補聴器のFAQ

補聴器は壊れたらおしまい?補聴器の寿命は?

深井 順一|パートナーズ補聴器

補聴器による聞こえの改善は、聞こえの改善と補聴器のFAQ、にまとめています。また、個々の症状(症例)ごとの改善は、お客様の聞こえの改善事例にまとめています。

補聴器を初めて購入する方の中には、なかなか補聴器のイメージも湧きにくいと思いますし、補聴器について、わからないこともあると思います。

その一つは、補聴器は壊れたらおしまいなの?という質問があります。主に補聴器の寿命について気になる方からの質問ですね。

これに関して結論から言うと、補聴器は修理をして使い続けられる製品ですので、高い補聴器が仮に壊れたとしても、修理をして直すことができます。壊れたら、次の補聴器を買わなければならないということはありません。

ただ、補聴器は、買った補聴器が未来永劫まで修理できるものではありません。どこかで、必ず、修理ができなくなり(できればその前に)買い替えができると良いです。

その期間は、だいたい5〜6年と言われており、このぐらいのペースで買い替えられると望ましいです。

こちらでは、補聴器の基本となることをまとめていきます。

補聴器は修理ができる機器

まず初めにお伝えしていきたいのは、補聴器は、修理ができる機器である。ということです。

お皿のようなものは、パリンッ!と割れたら、次のものを買わないとならないのですが、補聴器は、故障しても、修理をして直すことができます。

ですので、補聴器は壊れたらおしまい。ということはありません。修理して、使い続けられる製品であるいうことですね。

では、無限に直し続けられるのかというと、そんなことはありません。

ちょっと複雑なのですが、その製品が販売中止してから(販売を中止してからです)、5年間は、修理できるようになっており、その5年を過ぎると、修理ができなくなります。

ここは、あくまでも私の体感ですが、製品が出されて、2〜3年後に販売中止になりますので、そこから5年とすると、新しいものを購入した場合、大体、7〜8年は、使える計算になります。

このぐらいは、頑張れば、補聴器を修理しながら使い続けることができるということですね。

ですので、補聴器の寿命というところを伝えると、7〜8年になる。というのが感覚です。

業界としての補聴器の寿命(次の補聴器に買い換えるまでの使用時間)は、5年としていますが、本当の意味で、使うことができなくなる年数は、だいたい7〜8年ぐらいになります。

まとめ

補聴器については、壊れたらおしまいということはありません。修理して使い続けることができる製品です。

ですので、補聴器の寿命に関する質問は、ちょっと返答に窮する部分があります。どこまでを寿命とするかで返答が変化するからです。

ただ、大事なのは、無限に修理し続けられる製品ではありませんので、長くても、7〜8年ぐらいまでしか使えないというのは、念頭に入れておく必要があります。

今現在は、1年半〜2年に一度、新しい製品が補聴器の場合は出ています。ですので、どこかのタイミングで、次のものを考えられると良いですね。

補聴器は、修理できる製品ではあるけれども、無限ではない。ここのところを理解した上で、考えていけると良いですね。

ABOUT ME
深井 順一|パートナーズ補聴器
深井 順一|パートナーズ補聴器
使っている人が対応している補聴器専門店・代表
1986年、7月1日生まれ。生まれつきの難聴者で小学2年生の頃から補聴器を使っています。聞こえにくい側の状況やお気持ちは、同じ難聴者や当事者にしかわからないことがある事から、このお店では、実際に補聴器を使っている私自身がご相談を承っています。

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初めまして、パートナーズ補聴器の深井と申します。

このお店は、生まれつき難聴で補聴器を使っている人が対応している補聴器専門店です。

聞こえにくい側の状況やお気持ちは、同じ難聴者や当事者にしかわからないことがある事から、実際に補聴器を使っている当事者がご相談を承っています。

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