仕事・働く

ストレングスファインダーで自分の特性を知り、特性を活かす

深井 順一|パートナーズ補聴器

補聴器で生活をより良くしていくための内容は、【FAQ】補聴器で生活をより良くするために、へどうぞ。また、個々の症状(症例)ごとの改善を知りたい方は、お客様の聞こえの改善事例へどうぞ。

さて、次は、仕事編です。

今の社会、自分の体がどうなろうと、仕事をせずに生きていくのは、なかなか厳しい状況です。

聞こえにくさがある場合は、さらにそれに拍車がかかり、働くことは、周囲とコミュニケーションを取りながら、行うことになりますので、聞きにくさがあることにより、少し、自信がない方もいるかもしれません。

そこで、私自身が、自分なりにではあるのですが、考えた事や、やってきた事に関して、まとめてみたいと思います。

考え方には、色々とありますが、自分なりに自分を活かす方法を考えると

  1. 自分の耳の状況を活かす方法
  2. 自分の能力、特徴を活かす方法

の2つに分かれるように感じます。

①に関しては、お話をよく聞きますので、あまり語られる事がない②について、記載していきます。

その場合、まず、自分の特性を知る事が大切です。

タイトルの通りですが、ストレングスファインダーというもの(それ以外でも全然大丈夫です)で、私の場合は、それで自分の特性を知り、それを活かすようなやり方をしてきました。

どこか参考になる部分があれば、幸いです。

自分の特性を知る大切さ

さて、質問ですが、これをみている方は、何が得意で、何が苦手かわかりますでしょうか。

わからなくても、全然大丈夫です。なかなか人は、自分の長所や特徴などは、わかりづらい傾向があります。

私自身も、正直、自分で把握しているか。と言われますと、人から「この部分は、すごいよね」と言われたり「よくこんなことできますね」と言われることで、改めて、理解することが多いです。

この場合の長所は、他の人は、するのが難しく、自分では、割と簡単にできてしまう事。といえば、わかりやすいかもしれません。

長所を理解する、特性を理解することの重要性は、色々とありますが、一言で言えば、人は、長所によってのみ、人より抜きんでることができるためです。

誰にでもできるものができるより、誰でもができるわけではなく、かつ、その人にしかできないようなものがあると、人材としての価値も上がっていきます。

そして、ここからは、個人的に感じることですが、どうしても聞こえにくい。もしくは、何かしらのハンディがある場合は、特にこれらの事を意識し、自分自身は、どんな事が得意なのか、どんな部分だったら、聞きにくさのハンディがあっても、やっていけるのか。その部分を考える事が、大切だと思っています。

仮に一般の健康的な人と自分が難聴で、両者、同じ能力を持っていたとした場合、比較されたら、どちらが選ばれやすいのか。は、想像してみると、結果は、わかるかと思います。

もちろん、実際には、能力の他に、人柄や話しやすさ。組織のなじみやすさ。など、様々な要因が含まれますが、考え自体は、持っておいても損は、ありません。

私の場合は、まず、これらの部分を考え、自分の特性を知る事を行いました。

ストレングスファインダーとは?

あくまでも私の場合ですが、ストレングスファインダーというもので、自分の思考の元となるものを調べた事があります。

ストレングスファインダーとはギャラップ社が40年にわたって行ってきた「人間の強み」に関する研究に基づいて人々に共通する34の資質を言語化し、それを発見するために開発されたツール。

177問の質問に答えることで34種類の資質の中から自分を特徴づけるTOP5の資質を知ることが出来る診断です。

2017年末の段階で、全世界1700万人以上がストレングスファインダーを活用した診断を受講していて、個人の才能を伸ばしたり企業内でのマネジメントに使用されたりと様々な用途に使われています。

自分コンパスより引用

ストレングスファインダーの詳細は、上記の通りです。こちらの特徴は、自分が無意識に行なっている思考・感情・行動パターンを知る事ができる事です。

才能。というと、野球がうまい、運動神経がいいなど、そのような部分をいう場合がありますが、こちらでは、そのような部分ではありません。

その人がどういった思考・感情・行動パターンがあるのかを、探し、それを強みとして発見して磨き上げるための、ものとなります。

これらを調べられる自己診断ツールが、ストレングスファインダーです。

私のストレングスファインダーは?

