高い音の聞こえの改善が感慨深い

深井 順一|パートナーズ補聴器

先日、高い音が聞こえにくい方の聞こえの改善について記載したのですが、その部分に関しては、だいぶ感慨深いものがあります。

元々、高い音が聞こえにくい難聴の方は、補聴器では改善しづらいものの一つで、いくつかの要素が重なり、必要な部分にまで音を入れるということが難しい状況でした。

それが徐々にではありますが、改善度が上がり、良くなる方も増えてきました。

ここについて簡単にではありますが、まとめていきます。

補聴器がしていること

さて、補聴器は、どのようにして聞こえを良くしているか、と言いますと、簡単に表現しますと、低下したところに対して、音を入れて聞こえを改善しています。

難聴の方が聞きにくい理由の一つには、単純に音が聞きにくくなっているから。というのがあります。

正常の聞こえの範囲が、0〜25dBなのですが、そこから外れるようになると、そのレベルに応じて、小さい声の方、騒がしい中、離れたところからの呼びかけ、こういったものが聞きにくくなります。

ですので、その聞きにくさを改善していくために、正常の範囲内に近づけられるよう聞こえを改善していく。それが補聴器です。

実際には、まだ補聴器は正常の範囲内にすら改善が届いていないので、その範囲内に近づけることで、より良くしています。

で、高い音の方の聞こえですが、7〜8年前の補聴器だと、こんな感じになります。

7〜8年前は、こんな感じ。これが割と当たり前にあった改善状態。

△が補聴器がない状態、▲が補聴器をつけた状態。

聞こえにくくなったところに対し、音を入れて、聞こえを改善していく。その違いが、こちらの図になります。

なんかあまり▲の部分が上がっていないですよね。

で、

3〜4年前でこんな感じ。以前のものより、良くなってきた。

こんな感じになったり、

2025〜26年ぐらいからこんな感じ。

今現在は、ここまで改善されるようになりました。

実際には、人によって改善値が異なるのですが(どこまで入れられるかは人による)、こうしてみると、感慨深いなと感じます。

年数が経過するごとに徐々に聞こえの改善が良くなってきていることを実感するからですね。

このぐらい改善できるようになった今、昔のものを見ると、「昔って、こんなもんだったな」と感じます。

より良い改善へ

まだまだ補聴器は、残念ながら耳が治るレベルまでの改善はできていません。

先ほどの数値も良くてあのぐらいですので、特定の人の小さい声の方とか、離れたところからの会話、呼びかけ、さらには、騒がしい中での会話。そういったところでは、まだまだ聞きにくさが出てしまいます。

本当の意味でそういったものまで改善していくには、正常の範囲内に入るくらいまで改善できるようにすること。できれば、15dBぐらいまで必要なんじゃないか?とされています。

私自身も補聴器を使っている身なので、やはり、大事なのは、補聴器的に見て良いかどうか、以上に、聞こえにくいと困ってしまうので、それを無くしていくこと。だと思っています。

補聴器的に見れば、改善度が上がってきている時点で良いことなのですが、ただ、まだまだ補聴器を使っても聞きにくさや、それにより困ることは出てきてしまう状況ではあります。

なので、もうちょっと改善できるようにしていきたいところですね。

ということで、高い音の聞こえの改善が感慨深い。でした。

この記事を書いた人
深井 順一|パートナーズ補聴器
深井 順一|パートナーズ補聴器
補聴器を使っている人が対応している補聴器専門店・代表
初めましてパートナーズ補聴器の深井と申します。生まれつきの難聴者で7歳から補聴器を使っています。1986年7月1日生まれ。出身は静岡県静岡市、育ちは千葉県市川市。使う方にとって良い補聴器を作り上げ、生活を良くできるようにすること。を大切にしています。

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生まれつきの難聴者で7歳から補聴器を使っている私は、そう感じています。

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