補聴器は紛失した場合、補償はあるの?
補聴器を紛失した場合、メーカーによっては、紛失補償があります。
ただし、この補償を受けるには、いくつか条件がありますので、こちらで扱っている補聴器メーカーを基準にこの補聴器の紛失による補償について、記載していきます。
なお、結論から記載しますと、補聴器のグレードが、アドバンス以上(対象は、アドバンスとプレミアム)で、交番に紛失届を出す事です。
こちらができれば、紛失した場合、紛失価格(特別価格)で、補聴器を購入できます。
補償条件①補聴器のグレード
今現在、補聴器には、いくつかグレードがあります。
その中で、アドバンスとプレミアムのグレードのみ、紛失補償の対象になります。
この場合の紛失補償とは、紛失をした際に補聴器をそのまま定価で買い直すのではなく、特別価格(特別割引価格)で購入できるというものです。
条件がいくつかあるのですが、保証書の期間より、1年目(実際は、一年未満)までの紛失の場合は、50%の割引、2年目(実際は2年未満)までの紛失は、30%の割引となります。
こちらは、フォナックという補聴器メーカーの場合になりますので、ここの条件は、各メーカーで異なります。(確か)紛失補償がないメーカーもあったと思いますので、ここは、購入するメーカーによって若干異なることはご了承ください。
逆にアドバンスとプレミアムのグレード以外は、そのまま買い直すことになりますので、その点にご注意ください。
あくまでも高い補聴器に関する補償というように見ておけると良いかと思います。
補償条件②交番に紛失届を提出する
紛失した後ですが、探せるだけ探した後は、その近くの交番に紛失届を出すことです。もしかしたら(親切な方がいれば)交番に届けられているかもしれません。
で、この際ですが、紛失した際に紛失届というものをもらえますので、それを購入したお店に持っていくことが必要になります。
その紛失届とセットで、紛失補償が使えます。
お困りの方には誠に申し訳ないのですが、実は紛失というのは、証明する方法がありません。
というのも、仮に持っていたとしても、紛失した!といえば、紛失した状態になります。どこかに隠し持っていてですね。
ですので、実際にお困りの方には、大変申し訳ない限りなのですが、少々、手続きが面倒な状態になっています。
まとめ
補聴器メーカーによっては、補聴器の紛失補償というのがあります。
ただ、条件は少々厳しく、高額な補聴器の場合にのみ当てはまることが多いです。こちらは、高額な補聴器の場合における補償というような位置付けです。
プレミアム、アドバンス以外は、定価での買直しになりますので、その点にご注意ください。
どちらにしても、丸々、補償してくれるわけではありませんので、無くさないに越したことはありません。
仮に補償が使えたとしても、それでも何十万も支払うことになりますので、紛失はないに越したことはないということですね。