補聴器ケアの基本。補聴器の乾燥ケースの使い方
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補聴器の故障原因で多いのは、汗や湿気による故障です。これによる故障が、故障原因の大半を占めています。
そのため、補聴器の世界では、乾燥ケースや乾燥機器を使い、故障を少なくしていきます。
こちらでは、一般的な乾燥ケースの使い方に関して、記載していきます。
基本的にどの乾燥ケース、乾燥機器も使い方や注意すべきところは、同じになります。
こちらをご覧になり、補聴器の故障を少なくしていきましょう。
乾燥ケースの使い方
乾燥ケースには、いくつかありますが、基本的なタイプは
![基本的な乾燥ケースタイプ。場所によっては、補聴器屋さんがつけてくれたりします。](https://l-s-b.org/wp-content/uploads/2018/07/IMG_0737-kansou.jpg)
このような形をしています。
![中は、このようになっています。](https://l-s-b.org/wp-content/uploads/2018/07/IMG_0738-kansou.jpg)
こちらは、中にシリカゲル。という乾燥剤が入っており、消費したら、新しい乾燥剤に交換するタイプになります。
![入れる際ですが、電池の蓋は、開けておきましょう。そうした方が、中まで乾燥できるので、オススメです。](https://l-s-b.org/wp-content/uploads/2018/07/IMG_0731-ric-01.jpg)
基本的な使い方は、補聴器を中に入れ、電池が入っている部分は、開けておくようにします。
このようにすることで、中まで、乾燥させることができます。
![電池は、蓋の上がだいたいマグネットシートになっていますので、そこにおけると、無くしづらくなります。](https://l-s-b.org/wp-content/uploads/2018/07/IMG_0732-ric09.jpg)
電池に関しては、上に磁石がついていることが多く、そこに置いていただければ大丈夫です。
中に電池を入れていただいても大丈夫ですが、中に入れると、電池の残量が減りやすくなるため、よく活用したい方は、電池を抜き、蓋の上に置いておきましょう。
しまう時期(使うタイミング)ですが、夜寝る前や長時間、使わない時になります。
このような際に、補聴器を乾燥ケースの中にしまっておき、使用する時に取り出して使います。
このように活用できると、故障を減らしやすくなりますので、困る頻度を減らすこともできるようになります。
乾燥剤について
乾燥剤に関しては、物によって変化しますが、
![使えるシリカゲルは、ところどろこに青い色をした粒があります。](https://l-s-b.org/wp-content/uploads/2018/07/IMG_0739-kansou.jpg)
このようなシリカゲルタイプは、2ヶ月ほど、持つことが多いです。
夏の期間は、湿気が多いため、1ヶ月ほどになることがありますが、逆に冬の時期は、2ヶ月、下手すると3ヶ月ほど保つこともあります。
![薄くて見えづらいのですが、青い部分が赤い色に変化しています。](https://l-s-b.org/wp-content/uploads/2018/07/IMG_0740-kansou.jpg)
交換の時期にきたら、交換しましょう。どのようになったら、交換の時期なのか。こちらに関しては、予め、補聴器屋さんに聞いておけると、いいですね。
例えば、シリカゲルタイプの場合は、青い部分が、赤紫色に変化しますので、それが交換の合図です。
交換用の製品は、補聴器屋さんに売っていますので、定期点検のついでに購入できたり、何か、ご相談する機会があった際に、購入できるとベストです。
まとめ
補聴器には、汗や湿気による故障を減らすために、補聴器の乾燥ケース。乾燥機器というものがあります。
できれば、このような物を活用し、なるべく故障しないようにできると、聞こえに困ることが少なくなります。
補聴器が故障すると、その期間、使えなくなってしまい、困る機会がどうしても増えてしまいます。
そのような機会は、少ないに越したことはありません。
乾燥ケースを使い、故障を少なくできると、自然とご自身が困る機会も減らせますので、補聴器のケアは、進んで行なっていきましょう。