明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

深井 順一|パートナーズ補聴器

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明けまして、おめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

気がつけば、1月7日(火)、年が明けて少し経ちましたね。ご挨拶ということで、今年、どのようにしていくのか、というところについて、簡単に記載していきたいと思います。

ちなみに結論から言うと、本年もそこまで変わることはなく、粛々と自分自身の目標、やるべきことに集中していきたいなと考えています。

今年はどうする?

休みの間、お店に関して、今年、どのようにしていこうか。を考えていたのですが、昨年と変わらず、そのまま来そうな感覚です。

私の場合、自分が補聴器を使っている。ということで、当事者だからわかること、できることを活かして、貢献する。をベースに考えているのですが、その点は、変わらず続けていこうと思っています。お客様からの評価で高いのは、その部分だからですね。

また、お店の目的も実は、昨年の前半から、補聴器を販売するお店ではなく、難聴の方がスムーズに日常生活を送れるようになるお店、という考えでやっていました。

私も補聴器を使っている人間ですが、やはりみんな聞こえにくいことで困っているので、聞こえにくさを減らすこと、聞きにくさや補聴器の不調、使いづらさ、そういったものを解決して、フツーに暮らせるようにすること。

それが本当の意味で求められているのではないか、と感じています。これは私自身もそうですね。

あくまでも私の持論ですが、良い補聴器とは、

  • 聞こえの改善状態が良いこと
  • ご自身にとって扱いやすい補聴器であること
  • 補聴器の装着感がいいこと

の3つになります。ですので、そういった補聴器を一人一人に提供できるように完全予約制にして対応していたのですが、お客様からは、それなりに評価をいただけている感じですね。

であれば、変わらず、そのようにお悩みの人、お困りの方を解決していけると良いのかな?と休みの日に考えていました。

補聴器の今後と労働の問題

さて、2025年といえば、前々から一部?で話題になっていたことがありましたね。2025年問題というやつです。

2025年問題には、色々とあるのですが、私が注目しているのは、後継者がいないことで、廃業になる会社が確か127万社、このぐらいの会社が廃業予備軍になるというものです。単純に会社や働き手、これが少なくなるということですね。

というのも実は、2023年頃から、他のところで購入して、その会社がなくなったから来た。そこで働いていた担当の人がいなくなったので代わりに見てほしい。ということで、相談に来られる方が増えてきました。

今までは、初めての補聴器の方から、どこかで補聴器、耳のことを見てもらったけれどもうまく改善されなかった、あるいは、うまくお店の方とコミュニケーションをとることができず改善されなかったので、こちらに来たという方が多かったのですが、毛色が異なる方が徐々に来られるようになりました。

どうもこの業界でもそういった人員不足というのが起こっているようです。

ちなみにこれは、一番人口が多い東京で起こっていることですので、もしかしたら、地方や少し離れたところでは、そもそもお店すらなくなる、あるいは、人がもうすでにかなりいなくなっている、ということがあるのかもしれません。

また、実をいうと一部のところでは、「そもそも専門店の専門性が低下している」という話も出てくるようになりました。専門店なのに補聴器のことがわからない、知らない、改善できない。ということですね。

この辺りは、私も全てが解決できるわけでもなく、全てのことを知っているわけではないので、どこまで専門性(知識)があると専門店と言えるのか、は、他にゆずるとして、そういったお店も増えてきているようです。

これらの問題は、まさに働き手が徐々に不足してきて、補聴器できちんと改善できる人が少なくなってきている、ということなのかもしれません。

ゆっくりしていたら、状況が変わっていた

実を言うと、私の場合は、個人の目的として、自分の生活を豊かにする、ということを考えています。ですので、仕事は仕事としてもちろん行うのですが、それにプラスして、どのようにしたら難聴の人は幸せになれるのか、生活を豊かにすることができるのか、に興味がありました。

ご存知の通り、難聴は補聴器で治せません。ですので、補聴器をつけても聞きにくさ、不便さは、どうしても残ってしまいます。その中で、どう人と関わっていければ良いのか、どう生活に関して考えていければいいのか、どう仕事について考えていければいいのか、課題は山積みです。

自分自身も難聴者ですので、この課題を解決すること、この課題のほんの少しの改善ポイントを見つけることができれば、自分だけでなく社会や他の方、障害を抱えている方にお役に立てるのかな?と考え、自分なりにこの点について、30代後半から特に考えるようになりました。

余談ですが、この点については、おおよそわかってきており、そのポイントは、

  • 聞こえの改善状態について最善の状態にすること
  • コミュニケーション能力を育成すること
  • お金を稼ぐ力、お金に関する知識を身につけること

の3つになります。少なくともこの資本主義の社会で難聴の方がそれなりに幸福に、あるいは、人生を豊かにしていくために必要になってくるのは、最低限、この3つが必要になってきます。

……と、こんなことを考えている間に、なんと業界の状況がだいぶ変わりまして、私もそんな業界の中で自分自身ができることをしていこうと思います。

明けまして、おめでとうございます。今年も深井並びにパートナーズ補聴器をよろしくお願い致します。

この記事を書いた人
深井 順一|難聴の補聴器販売員
深井 順一|難聴の補聴器販売員
補聴器を使っている人が対応している補聴器専門店・代表
補聴器のお店には珍しい難聴の補聴器販売員です。1986年7月1日生まれ。スティックラー症候群という遺伝性の病気で、その症状の一つに感音性難聴(両耳とも中等度の難聴)があり、7歳から補聴器を使っています。生まれは静岡県静岡市、育ちは千葉県市川市。趣味は、サウナと読書。色々なものの見方、考え方を知るのが好きで、本を読んだり、人の話を聞き、自分の生活の改善に活かしていくのが好き。

補聴器のご相談、承っています。お気軽にご相談ください。

「補聴器を使って良かったです。これから明るく生活できます」50代・女性

自分が補聴器ユーザーになることにとても不安を感じていましたが(つけても大して聴こえないんじゃないか、とか)思いきって本当によかったです。40代・女性

時間をかけて細かく調整して頂いたり、貸し出しして頂いて日常での使用感を確認できたこともあり、満足のいく補聴器買い替えが出来ました。30代・男性

などなど、ご評価いただいています。補聴器のご相談、承っています。

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