補聴器の基本・形状・調整

PDCAの注意点、目的と手段を履き違えないようにしよう

先日、補聴器の調整のPDCAを実際にどう活用したのか、その実践編。について、記載したのですが、こちらに関して、一つ、注意点があります。

それは、目的と手段を履き違えないようにする。こちらですね。

PDCAを行う理由は、あくまでも聞こえの改善を行うためのものであり、数値を達成する事が、目的ではない。という事になります。

聞こえを改善するためには、目標があった方がわかりやすいのですが、あまりにも、この部分に囚われ過ぎると、誤った方向に進んでしまう事もあります。

PDCAは、あくまでも状況を見える化し、目標。この場合は、聞こえを改善させる。もしくは、適した補聴器の提供という目標ですね。

そこを目指すためのものになりますので、その点に注意する必要があります。

目的(目標)と手段は、分ける

少し前に【快適に聞きやすく】老人性難聴の方、補聴器で改善しました。について、記載したのですが、こちらでは、目標は、作ったものの、実際には、その数値となる目標までは、改善しませんでした。

それは、あくまでもその方の聞こえを補聴器で改善する。という事を目的としており、そのために数値の目標を作る事は、あっても、無理やりそこまで、改善することは、していません。数値を改善する事が、本来の目的では、ないためですね。

補聴器の調整において、聞こえは、改善できるに越した事はありません。

それは、事実なのですが、実際に、そこまで聞こえを改善すると、音が響いてしまったり、一部の音が大きく聞こえてしまい、辛く感じてしまったりする事も一定数、起こってしまいます。

補聴器の音については、慣れるケースもあれば、慣れないケースも体験しており、正直、私自身は、どこまでが慣れるラインで、どこからが慣れないラインなのか。その点は、良くわかりません。

ですので、できる限り、改善できるライン、音を入れても良さそうなラインを探りつつ、聞こえの改善をしている。というのが実情です。

そのために何が必要になってくるか。というのが、実は、目標になります。

目標がないと、そもそも、どこまで改善したら良いのか。そして、どのような状況になれば良いか。が、わからず、判断ができなくなってしまうためですね。

その方の聴力から、改善できると良いラインを目指してみて、実際にできそうなのか、どうか。

できるのであれば、そこまでしっかり改善しつつ、なるべく改善するようにする。できなさそうであれば、せめて、できる範囲内で、聞こえをしっかりと改善する。

あくまでもPDCAは、手段(数値を達成する事も手段)であり、これを行うことが目的ではありません。

目的は、その方の聞こえを改善する事になります。そのためにPDCAを利用している。というのが、本当のところですね。

手段(目標)に囚われないようにするのが大切です。

目的は、履き違えないようにしよう

目的は、あくまでもその方の聞こえを改善する事になります。

それを履き違えてしまうと、数値を目指す事になってしまい、それが無理な調整に繋がったり、かえって悪化する事も出てきやすくなってしまいます。

よりよくしていくには、PDCAを回すために目標をちゃんと作る。という事も大事なのですが、それと同時に目的と手段を履き間違えないようにする。という事も大事になります。

という事で、今回は、PDCAの注意点でした。あくまでも正しく使う。という事が、大事。という事ですね。

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