補聴器のサポート

補聴器の定期メンテナンスループ

深井 順一|パートナーズ補聴器

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補聴器を購入した後、大事になってくるのは、なるべく困らないような状況にしておくこと。こちらになります。

補聴器を使い、その生活が当たり前になってくると、補聴器から音が聞こえにくくなったり、使えなくなったりすると、とても困ることになってしまいます。

ですので、なるべく困らないような状況を作っておく。これが購入後は、大事になってきます。

私は、生まれつき難聴で補聴器を使っている人なのですが、補聴器の販売もしている人です。そんな人が思うのは、できれば補聴器の定期メンテナンスループを作っておけると良い。ということです。

今回は、こちらについて記載していきます。

おすすめのメンテナンスループ

補聴器において、個人的にお薦めしているメンテナンスループは、6ヶ月〜1年に一度でも良いので、補聴器の定期メンテナンスを行うことです。

定期メンテナンスでは、補聴器の動作確認から、汚れが詰まることにより、聞こえにくくなる部分の掃除、あるいは、フィルターの交換など、さまざまなことをしています。

補聴器は耳の中に入れて使うものになりますので、どうしても汚れなどがつきやすく、それにより、音が小さくなることがあります。

ですので、そういった聞こえにくくなる要素の部分を減らせると良い状態になります。ご自身でできる場合は、それはそれで良いのですが、仮にできない場合は、6ヶ月に一度ほどは、行けると良いです。(人によっては、もっと狭い頻度で来られる方もいます)

2年に一度の聴力も含めた確認

定期メンテナンスに関しては、上記の内容でも良いのですが、もう一つだけお伝えするとすると、耳の方まで含めた確認については、2年に一度ほどできると良いです。

あくまでも今まで、私がこの仕事をしてきて感じるのは、2年ぐらい経過すると、自然と聴力が変わっている方がちらほら出てくるということでした。

実際には、2年でも変わりない人もいるのですが、このぐらい経過していると何らか変化してくる傾向が多くなります。

私も初め、どのぐらいの頻度で、聴力まで含めて確認をした方が良いのかわかりませんでした。

1年だとほとんど変化がない人が多く、4年ぐらいだと遅すぎる、色々と試していって気がついたのは、ペースとしては、2年に一度ほどが良さそうだ。ということでした。

補聴器の場合、仮に変化していた場合は、改めて、その変化した状態を調整し直します。修正ともいったりしますが、変化がある場合は、調整し直して、また良い状態にしていきます。

補聴器をつけている耳も変化することがあります。ですので、定期メンテナンスは、6ヶ月〜1年に一度、聴力まで含めた確認は、2年に一度、と覚えておけると良いです。

1年に一度、定期メンテナンスを行い、2年目は、定期メンテナンス+聴力まで含めた確認、でもいいですね、その繰り返しで確認できると良いでしょう。

どちらにしても、大事になってくるのは、困らない環境をどう作っていけるか。になります。補聴器がある生活に慣れると、補聴器が使えなくなったり、聞こえにくくなると急にものすごく困るようになるからです。

そういった経験はなるべくないに越したことはないですよね。

まとめ

さて、今回は、補聴器を購入した後のお話についてさせていただきました。

できればですが、6ヶ月〜1年に一度は、見ていただき、特に補聴器の動作の確認と音が出る部品、あるいは、音を拾う部品の部分に汚れが詰まったり、溜まっていなかったり確認できると良いです。

こういった細かな部分により、聞こえにくくなることがありますので、なるべく聞きにくくなる要素は減らしておきたいところですね。

少し面倒かもしれませんが、聞こえにくくなると非常に困ることが出てしまいますので、個人的には、1年に一度ほどは定期メンテナンスをお薦めしています。

補聴器を購入した後は、いかに困らない環境を作ることができるか。ここに限ります。それを作れれば、作れるほど、ご自身が困りにくくなります。

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深井 順一|パートナーズ補聴器
深井 順一|パートナーズ補聴器
補聴器を使っている人が対応している補聴器専門店・代表
補聴器のお店には珍しい難聴の補聴器販売員です。生まれつきの難聴者で7歳の頃から補聴器を使っています。お客様からは「補聴器を使って良かったです。これから明るく生活できます」「日常生活がスムーズになった」「人に聞き返すことが減り、コミュニケーションに対するストレスが軽くなった」と評価いただくことが多いです。
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