耳かけ形補聴器でマスクを使う場合、こうして使いやすくしよう
マスクを常に使うようになって、やや久しいのですが、耳かけ形補聴器を使用されている方の場合、中には、紛失されている方も、いらっしゃるようです。
耳かけ形補聴器を使っていて、マスクをつけている場合ですが、
- マスクの紐は、外側にずらす
- マスクの紐がきついものは、避ける
という事をすると、マスクの紐に補聴器が引っかかりづらくなりますので、その結果、失くしたり、操作が面倒。という事を避ける事ができます。
耳かけ形補聴器を使っていて、マスクを使う場合
基本的に耳かけ形補聴器を使っていて、マスクを使う場合は、上記の通り、
- マスクの紐は、外にずらす
- マスクの紐は、きつくないものを使う
の2つをしていただくと、だいぶ使いやすくなります。
マスクの紐は、外にずらす
まず、マスクの紐ですが、これは、補聴器をつけている外側、耳側に紐がくると良いです。
この紐が、頭側にきていると、紐が補聴器の内側に入り込み、補聴器に紐が引っかかりやすくなって、結果、ピョ〜ンと取れてしまう事があります。
引っかかる理由は、紐が補聴器の内側に入り込んでいる事が原因で、内側に入り込まないようにするには、マスクの紐を補聴器の外側、耳側に出す事です。
すると、マスクの紐は、補聴器の内側に入り込まないので、補聴器に引っかかる事がなく、楽に使えたり、失くす事は、だいぶ減ります。
耳かけ形補聴器を使っていて、マスクを使う際、使いづらさを感じている場合は、ここを意識するだけでだいぶ使いやすくなります。
マスクの紐はきつくないものを使う
ここは、できれば。ですが、マスクの紐は、少し余裕があるものが良いです。
マスクの紐が短いものは、耳が引っ張られた形になってしまい、耳の形状が変化します。
すると耳が立ったようになってしまい、補聴器が耳の形に沿って、セットされづらくなるため、それもまた安定して使う。という事がしづらくなります。
ただ、マスクの紐は、基本的に操作できるものではないので、ここは、できれば。という部分になります。
それでも改善しづらい場合は?
マスクの形状が少し特殊だったり、大きめのマスク、もしくは、ゴツいマスクの場合は、耳の形が変化する事もあり、上記のことをしても、改善しづらいケースもあります。
その場合は、2つあり
- 長さのサイズを変える
- 外れても大丈夫なようにする
の2つがあります。
長さのサイズを変える
このような補聴器を使用している場合ですが、ここの長さを変える事ができますので、販売店さんに行き、見てもらって、マスクをつけた状態で、再度、サイズの調整をしてもらうと良いです、
耳が引っ張られたような状態になると、補聴器が耳の形に沿ってセットしづらくなるので、調整しづらかったりするのですが、それでも、見てもらい、セットし直す事で、より良くする事ができるかもしれません。
これが一つですね。
外れても大丈夫なようにする
もう一つは、耳の形を採取して、その方、専用の耳せん。もしくは、固定器具を作る事です。
補聴器には、上記のようなものがあり、こちらを使うと、仮に補聴器本体が耳から外れたとしても、耳の穴の部分で、セットされたままになり、外れにくくなります。
こちらは、最終手段ですが、このようにして、失くさないようにする。という事もできます。
ちょっとお値段がかかりますが、補聴器を失くす(新しく補聴器を買う)よりは、だいぶ値段は、安いので、外れる心配、失くす心配がある方は、こういった道具を使って、失くしづらくする。というのも手です。
補聴器は、なるべく使いやすくしてみよう
仮に少し使いづらい場合は、これらのことを意識してみることをオススメします。
そうすることで、補聴器は、だいぶ失くしづらくなります。
私の場合は、普通に耳かけ形補聴器を使い、かつマスクの紐を補聴器の外側にセットするだけで、問題なく使えています。
マスクの紐が補聴器にさえ引っかからなければ、問題なく使えるケースは、結構、多くあります。
ただ、中には、マスクをつけることにより、耳が少し変形してしまい、それにより、補聴器がセットしづらくなってしまうケースもあります。
その場合は、補聴器屋さんで見てもらって、上記のことをしてもらうのが、良いと思います。
私が見たケースでは、ほとんどは、補聴器の外側にマスクの紐を来るようにするだけで、使いやすくなりますが、中には、サイズの調整をする必要がある方もいましたので、気になる方は、見ていただくことをオススメします。
ということで以上、マスクと耳かけ形補聴器でした。