スマホと補聴器が繋がるもので、アプリで音を変える場合の注意点
最近は、スマートフォンと補聴器を繋げ、補聴器の音をスマーフォン側で、変えたり、切り替えたりできるものも増えてきています。
こちらに関しては、有効活用できるのであれば、活用していただければ良いのですが、一方、注意しなければならないところがあります。
それは、周りの人から見ると、場合によっては、失礼、無礼に見える事です。
今回は、この注意点について、載せていきます。
スマホで操作は、場合によっては、部が悪い
補聴器の中には、今現在、スマートフォンと連動させ、聞きにくい時にスマートフォンで音を大きくする、逆に音を小さくする。という風にできるようになってきました。
ただ、場合によっては、それがうまく機能しない事もあります。
それは、
- 周囲に対して、無礼にうつりやすい
- 操作の面倒さとマッチングの不具合
の2つがあります。
周囲に対して、無礼にうつりやすい
例えば、会議の際に聞きにくい人がいて、音を大きくしたい。となった場合、スマホを操作して、音を変えようとすると、それが周りにいる人によっては、無礼に映ることがあります。
周りの人は、当然、補聴器をスマホで操作している。という事は、わからないですし、仮に聞こえにくい事を伝えていなかった場合は、尚更でしょう。
そして、仮に無礼に見られた場合は、後々、面倒な事になる可能性も上がってしまいます。
ちなみにこのような事が起こる可能性は、何も会議に限ったお話ではありません。
仮に人と話している際に、ちょっと聞きにくくて、音を大きくしたい。となった場合も、スマホ側でアプリを操作して、音を大きくするので、人を見るのではなく、スマホを見ながら操作をします。
すると人によっては、今、私と話しているのにスマホを見ている。という行為によって、失礼に映ってしまう事があります。
スマートフォンと補聴器が連動できるようになり、いくつか便利になってきているところは、あるのですが、それは、あくまでも、使い方をちゃんと理解した場合になります。
場合によっては、それをするとデメリットになる事もありますので、その点に注意です。
操作の面倒さとマッチングの不具合
スマホで操作する場合、スマートフォンでアプリを立ち上げ、そこから音を切り替える。音量を変える。という事をしますので、従来のやり方より、操作の数(工程)が上がります。
従来の場合は、耳につけている補聴器のスイッチを押すだけで、すぐ変えられるのですが、アプリの場合は、スマホを取り出し、アプリを起動させ、そこから、音を変える。となりますので、動作数が増える訳ですね。
そして、そもそもの問題ですが、音を変えたい。となった場合、変えたい理由があり、その理由は、大体の場合、”聞きにくいから”という事が多いです。(次点で、音が大きいから抑えたい)
その聞きにくい。を良くするために音を変える訳ですが、大事なポイントは、そこに緊急性が入るんですね。
というのも話している内容がわかりづらい場合は、すぐにそれを改善しようとしないと、話し手は、聞こえているものだと思って、どんどん話を進めていく訳ですので、すぐに変えないと、話がわからなくなってしまいます。
そうなると時間がかかる。というのは、実は、相性が悪い事になります。
操作をする事で、聞きやすくなるかどうかは、また別の話になってしまうのですが、仮に操作して、改善する。と考えた場合は、変えられる速さが非常に大事になります。
現場は、リアルタイムで動いているからですね。
自分が使いやすい方法でやろう
技術があるからそれを使う。ではなく、あくまでも自分自身、どうしたら使いやすい補聴器にできるのか。それを考えながらやることが大切です。
個人的には、スマホでアプリを起動して、音を操作する、切り替える。という事については、そんなにメリットを感じません。
上記の通り、デメリットの方が多く、特に無礼に映るというのは、非常に大きなデメリットで、果たして、そう見えてまでする価値は、あるのか?と考えると、デメリットの方が大きすぎて、躊躇してしまいます。
ここに関しては、個人で分かれますが、メリットを感じるところがあれば、していただいても良いですし、逆にあまり、それを感じないなら、それは、しなくても良いです。
今まで通りでの音の操作、切り替えをしても良いですし、その機能があるから、何がなんでも使わなければいけない。勿体無い。という事は、ありません。
その機能は、自分に必要なのか。が大事という事ですね。
最近は、こういった補聴器が当たり前に出てきていますので、その点について、今回は、記載してみました。