充電型のRIC補聴器のケア方法まとめ
こちらでは、充電型のRIC補聴器に関するケア方法について、まとめていきます。
この補聴器の良いところは、ケアする部分が少ないことです。覚えておけるとよいことは、
- 音が出る部品のフィルター交換
- 補聴器の簡易的な掃除方法
このぐらいしかありません。
今までの補聴器は、汗や湿気に弱かったため、乾燥する必要があったのですが、充電型の補聴器になると充電して使うようになるため、汗や湿気に弱かったボタン電池を使用しません。(補聴器が弱いというよりも補聴器に使われるボタン電池が汗や湿気に弱かった)
充電型補聴器の良いところの一つがここになるのですが、そのため、ケアする部分が少なく、楽に使える。という強みがあります。
ただ、ケアできると良いところはありますので、こちらでは、その点についてまとめていきます。
RIC補聴器(充電型)のケア方法とは?
上記の通り、覚えておくと良いところは、2つになります。
- 音が出る部品のフィルター交換
- 補聴器の簡易的な掃除方法
この2つですね。
音が出る部品のフィルター交換
まず、この補聴器で覚えておけると良いのは、このフィルターの交換方法です。
この補聴器は、耳の中に入れる部分の先に白いフィルターがついており、この部分から音が出ています。そのため、このフィルターが目詰まりを起こすと、音が聞こえなくなってしまいます。
音が聞こえなくなるということは、そのまま聞きづらくて困ってしまう事に直結してしまいますので、できればここの交換方法は、覚えておけると良いです。
幸い、このフィルターの交換に関しては、セルフででき、そこまで難しいものではありませんので、ご自身で覚えておけると良いですね。
覚えておけると急に聞きにくくなった際、ご自身で交換し、リカバリーしやすくなります。
リカバリーしやすくなるということは、聞きにくくなったとしても、すぐに復活させる事ができるようになる訳ですから、困る要素を減らす事に繋がります。
交換方法は、まず、耳せんを外します。
耳せんを外した先にこのフィルターがありますので、交換用のフィルターを用意します。この交換用のフィルターは、補聴器購入時に1パック無償でついてきますので、それを活用しましょう。
フィルターを用意したら、このフィルターの部分の1番の部分にゴミ箱のマークがありますので、まずは、今ついているフィルターを差し込んで外します。
そのフィルターを外したら、今度は、ついているフィルターを付けるため、2番のマークの部分にそのまま差し込みます。
差し込んだ後、抜くとフィルターがもう取り付けられています。
そして、最後に耳せんを取り付けて終わりです。これだけで、フィルターの交換は、終わりです。
はじめは慣れないところがあるかと思いますが、慣れればすぐに交換する事ができます。
なお、このフィルターの交換のタイミングですが、耳が汚れやすい方だと1〜2ヶ月に一度。そうでない方は、6ヶ月に1度ぐらいで大丈夫です。
詰まってしまうと急に聞こえなくなってしまいますので、できればご自身で交換できるようになっておけると良い部分ですね。
補聴器の簡易的な掃除方法
2つ目は、RIC補聴器の簡易的な掃除方法です。
こちらは、そんなに難しいものではなく、仮に耳に乗せる部分、本体の部分が汚れてしまったり、耳せんが汚れた場合、アルコールタイプのウエットティッシュで綺麗にできると良いです。
こういったタイプの携帯用のウエットティッシュですね。
ウエットティッシュには、水性のものとアルコールタイプのものがありますが、オススメなのは、アルコールタイプです。
アルコールタイプの場合、すぐに乾くという事と殺菌までできますので、綺麗にしやすいという特徴があります。
この補聴器の場合、特にこまめに掃除する必要はありません。目で見て「汚れてきたな」と感じたら、軽くアルコールタイプのウエットティッシュで掃除していただければ、簡単に綺麗になります。
まとめ
充電型のRIC補聴器に関するケア方法については、以上です。こちらしかありません。
充電型補聴器になって、今まで故障の問題だったボタン電池がなくなりましたので、ケアすることも少なくて済むようになっています。
ただ、耳の中に入れて使う音が出る部品のフィルターについては、目詰まりを起こすと聞こえにくくなってしまいますので、その部分だけは、できるのであれば交換できるようになっておけると良いです。
そこの部分を交換できるようになっておけると、何かあった際にご自身で交換することで、すぐにリカバリーする事ができます。
補聴器を購入した後は、いかに困らない環境を作る事ができるか。ここが大事です。そのための一つがこのケア方法ですね。
以上、充電型のRIC補聴器のケア方法でした。