働く、仕事の事

ドラマや映画に学ぶ人間関係の在り方

深井 順一|パートナーズ補聴器

補聴器による聞こえの改善は、聞こえの改善と補聴器のFAQ、にまとめています。また、個々の症状(症例)ごとの改善は、お客様の聞こえの改善事例にまとめています。

久々にお盆休みということで、自分自身も休みながら、そして、「そういえば見てなかったものがあったな」ということでドラマを見たり、映画を見ていたりしました。

その際に個人的に気づいた事ですが、ほとんどのいざこざって、お互いに想っていることを相談しなかったり、どのようにすれば、お互いにとって、良い状態になるかを相談しないからではないか?と思うことが多くなりました。

本当にただの嫌な人のケースもありますので、ケースバイケースな部分も多いのですが、内容を見て、思ったことをこちらではまとめていきます。

フィクションより、ノンフィクション派

実は私自身は、フィクションより、ノンフィクション派になります。

フィクションだと「現実的にそんなこと起こりうるのか?」といった展開や作り物であること。そして、私の場合、ドラマや映画を見るときは、学びがあるかどうか。を結構、大事にしていることもあり、それであれば、ノンフィクションの方が異なる価値観、物の見方がわかることがありますので、こちらの方が私は好きでした。

ドラマや映画のよいところは、人の心境やそういった点を一人一人見れることですね。現実世界では、自分が見ている世界、自分の状況はわかりますが、相手の状況は聞かない限り、よくわからないことも多いです。

どんな人にも事情がありますので、自分にも事情があれば相手にも事情がある。それが世の中というものです。

その点が、映画やドラマは、一人一人の心情などが出てきますので理解がしやすいという点があります。

ですので、ある時を境に韓流ドラマや日本の映画、ドラマも見るようになりました。人それぞれが持つ事情(その人の背景とも言う)というものがわかりやすい、理解しやすいためです。

いざこざとお互いの思いを伝えること

ドラマだとか映画とかでは、紆余曲折あり、最後は、まとまって良くなる。というのが大体のストーリーです。中には、どうにもならず、バッドエンドという作品もありますが、こちらは、レアなケースでしょう。

で、問題はこの紆余曲折の部分なのですが、見ていくと割と高い確率で、お互いの想い、考え、価値観、そういったものをきちんと相手の方と相談しないこと。そこから、いざこざになってしまったり、巡り巡って変な方向へいってしまっているのでは?。と思うことがあります。(か、本当に嫌な人に意地悪されるかの2択)

それがなければ物語が面白くならないだろ。というツッコミは、それをいっちゃあおしまいよ感があるのですが、それはさておき、こういった視点で見てみると気づきを得られる部分もあります。

人にはそれぞれ事情がありますので、別に事情があるのは良いと思います。むしろ清廉潔白、あるいは、全ての部分が良い人、何も問題ない人など、おそらくいないでしょう。

その人自体がとても良い人でも家庭内に実は問題がある。家族の件で悩むことがある。というのは、よくあることです。

私自身の事もオブラートに包まず言ってしまえば、障がい者になりますので、これも人によっては、嫌に感じる人、嫌悪感を感じる人もいるでしょう。

なかなか話しづらいことですので、そこまで踏み込んだ話をできるほど、相手の方との信用を築けるか。あるいは、話せることなのかは、なかなか難しい問題ではあるのですが、どのようにしたら、お互いにとって良くなるのか。その点を相談すること、相談する勇気を持つことは、大事なように思います。

よくwin-winと言ったりしますが、人との関係で長続きするもの、継続的に続いていくものは、相手にとっても自分にとっても良い関係だけです。

ドラマや映画を見て思うのは、きちんと相手を信用し、自分が考えていること、価値観、これからどうしていきたいかを伝える、相談すること。

言い方を変えれば、相談すべきところはきちんと伝え、相手にとっても、自分にとっても良い関係を目指していく。これが一番なんだなという事を改めて学びました。

まとめ

休みの日ぐらい休もうかと思うのですが、どうしても自分としては、こういった本質的なものを知るというのが好きで、映画やドラマからも学べること、それがあると嬉しくなってしまいますね。

“星の王子様”の作者であるサン=テグジュペリは、「愛するとは、お互いを見つめ合うことではなく、一緒に同じ方向を見ることだ」という言葉を残しています。

お互いに見つめ合うという対立ではなく、お互いが幸せになるためにお互いが持っている問題や気になること。そういったことを相談できるようになるような関係。一緒に自分達が幸せになれる方向を探し、そこを目指すというスタンスですね。

お互いに良い関係、お互いにとって良くなる方向でしか長く続くことはないからです。

そういった意識、物の見方ができるようになると、もう少し世の中は明るくなるのかな。とドラマや映画を見て感じました。

そのためには、相手を信用して、自分が想っている事、価値観、どんな生活をしていきたいか、どんな状態が自分にとって幸せか、そういった部分まで対話し、互いが同じ方向を向いて、一緒にそこを目指していけると良いのかな。と個人的には思います。

あくまでも恋愛ものを見ていて感じたことではありますが、正直、良い人間関係を構築するために大事なのは、こういった部分だと思いますので、その参考にと思い、まとめてみました。

ABOUT ME
深井 順一|パートナーズ補聴器
深井 順一|パートナーズ補聴器
使っている人が対応している補聴器専門店・代表
1986年、7月1日生まれ。生まれつきの難聴者で小学2年生の頃から補聴器を使っています。聞こえにくい側の状況やお気持ちは、同じ難聴者や当事者にしかわからないことがある事から、このお店では、実際に補聴器を使っている私自身がご相談を承っています。

お店のご紹介

初めまして、パートナーズ補聴器の深井と申します。

このお店は、生まれつき難聴で補聴器を使っている人が対応している補聴器専門店です。

聞こえにくい側の状況やお気持ちは、同じ難聴者や当事者にしかわからないことがある事から、実際に補聴器を使っている当事者がご相談を承っています。

お店の詳細は、以下のページへどうぞ。

記事URLをコピーしました