前に一度、補聴器を修理に出した方が良いと聞いた」と伝えて、修理に出したい。とお伝えすれば、伝わります。
まとめ
補聴器を購入した後ですが、大事なのは、いかに困らないようにできるか。になります。
補聴器の音が聞こえにくくなるだけで、だいぶ困ったり、不安な気持ちが強くなってしまいますので、できればそういったことは、少なくしていくようにしましょう。
そうした方が生活は、格段にしやすくなります。
ということで、もし補聴器を購入した方、あるいは、今現在、お持ちの方は、この4つのところを意識していただくことをお勧めします。
本日も最後まで、ご覧いただきまして、ありがとうございました。