補聴器購入後のセルフケアについて
補聴器を購入した後、ご自身でできると良いセルフケアは、購入した補聴器によって異なります。
こちらでは、できると良いセルフケアについて、
- 耳かけ形補聴器・充電形
- 耳あな形補聴器
- 耳かけ形補聴器・空気電池形
でそれぞれ分けて記載していきます。
耳かけ形補聴器・充電形
今現在は、充電形の補聴器が増えてきましたので、まずは、こちらの充電形から。

実を言うと、自分でも補聴器を使っており、補聴器の仕事をしている私も使っている補聴器は、充電形の補聴器です。
こちらの補聴器ですが、セルフケアでできると良いのは、そう多くはありません。
- フィルター関連について、汚れたら交換する
- 補聴器の表面について、汚れたら綺麗にする
このぐらいになります。
フィルター関連について、汚れたら交換する
以下のようなタイプ。主にRIC補聴器という補聴器を使っている方の場合は、フィルター交換をご自身でできるようになっておけると良いです。

このタイプの補聴器は、先端の部分から音が出ているのですが、この部分のフィルターが汚れで詰まると、音が聞こえなくなってしまいます。
ですので、その部分に関する交換方法をお店で学んでおくこと。それができると聞きにくくなった際もご自身で交換することで、セルフで復活させることができます。
なお、人によっては、耳せんが汚れにより、詰まることがあるのですが、耳せんの詰まりは、解消するのが難しく、その部分が詰まった場合は、お店に相談できると良いです。
補聴器の表面について、汚れたら綺麗にする
そのほか、することは、もし、補聴器の表面について汚れたら綺麗にする。くらいになります。

その際ですが、アルコールタイプのウエットティッシュを使えると良いです。

ウエットティッシュには、水性とアルコール性がありますが、アルコールタイプは、綺麗にしやすく、かつ、すぐ乾くので、オススメです。
今現在ある補聴器の中で最もセルフメンテナンスが簡単なのが、充電形補聴器の良いところでもあります。
耳あな形補聴器
次は、耳あな形補聴器です。
耳あな形補聴器の場合、気をつけるのは、
- フィルター関連について、汚れたら交換する
- 補聴器の表面について、汚れたら綺麗にする
- できれば乾燥ケースで保管し、故障を減らす
の3つになります。
フィルター関連について、汚れたら交換する
耳あな形補聴器で、覚えておけると良いのは、この補聴器の場合、耳の中の先端の部分に白いフィルターがあり、その部分が詰まると、音が聞こえなくなってしまいます。

ですので、ここの交換は、ご自身でできるようになっておけると良いです。
どうしても耳の中に入れるため、それによる汚れにより詰まりやすい傾向がありますので、それをご自身で交換できるようになっておけると、すぐに回復させることができます。
補聴器の表面について、汚れたら綺麗にする
そのほか、することは、補聴器の表面について、汚れたり、気になったりした場合は、ウエットティッシュのアルコールタイプで綺麗にできると良いです。

ウエットティッシュには、アルコールタイプと水性タイプがありますが、アルコールタイプだと綺麗にしやすく、殺菌もできるので衛生的にも良いです。
特に耳あな形補聴器は、直に耳の中に入れるため、この部分に関しては、アルコールタイプの方がオススメです。(耳が荒れるなどがなければ)
できれば乾燥ケースで保管し、故障を減らす
最後に、できるのであれば乾燥ケースで補聴器を保管し、故障を減らせると良いです。
基本的に空気電池を使用するものは、空気電池の仕様上、補聴器を密閉することができません。
補聴器に使われる空気電池は、その名の通り、空気を吸い込んで発電するタイプの電池です。ですので、密閉すると電池がうまく発電できなくなってしまいます。
このタイプの電池を使う補聴器は、汗や湿気といったものに弱い傾向がありますが、乾燥ケースの中に入れて、保管する。
夜寝る前に補聴器を乾燥ケースの中に入れ、そして、朝起きて、そこから取り出して使う。
そのような使い方で大丈夫です。
こまめに乾燥する。というよりも長時間使わない時。たとえば、寝る前とか、そういった時に乾燥ケースの中に入れて保管できると良い状態になります。
その際ですが、中まで乾燥できるよう、蓋は開けて、保管しましょう。

耳かけ形補聴器・空気電池形
最後は、耳かけ形補聴器・空気電池形ですね。昔ながらの補聴器、空気電池を使用して使うタイプの補聴器です。
このタイプは、
- フィルター関連について、汚れたら交換する
- 補聴器の表面について、汚れたら綺麗にする
- できれば乾燥ケースで保管し、故障を減らす
になります。
フィルター関連について、汚れたら交換する
耳かけ形補聴器の場合、いくつか種類があるため、必ずしも対応するわけではないのですが、以下のような補聴器の場合、音が出る部品のところに白いフィルターがついています。

仮にこのタイプの補聴器を使っている場合は、この白いフィルターの部分を交換できるようになっておけると良いです。
この部分は、汚れによって詰まりやすい場合があるので、ご自身で交換できるようになっておけば、仮に詰まったとしてもすぐに使えるようになります。
補聴器の表面について、汚れたら綺麗にする
次は、こちら。仮に補聴器の表面が汚れてしまった場合は、ウエットティッシュで綺麗にできると良いです。

ウエットティッシュには、水性とアルコール性がありますが、アルコールタイプだと、綺麗にしやすく、かつすぐ乾いてしまうため、こちらの方がオススメです。
できれば乾燥ケースで保管し、故障を減らす
最後は、こちら。できれば乾燥ケースで保管し、故障を減らす。になります。
耳かけ形補聴器において一番の欠点は、汗や湿気に弱いことです。
昔ながらに空気電池を使うタイプは、使う電池が空気電池なため、密閉することができません。
空気電池は、その名前の通り、空気を取り込んで発電するため、本体を密閉するとうまく発電できず、補聴器が動かなくなります。
そのため、昔から、汗や湿気に弱い。という欠点を抱え続けてきました。
充電形の補聴器は、リチウムイオン電池。言い方を変えれば空気電池を使っていないため、そこで、ようやく補聴器を密閉することができるようになりました。
その結果、充電形の補聴器は、汗や湿気といったものにより強くなりました。が、空気電池は、依然として弱いままになりますので、できれば乾燥ケースで補聴器を保管できると良いです。
乾燥させて、なるべく汗や湿気によるダメージを緩和する。ということですね。
使うタイミングは、長時間使わない時、たとえば、夜寝る前とかそういったときに入れ、朝起きたら使う。そのような使い方でOKです。
その際ですが、電池が入る部分のフタは開けたままにしておきましょう。

まとめ
こちらでは、主に補聴器を購入した後のセルフケアについて、まとめてみました。
補聴器によって異なる部分はあるのですが、概ね、
- 耳かけ形補聴器・充電形
- 耳あな形補聴器
- 耳かけ形補聴器・空気電池形
に分けられますので、それぞれの部分でまとめてみました。
補聴器を使っていくと、どうしても汚れる部分がありますので、それによって聞きにくくなったり、汚れが気になったりなどあります。
その場合は、それぞれの部分に対応したりできると良いです。
また、ご自身だけでは見きれない部分もあるかと思いますので。補聴器の定期的なメンテナンス。これは、主にお店の方でみてもらうものですが、それについては、半年〜一年に一度ほど見てもらえると良いです。






