補聴器のFAQ

左右で異なる補聴器を使うのは、あり?なし?

深井 順一|パートナーズ補聴器

自分自身が難聴者で補聴器を使っている当事者であること。ここを活かしながらnote(ブログ)(https://note.com/junichi_fukai)を書いています。興味がある方は、どうぞ。

補聴器で生活をより良くしていくための内容は、【FAQ】補聴器で生活をより良くするために、へどうぞ。また、個々の症状(症例)ごとの改善を知りたい方は、お客様の聞こえの改善事例へどうぞ。

こんにちは、パートナーズ補聴器の深井です。ご覧いただき、ありがとうございます。

さて、今回は、左右で異なる補聴器を使うのは、あり?なし?という内容について、記載していきます。

状況によっては、左右異なる補聴器を使うケースというのは、出てきますので、実は、これだけだと、なんとも言えない。という状況ですね。

ですので、以下に状況別の内容を記載していきます。

左右で異なる補聴器を使うパターン

左右で異なる補聴器を使って大丈夫?、あるいは、そういった補聴器の使い方でいいかな?と迷うのは、

  • 初め、片耳分買い、その後、もう片耳分買うケース
  • 左右で大きく聴力が異なるケース

の2つが良くあるパターンになります。

初め、片耳分買い、その後、もう片耳分買うケース

よくあるのは、このパターンですね。初めに片方のみ買って、その後、もう片方分、買うというパターンです。

ここでの想定は、基本的に左右の聴力(あるいは、耳の状態)がほとんど同じだと仮定をしてお話を進めていきます。仮に聴力が違う場合は、また違った考え方をするからです。

で、話を元に戻しまして、初めに片耳分買って、しばらく片方のみで使っていたけれども、やはりもっと聞こえの改善をしたい。ということで、もう片方側を買う時期が、2年、3年ぐらいズレたとします。すると、だいたい、今現在、使っている機種より、新しい機種が出ていることが多いです。

その場合、今と同じ機種を買った方が良いのか。それとも少しでも性能を上げるため、現行の新しい機種を買った方が良いのか。その点に迷いますよね。

これは、今と同じ機種を買った方がいいです。理由は単純で、左右で別の補聴器を使うと、左右で聞こえ方が変化し、バランスが悪くなるからです。

両方の耳に補聴器をつける理由は、そのままの意味で、聞こえにくいままのもう片方の聞こえを改善する。という点がありますが、それ以外に両耳効果というものがあります。

これは、両方の耳から音を聞くことにより、より聞きやすくなるという効果ですね。実際には、騒がしい中でのお話だとか、そういったものの効果が片耳よりも上がりやすくなります。

ただ、この効果に関しては、両方の耳に補聴器を装用することが条件なのではなく、両方とも同じような聞こえにすることが大事になりますので、こういった効果を狙うなら、なるべく補聴器は、同じものを使った方が良いです。

補聴器には操作できる部分と操作できない部分がありますので、(ちょっと難しくなりますので、ここの説明は省きますが)、なるべく良い状態にしたい場合は、片側で使っている同じ機種のものをお勧めします。

左右で聴力が異なる場合

左右で違う補聴器を使うケースの中であるパターン2つ目は、こちら。左右で聴力がそもそも違う場合です。

あまりにも聴力が変化している場合は、実は、低下した耳に補聴器をつけるより、クロス補聴器というもので改善した方が良いケースや、そもそもその耳には、補聴器をつけない方が(つけたとしてもほとんど効果が見込めない)いいケースがありますので、慎重にここは、考えていく必要があるのですが、そういったケースは、あります。

この場合は、よく補聴器屋さん、あるいは、ご対応してくださる方と相談した方が良いケースですので、正直、状況によるとしか言えない状況です。

ただ、このようなケースでは、左右異なる補聴器を使うことはあります。ただ、最近は、それでもRIC補聴器(リックほちょうき)のような、同じ補聴器内で音の出力を変更できる補聴器も出てきていますので、左右で違う補聴器を使うケースは、少なくなりつつあります。

まとめ

以上、左右で異なる補聴器を使うのは、あり?なし?について、記載してみました。

どのような経緯で、左右で異なる補聴器を使っても良いのか。と考えているかによりますが、悩むケースについて、まとめてみました。

基本的には、左右とも同じ補聴器をつけた方が良い状態になりますので、その点を基本的に考えられると良いです。

一部、慎重に考えなければならない点はあるのですが、だいたい、こんな感じですかね。何かお役に立てたのであれば幸いです。

ABOUT ME
深井 順一|パートナーズ補聴器
深井 順一|パートナーズ補聴器
使っている人が対応している補聴器専門店・代表
1986年、7月1日生まれ。生まれつきの難聴者で小学2年生の頃から補聴器を使っています。自分自身が難聴者であり、補聴器を使っている当事者であること。ここを活かしながら、お困りの方にとって良い相談相手になれるよう心がけています。お店の詳細は、こちらへどうぞ。
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