コミュニケーション

私が選ぶ難聴の人に勧める対人関係に役立つ2+1つの本

深井 順一|パートナーズ補聴器

補聴器による聞こえの改善は、聞こえの改善と補聴器のFAQ、にまとめています。また、個々の症状(症例)ごとの改善は、お客様の聞こえの改善事例にまとめています。

難聴の本質は、コミュニケーション障害です。聞きにくくなることにより、コミュニケーションが取りづらくなると、お話がしづらくなったり、コミュニケーションそのものがしにくくなってきます。

そして、コミュニケーション自体がしにくくなると、対人関係にも及んでくることが増えてきます。

耳が聞こえにくいがために、お話する事、コミュニケーションする事、自体が苦手な方も多いかもしれません。

それにプラス、耳のことに関して、伝えたとしても、全員が全員理解を示してくれるわけではありません。

前回は聞こえにくさの伝え方に関して記載しましたが、それでも、無理な部分は、あります。

私もそんなに得意な方ではありませんが、自分自身、読んでよかったと思う対人関係に関する本をまとめていきます。

はじめに結論から記載しますと

  • アドラー心理学(嫌われる勇気)
  • 小さな箱から脱出する方法

の2つです。

人とのコミュニケーションは、人の根幹の部分であり、非常に重要となるため、ある種、人生観、考え方、のようなものも入りやすいのですが、参考になれば、幸いです。

対人関係を理解する上で、参考になった2つの本

上記に記載した通りですが、私自身が参考になったのは、

  • アドラー心理学(嫌われる勇気)
  • 小さな箱から脱出する方法

の2つです。

人との接し方やある種の人生観のようなものになりますが、この2つが、私は、非常に参考になりました。

アドラー心理学が根本にあり、それを別の角度からみたものが、小さな箱から脱出する方法になります。

小さな箱から脱出する方法は、アドラー心理学ではありませんが、内容としては、かなりにており、2つとも共通する部分が多いです。

アドラー心理学(嫌われる勇気)

アマゾンリンク

この本自体が、ベストセラーになっていますので、おそらくご存知の方も多いかと思います。

ドラマにもなっており、今なお、売れている本のようですね。

内容は、対人関係に関するもので、アドラー心理学に関して、対話式で書かれている本です。

この内容を自分なりに解釈すると、

  • 過去と人は、変えられない
  • 今の自分を受け入れて、自分の状態をよくする事を考える
  • 相手の課題にむやみに踏み込まない(課題の分離)

の3つでしょうか。

この部分は、本を読んでいただければわかります。

https://l-s-b.org/2015/12/courage/

↑過去に記載した内容がありますので、そちらに私が読んで思った内容は、記載しています。

アマゾンリンク

なお、嫌われる勇気の後、この本の続編、幸せになる勇気もあります。こちらは、カウンセラー側の視点が見れて、面白いですね。

https://l-s-b.org/2016/02/courage-to-happy/

こちらも、アドラー心理学に関して学べる本で、個人的にも非常にオススメの一冊です。

小さな箱から脱出する方法

アマゾンリンク

こちらもアドラー心理学のような本で、個人的に対人関係を学ぶ上で、非常に良い本だと感じました。

アドラー心理学とかなり似たような内容ですので、別の見方を学べる感覚になります。

私の場合は、本筋にアドラー心理学があり、その補助ではないのですが、別の見方として学べる、小さな箱から脱出する方法も、良い本だと感じました。

https://l-s-b.org/2016/04/escape-in-small-box/

こちらに関しても、過去にレビューを書いていますので、気になる方は、参考にしてみてください。

参考になった本のまとめ

対人関係は、非常に重要な要素で、聞きにくさを感じやすい難聴の人にも、個人的には、非常に重要な部分だと思っています。

上記の本は、一般の人に向けて作られているものですが、私自身も、非常に勉強になった本です。

もちろん、実際に行なっていくのは、難しい部分もあるのですが、一歩、一歩、行なっていけると、個人的には、良いと感じています。

私自身もこれらの考えがあり、それに合わせて行動するようにはしています。

こちらで、対人関係に関する内容が学べたのであれば、幸いです。

ABOUT ME
深井 順一|パートナーズ補聴器
深井 順一|パートナーズ補聴器
補聴器を使っている人が対応している補聴器専門店・代表
生まれつきの感音性難聴で小学2年生の頃から補聴器を使用。補聴器の仕事は、2006年からで、2024年現在、18年です。自分自身でも補聴器を使っていることを活かして、お客様に貢献できるお店を目指しています。お客様からは、補聴器を使っている当事者なので、状況や気持ちをわかってもらいやすい、と評価いただくことが多いです。
記事URLをコピーしました