補聴器のFAQ

補聴器は、紛失しないの?無くさないようにするには?

深井 順一|パートナーズ補聴器

補聴器による聞こえの改善は、聞こえの改善と補聴器のFAQ、にまとめています。また、個々の症状(症例)ごとの改善は、お客様の聞こえの改善事例にまとめています。

補聴器を購入する方の中には、「補聴器って無くさないのかな?」と不安に思う方もいるかもしれません。

補聴器の場合は、耳につけている際、ある時、ポロッと耳から外れて、そのままなくなる。というように想像している方が多いのですが、実際は、どこにしまったか忘れてしまい、それでなくなることが多いです。

耳にうまく装用できていない場合は、補聴器が不安定な状態になりますので、その際は、耳から外れて落ちてなくす。ということはあるのですが、その場合は、落ちたことがわかるのでまだ見つけやすいです。

しかし、どこにしまったか忘れた場合、まさにどこにやったか忘れてしまっている状態になりますので、見つけるのが非常に困難になります。

今回は、この点について、記載していきます。

無くすので多いパターン

上記の通り、無くすので多いパターンは、どこにしまったか忘れてしまい、そのまま見つからなくなるパターンです。

例えば、補聴器を外す機会があり、一時的に外すということで、ポケットの中にしまっておいて、ある時、そこから取り出そうとして探したら、なかったとか。

いつもと違う環境で、「ちょっとここに置いておこう」としたら、ある時、そこに補聴器がなかったりだとか。

こういったパターンが多く、耳につけていて、ポロッと落ちて、無くす。というのは、意外になかったりします。

さらにいうと仮に耳から外れた場合は、落ちて、そのまま見つかることも多く(運悪く排水溝とかに落ちない限り)、補聴器は地面に落ちたくらいでは壊れることはありません。

ただ地面に落ちたことに気が付かず、思いっきり補聴器を踏んづけてしまった場合は、壊れてしまうこともあります。しかし、そういったことがない限りは、そう簡単に壊れないようになっています。

無くさないようにするには?

上記の通り、補聴器で無くすパターンは、どこにしまったか忘れてしまい、そのまま見つからなくなるパターンです。

この場合の対処法は、どこにしまうかを決めておくこと。これができれば、なくなることはほとんどありません。

例えば、補聴器を外で外す機会がある場合は、面倒でも必ず、補聴器用ケースの中にしまうとか。(補聴器は購入した際に付属で携帯用のケースがついてくることが多いです)

ご自身で入れておく場所を決めておくとかですね。

補聴器単体で保管すると、補聴器自体が小さいので、どこかに入り込んでしまったり、あるいは、小さくて、ポケットに入れたつもりが何かの拍子にポケットから出てしまったことに気がつかないとかがありますので、これはやめた方がいいです。

私自身も補聴器を使っていますので、仮に外す機会がある場合は、必ずバックのここに入れる。と決めています。

そうしてから補聴器は無くしていません。ですので、必ず、どこにしまうのかを決めること。これをした方がいいです。

そうすれば無くなる可能性はかなり少なくできると思います。

なお、仮に補聴器を付けていて、不安定な様子、耳から外れそうとか、そういった不安がある場合は、補聴器店で見てもらい、安定してつけられるようにする、固定できるようにしてもらえると良いです。

紛失の数としては、どこにしまったか忘れることの方が多いのですが、補聴器を付けていて、耳から外れることで失くすことはゼロではありません。その場合は、きちんと安心してつけられるようにすること。ここが大切です。

まとめ

無くすと聞くと、初めての方の場合は、耳につけている時になくすことをイメージされますが、実際は、どこにしまったか忘れてしまい、それでそのまま見つからなくなってなくす、というパターンが多いです。

もちろん、耳から落ちて、そのまま見つからなくなるパターンもゼロではありませんが、確率としては、意外と低いです。それよりも咄嗟に外す機会があり、外して保管していた場所に補聴器がなく、そのまま無くなるというケースが多いですね。

ですので、私がお勧めしているのは、保管する場所を決めておくこと。ここになります。

そうすればなくすことはだいぶ少なくできます。

以上、補聴器は、紛失しないの?無くさないようにするには?でした。

ABOUT ME
深井 順一|パートナーズ補聴器
深井 順一|パートナーズ補聴器
補聴器を使っている人が対応している補聴器専門店・代表
生まれつきの感音性難聴で小学2年生の頃から補聴器を使用。補聴器の仕事は、2006年からで、2024年現在、18年です。自分自身でも補聴器を使っていることを活かして、お客様に貢献できるお店を目指しています。お客様からは、補聴器を使っている当事者なので、状況や気持ちをわかってもらいやすい、と評価いただくことが多いです。
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