補聴器のサポート

聞こえの改善後は、ケアする事を覚えておこう

深井 順一|パートナーズ補聴器

補聴器で生活をより良くしていくための内容は、【FAQ】補聴器で生活をより良くするために、へどうぞ。また、個々の症状(症例)ごとの改善を知りたい方は、お客様の聞こえの改善事例へどうぞ。

さて、前回までで、補聴器で聞こえを改善させる。もしくは、補聴器を選ぶ。という部分に関しては、全て、終わりになります。

補聴器を購入した後は、聞こえのケアと必要になるものを、まとめていきます。

聞こえを改善した後は、ケアする事を覚えておこう

補聴器を購入後は、なるべく聞こえにくくならない様にケアすることが大切です。

このケアですが、

  • 自分の補聴器で聞きにくくなる要因を理解しておくこと
  • できれば定期点検で6ヶ月〜12ヶ月に一度くらいは、見てもらう

の2つです。

補聴器は、聞こえを改善した後は、なくてはならないものになります。

そのため、聞きにくくならない様にできると、それだけ、ご自身の状況を困りにくくすることができます。

自分の補聴器で聞きにくくなる要因を理解しておくこと

補聴器をご購入後ですが、できれば、自分でケアすることで、改善できるものに関しては、教わっておいたほうが良いです。

私が使っているこのタイプは、自分でできるケアは、掃除することくらいしかないのですが、

この様なタイプや

耳の中に入れるタイプは、

この先端に付いているフィルターが詰まったりすると、聞こえなくなりますので、その部分の交換方法に関しては、ご自身でできる様になっておいた方が無難です。

すると、仮に詰まった場合でも、その場で、自分で改善させることができる様になります。

私の場合は、補聴器をお渡しする際に同時にお伝えしています。

また、補聴器の場合、乾燥ケースが付属で付いてくることがあります。

補聴器は、汗や湿気によるものの故障が、大半で、なるべくその様な故障を減らすために、乾燥剤を利用した乾燥ケースがあります。

その中にできれば、夜寝る前に保管し、朝起きて、ケースから補聴器を取り出す。という様な保管ができると、なお、故障は、しづらくなります。

自分で行える補聴器のケアに関しては、このくらいですね。

できれば定期点検で6ヶ月〜12ヶ月に一度くらいは、見てもらう

補聴器販売店では、定期点検。というものを行なっており、補聴器の動作チェックや補聴器のクリーニングを行い、故障していないか。故障前にケアして、故障を防ぐ。という事をしています。

上記には、自分でできるケアの部分を載せましたが、補聴器によっては、難しい部分もありますので、できれば、半年に一度、ほど、定期点検に伺い見てもらえると、ベストです。

難しい場合は、一年に一度でも良いので、見てもらえると、故障する前にケアできたり、色々と予防できたりするので、オススメです。

お願いする場合は、定期点検をお願いします。といえば、補聴器屋さんには、伝わります。

補聴器を購入した後に必要になるもの

補聴器を購入した後に必要になるものは、

  • 補聴器の電池
  • 一部のケア用品

の2つでしょうか。

補聴器の電池

補聴器の電池は、最近は、アマゾンでも購入できます。

ご自身が使用する補聴器の電池の種類を聞いておき、アマゾンで注文する。でも、大丈夫です。

プライム会員であれば、1日くらいで届きます。

ただ、ちょっと気をつけてほしいのは、電池の消費期限です。電池には、消費期限があり、パックの裏には、必ず、消費期限が書いてあります。

注文時は、なるべくここを確認し、2年くらい先まで保つ様な電池であれば、新品の電池が出ていますので、安心です。

その部分が極端に短い場所からは、購入しないほうが良いかと思います。

通販だと、この部分の確認ができないため、少し不安は、残りますね。当たりさえ引けば、定期的にそこを利用し続ければ、安く手に入る様になります。

一部のケア用品

一部のケア用品とは、

  • 乾燥剤の様なケア用品
  • 補聴器の部品、交換用品の購入

になります。

上記に紹介した乾燥ケースの中に入れる乾燥剤の様なケア用品や

補聴器の部品の交換用品。

これらは、補聴器屋さんでしか扱っていないので、定期点検のついでに購入できるとベストです。

それらの事からも、定期的にいけると、良い流れを作ることができます。

補聴器購入後は、壊れない様にすることが大切

補聴器は、耳に慣れると、なくてはならないものになります。

そのため、補聴器が聞こえなくならない様にしたり、仮に聞こえなくなったら、どの部分を見れば良いのか。その点に感して、予め、補聴器屋さんに聞いておけると、困る事を少なくできます。

個人的には、自分でできるケア用品系は、ご自身でできる様になっておけると、いいですね。

その様にできると、仮に聞きにくくなった際に、自分で改善させることができるためです。

壊しそうで怖い。という方は、無理に行う必要はありませんが、できる方は、できる様になっておいた方が、いざという時に、自分で改善できる様になります。

これらを覚えておければ、困る事は、少なくなるかと思います。

後は、わからないところがあれば、補聴器屋さんに気軽に聞いてみる事です。色々と教えてくださるかと思います。

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ABOUT ME
深井 順一|パートナーズ補聴器
深井 順一|パートナーズ補聴器
使っている人が対応している補聴器専門店・代表
1986年、7月1日生まれ。生まれつきの難聴者で小学2年生の頃から補聴器を使っています。私にとって補聴器とは、難聴の方の生活を支える道具です。この店では、生活を支えられる補聴器を提供したり、支えられるサービスを提供しています。

お店のご紹介

初めまして、パートナーズ補聴器の深井と申します。

このお店は、生まれつき難聴で補聴器を使っている人が対応している補聴器専門店です。

補聴器とは、難聴の方の生活を支える道具である。という考えから、生活を支えられる補聴器を提供したり、支えられるサービスを提供しています。

お店の詳細は、以下のページへどうぞ。

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