補聴器のサポート

誤作動を減らすために知っておきたい補聴器の空気穴の事

深井 順一|パートナーズ補聴器

聞こえの改善や補聴器のことについては、【FAQ】聞こえの改善と補聴器のFAQへ。お客様の改善事例は、聞こえの改善成功事例へどうぞ。

補聴器は、空気電池を使用して動いています。※充電型を除く。

空気電池は、空気(厳密には酸素)を取り込んで、発電する電池ですので、補聴器には、この空気が、継続的に入れるようにする空気孔があります。

その部分が詰まってしまうと、空気電池がうまく発電できなくなり、音が止まったり、音が出たり、出なかったりを繰り返したりと、誤作動を起こすことがあります。

厳密には、故障ではないのですが、そのような動作が起こりやすいため、補聴器を活用する場合は、この点に注意です。

補聴器は、空気電池で動いている

冒頭の通りですが、補聴器は、空気電池で動いています。

こちらが補聴器の電池です。

良く見ると、穴が空いており、この部分から空気を取り込んで、発電するようになっています。

そのため、この穴が何らかの形で、塞がれたり、

補聴器には、必ず、どこかしらから空気を取り込めるように、穴が空いています。その穴が塞がれると、電池が空気を取り込みづらくなり、誤作動を起こすことがあります。

補聴器には、必ず、どこかしらから空気を取り込めるように、穴が空いています。(どの補聴器にもあります)その穴が塞がれると、電池が空気を取り込みづらくなり、誤作動を起こすことがあります。

補聴器にある空気孔が塞がれると、音が出たり、出なくなったりしたりと、誤作動を起こすことがあります。

特にこの誤作動は、夏の時期に起こりやすくなります。

気をつけたい事

補聴器を使う上で気をつけたい事は、

  • 空気孔がどこかを確認しておく
  • たまに汗で埋まったりすることがある

の2つです。

空気孔がどこかを確認しておく

そうそう埋まるものではないのですが、空気孔がどこかを確認しておけると、良いです。

急に音が止まったり、音が出たりする場合は、電池が不安定なのかもしれません。

補聴器によって、空気孔の部分は、異なりますが、仮に症状が出たら、空気孔が埋まっていないのか。確認することが大切です。

補聴器によって、空気孔の部分は、異なりますが、仮に症状が出たら、空気孔が埋まっていないのか。確認することが大切です。

その場合は、空気孔が埋まっていないかを確認してみましょう。

改善方法としては、単純に一回、電池が出るくらいまで、ひらけばOKです。

ひらけば、そのまま空気を取り込めるようになりますので、一回、開き、空気に触れるようにすれば、使えるようになります。

なお、もし、空気孔が埋まっているようなことがあれば、掃除をして、埋まらないようにします。

この部分は、ご自身で行っても大丈夫ですし、心配なら、補聴器屋さんに持っていくことが行ってもらえます。

たまに汗で埋まったりすることがある

空気孔がらみの誤作動は、主に夏の時期に多くなります。その理由は、汗で空気孔が塞がることがあるためです。

仮に急に音が止まったり、入ったりを繰り返す場合は、一度、電源をきり、その後、また入れ直してみましょう。

そして、空気孔周りをみてみて、汗が入り込んでいる場合は、拭いたり、吹いたりして、水分を取り除くようにしましょう。

すると、改善することがあります。

実際には、音が止まったり、入ったりする症状は、これ以外にも原因がありますので、こちらを行うことで、必ずしも、改善できるわけではないのですが、一つ、一つ、可能性を潰していくことは、大切なことです。

まとめ

補聴器は、充電型の補聴器でない限り、空気電池で動いています。

しかし、空気電池は、電池に酸素を取り込まないと発電しないため、補聴器には、必ず空気孔が設けられ、そこから空気が定期的に入るようになっています。

この穴が塞がれたり、何らかの形で酸素が電池に行かなくなると、そのせいで誤作動を起こすことがあります。

この誤作動は、主に夏の時期が多く、それ以外の原因も考えられるのですが、このような原因もあります。

故障ではなく、誤作動の一種になりますので、もし、そうかもしれない。と、感じたら、電池を開けてみたり、何度か、入れきりすると、元に戻ったりします。

もいし、そのような症状が出てきたら、行ってみましょう。改善される可能性があります。

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深井 順一|パートナーズ補聴器
深井 順一|パートナーズ補聴器
補聴器を使っている人が対応している補聴器専門店・代表
補聴器のお店には珍しい難聴の補聴器販売員です。生まれつきの難聴者で7歳の頃から補聴器を使っています。お客様からは「補聴器を使って良かったです。これから明るく生活できます」「日常生活がスムーズになった」「人に聞き返すことが減り、コミュニケーションに対するストレスが軽くなった」と評価いただくことが多いです。
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