働く、仕事の事

自分を知るツールのご紹介

深井 順一|パートナーズ補聴器

補聴器による聞こえの改善は、聞こえの改善と補聴器のFAQ、にまとめています。また、個々の症状(症例)ごとの改善は、お客様の聞こえの改善事例にまとめています。

前回は、難聴の方の仕事に関して、記載してみました。あくまでも私自身のスタンス、考えにはなりますので、賛否両論だと思いますが、私はこのように考えています。

そこで出てきたのが「自分を知り、自分の能力が活きる場所に行くこと」こちらでした。

難聴というのは今現在、治す方法がなく、障害、あるいは、ハンディキャップが出てきてしまうため、周りの方が当たり前にできることが自分にはできない。ということが起こりやすくなります。

なので、自分自身ができないところに注目するのではなく、できることに注目する。このような意識の変換が必要になるわけですね。

では、その自分自身ができることはなんなのか。もうこれは人一人、自分自身には何ができるのか、どんな力があるのかを考えていくことが一番大事なのですが、全くヒントなしにするのも大変かと思いますので、今回は、自分自身が使ってみてよかったツールについて、紹介します。

それはストレングスファインダーとジーニアスファインダーと呼ばれるものです。

ストレングスファインダー

ストレングスファインダーは、その人の資質を見るものになります。34個の資質の中で、自分には、どのような資質があるのか。その傾向を表し、自己理解を深めるツールになります。

資質というのは、自分自身の思考のクセや性格というとわかりやすかも知れません。自分自身は、どういった価値観を持っているのか。何を大事にしているのかも傾向としてわかりやすくなります。

実際には、資質のTOP5が色濃く出る傾向があり、こちらが私の資質です。

私の場合は、

  • 回復思考
  • 収集心
  • 個別化
  • 内省
  • 自己確信

の五つ。これが私のTOP5の資質です。

私の資質に関して説明すると、かなり長くなってしまいますので、詳細は省きますが、自分自身がどのような性格なのか、どのような仕事に向くのか、あるいは、どういった考え方の癖があるのか。こういったものを見ることにより、自己理解を深めることができます。

ストレングスファインダー自体、非常に有名なツールですので、ストレングスファインダー 回復思考、だとか、収集心、だとか検索すれば、どういったものなのかを知ることができます。

こちらのテストの受け方は、さあ才能(自分)に目覚めよう。ストレングスファインダー。という本にコードが書いてあり、Web上でテストを受けることで、知ることができます。

そんなに複雑なものではありませんので、受けてみて、自分がどういう傾向があるのかをみてみるのは、良いことだと思います。

なお、一つ注意点として、本を買っていただくことになるのですが、この本は、必ず、新品を買っていただくことをお勧めします。中古だと、このコードが使用されており、テストができない可能性が高いです。

そしてその本の中にも、資質の傾向が書かれていますので、それを読んで自分自身を理解しても良いですね。

ジーニアスファインダー

ジーニアスファインダーは、自分自身の特性に関して示してくれるものになります。

8つの大きくカテゴライズされた性質をだし、自分自身がどんなことに向いているのかを出してくれるもので、個人的には、ストレングスファインダーより、自分が向いている仕事はわかりやすいと考えています。

ストレングスファインダーは、自分の資質、性格的なものを出してくれるのですが、そこからどんな職業が良いのかはわかりづらい傾向があります(慣れれば大丈夫ですが)。

初めての方、自己理解に関して、初めての方の場合は、わかりやすいのは、自ーニアスファインダーの方ですね。

私の場合は、こちらになります。人を想う。というところに私の属性があるようです。

属性がわかると、より自分自身が何に向いているのかがわかりますので、個人的には、こちらの方がわかりやすいように感じます。

なお、こちらもストレングスファインダーと同じく、中古の本はコードが使用されている可能性がありますので、お勧めしません。

こちらもWebテストを行なって診断するものになるのですが、受けたい場合は、新品の本を買いましょう。それが確実です。

そして、初めの方は色々と刺抜きだとか色々と出てくるのですが、手っ取り早く、診断ツールを使ってから理解し、その後、本書の内容を読んでも良いと思います。

自分を知り、一歩、一歩前進する

自分を知るというのは、非常に難しいです。人は他人のことはわかっても、自分のことはよくわからなかったりします。

自分自身が一番長くいる存在なのですが、その自分がわかりづらい。ですので、自己理解や診断ツールを使って、自分自身の資質、性格、あるいは傾向、こういったものを知り、自分の能力が適する場所、そこを探す。これが大事なことだと私は思っています。

大事な考えとして、難聴やその他の障害がある場合、できないことがあるのは事実ですが、それとは別にできることがあるのも事実である。ということです。

そして、そのできることを自分で見つけていく。ここが難しい部分ですが、これを地道にしていくということですね。

それが少しでも見つけやすくなったのであれば幸いです。

ABOUT ME
深井 順一|パートナーズ補聴器
深井 順一|パートナーズ補聴器
使っている人が対応している補聴器専門店・代表
1986年、7月1日生まれ。生まれつきの難聴者で小学2年生の頃から補聴器を使っています。聞こえにくい側の状況やお気持ちは、同じ難聴者や当事者にしかわからないことがある事から、このお店では、実際に補聴器を使っている私自身がご相談を承っています。

お店のご紹介

初めまして、パートナーズ補聴器の深井と申します。

このお店は、生まれつき難聴で補聴器を使っている人が対応している補聴器専門店です。

聞こえにくい側の状況やお気持ちは、同じ難聴者や当事者にしかわからないことがある事から、実際に補聴器を使っている当事者がご相談を承っています。

お店の詳細は、以下のページへどうぞ。

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