私のストレングスファインダーの結果は、こちらの通りです。

私のストレングスファインダーの結果は、こちらの通りです。

2015年に受けた結果ではありますが、私の結果は、こちらの通りです。

https://l-s-b.org/2015/12/blog-to-write/

こちらに関して、これらの意味まで、記載すると、かなり長くなってしまいますので、私の思考パターンや自己診断ツールででた才能に関しては、上記をご覧ください。

なお、その後ですが、34個の資質解放の結果は、こちらの通りです。

自分の特性×努力

自分の特性を理解したら、あとは、自分の仕事に活かす事です。

ここからが非常に難しいのですが、例えば、私の場合は、自分でこのようなブログを書き、難聴の人の聞こえの改善方法を書いたり、補聴器の事を書いていたりしています。

これは、①回復思考、②収集力、③個別化、の3つを利用して、記載している状態ですね。

ブログを書く事自体、私は、そんなに苦ではなく、回復思考がTOP資質ですので(回復思考は、物事を改善させる事を好む思考)、それに関して、書くことは、私自身、そんなに苦にはなりません。

ですので、それを利用して、記載しているわけですね。

正直、わかりやすく伝えるのには、どうしたら良いかの部分は、試行錯誤している状態で、まだまだ磨いていかなければならないのですが、誰もやらないので、やっている部分でもあります。

また、補聴器で聞こえを改善させる。という基本業務も、回復思考そのものが役に立ち、耳の状況から、どのように改善させようか。その点をいつも考えます。

正直、補聴器が先に来るわけではなく、耳の状態が先にありますので、患者さんやお客さんには、わかりやすく伝えるのが、難しいのですが、この資質は、その点でも役に立っています。

あとは、そのような資質がある事を理解しつつ、どう長所を伸ばしていくか。になります。

ダイヤの原石は、磨かないとダイヤにならないのと同時に、その資質に関して、自分なりに磨いていく必要があります。

ただ、個人的に思うのは、自然と行なっている事が多いため、進んで自分が好きな勉強をそのまま続け、アウトプットするなり、インプットを記録するなり、努力を継続できる方法を見つけられれば、活かし続けられそうな気は、します。

ストレングスファインダーの注意点

なお、このストレングスファインダーですが、いくつか注意点があります。

資質そのものに適切な仕事、職業がある場合もありますが、ストレングスファインダーは、あくまでも、自身の強みとなる資質を出してくれるだけであり、何が適正かを出すわけではありません。

書くのが得意だよ、とも、お話が得意だよ。とも言ってくれるわけではありません。何か物事を行う際に、自ずと出る思考プロセスを出してくれるだけになります。

私の場合は、幸いにも、飛び込んだ先が、偶然、自分に合うものだった。という幸運に恵まれすぎている部分があり、そのまま仕事を続けていますが、今現在している事、自体が合わない方も、もしかしたらいるかもしれません。

その場合は、改めて、自分自身に関して理解し、どのように自分を活かしていくのか。その点を考えていけると良いかもしれませんね。

私の場合は、一人でやっている。ということもあり、資質を理解した後は、主にその部分を強くしようと、ブログを書いたり、他の事をしました。

偶然、その資質が有効活用できる環境だったからこそ、ここまでできたのかも?と思うことは、自分でも感じています。

まとめ

あくまでも私自身が考え、そして、してきたことに関して、記載してみました。

あくまでも一つの考えになりますので、参考になれば幸いです。

どのような資質があるのか。だけでも分かれば、何か、業務や仕事をする際に「この仕事は、もしかしたら合うかもしれない」「これは、厳しいそうだ」という部分も判断できるかもしれません。

世の中、たくさん仕事はありますので、私自身は、自分が合う、もしくは、自分の特性が一番、活用できる環境にいるのが、一番良いと思っています。

もちろん、状況によっては、難しいこともありますし、決断しなければならないこともあるかもしれません。

只、自分の事を理解する。という部分は、非常に大事な事だと、私は、思っています。

なお、ストレングスファインダーに関する説明は、

ここが一番、わかりやすいです。

ABOUT ME
深井 順一|パートナーズ補聴器
深井 順一|パートナーズ補聴器
使っている人が対応している補聴器専門店・代表
1986年、7月1日生まれ。生まれつきの難聴者で小学2年生の頃から補聴器を使っています。私にとって補聴器とは、難聴の方の生活を支える道具です。この店では、生活を支えられる補聴器を提供したり、支えられるサービスを提供しています。

お店のご紹介

初めまして、パートナーズ補聴器の深井と申します。

このお店は、生まれつき難聴で補聴器を使っている人が対応している補聴器専門店です。

補聴器とは、難聴の方の生活を支える道具である。という考えから、生活を支えられる補聴器を提供したり、支えられるサービスを提供しています。

お店の詳細は、以下のページへどうぞ。

記事URLをコピーしました