【聞こえを改善】左右の聴力が異なるケースを補聴器で改善させる考え方


左右の聴力が異なる場合、その耳の状況に応じて、補聴器で改善させる方法は、異なります。

左右の聴力がそこまで大きく離れておらず、補聴器を装用することで、効果を見込める耳であれば、両耳に装用して、補った方が聞こえを改善できますし、仮に片方の耳が全く聞こえないような状況ですと、少し変わったバイクロス。と呼ばれる補聴器で改善した方が、状況を改善できたりします。

こちらでは、左右の聞こえが異なる場合、どのように改善をしていければ良いのか。その点をまとめていきます。

改善を考える場合の基本は、現状を把握し、その状況をどう改善させられると良いかを知ることです。このページでは、どう改善できると良いかの部分と、現状を把握する方法について載せていきます。

聞きにくさを感じている方へ少しでも改善のヒントになれば幸いです。

目次

左右の聴力が異なる場合の補い方

補聴器で聞こえを改善させる際にはじめに考えるのは、どのように補って改善させるのか。という部分になります。どの補聴器の形状……、どの性能……ではありません。

左右の聴力が異なる場合、基本的な補い方は

  • 両耳に補聴器をつける
  • バイクロス補聴器を使う
  • 片耳だけ補聴器を装用する

の3つがあります。

両耳に補聴器を装用する

こちらは、

一般的に使用されることが多い、耳にかける補聴器のタイプ。

一般的に使用されることが多い、耳にかける補聴器のタイプ。

このような一般的な補聴器を両耳に装用する。こちらになります。

聴力検査の結果。×が左を表し、○が右を表します。それぞれの聴力レベルの差が大きすぎない(0〜25dBくらいまで)であれば、両耳に装用した際に左右の耳の感覚をバランスよく改善できる傾向があります。差が大きくなるとなるほど、バランスは、整えづらくなります。

聴力検査の結果。×が左を表し、が右を表します。それぞれの聴力レベルの差が大きすぎない(0〜25dBくらいまで)であれば、両耳に装用した際に左右の耳の感覚をバランスよく改善できる傾向があります。差が大きくなるとなるほど、バランスは、整えづらくなります。

左右の聴力の差がそこまで大きくなく(大きくても20〜25dBくらいまで)、

音声を大きく聞かせた際、本当に理解しやすくなるのか。を調べる測定(語音明瞭度測定)縦軸が正解数で、こちらの数値が高いと高いほど、補聴器の適性があると見なされる。補聴器の適正は、50%になり、改善させる場合、70〜80%くらいあると、それなりに改善できるようになります。(最良値で考えていきます)

音声を大きく聞かせた際、本当に理解しやすくなるのか。を調べる測定(語音明瞭度測定)。縦軸が正解数で、こちらの数値が高いと高いほど、補聴器の適性があると見なされる。補聴器の適正は、50%になり、改善させる場合、70〜80%くらいあると、それなりに改善できるようになります。(最良値で考えていきます)

このように音声を聞かせるテスト(語音明瞭度測定と呼びます)で、両耳とも補聴器の効果が見込める可能性が高い場合に有効です。

補聴器の世界には、補聴器を装用した状態でどのくらい聞こえているのかを調べる測定(音場閾値測定)があります。その測定で、バランスよく補えていると、聞こえも補いやすく、かつ、左だけが聞こえる……というようなアンバランスな状態を減らすことができます。

補聴器の世界には、補聴器を装用した状態でどのくらい聞こえているのかを調べる測定(音場閾値測定)があります。その測定で、バランスよく補えていると、聞こえも補いやすく、かつ、左だけが聞こえる……というようなアンバランスな状態を減らすことができます。

ただし、左右の聴力が異なる場合は、聞こえを補聴器で補う際、必ず、両耳とも調べて、バランスよく改善させることが大切です。

特に聞きにくい側の耳は、上記のような補聴器を装用した状態を調べる測定を行い、状況を確認しないと、現状を把握しづらくなります。確認を怠ってしまうと、改善があまりされていない。ということが起こりやすくなります。

注意が必要なのは、聞きにくい側があまりよくない測定結果になった場合です。このようなケースは、両耳に補聴器を装用しても、特に悪い側の右側は、あまり改善されません。その場合は、他の改善方法を行うか、それを承知のうえ、右に装用するか。になります。

注意が必要なのは、聞きにくい側があまりよくない測定結果になった場合です。このようなケースは、両耳に補聴器を装用しても、特に悪い側の右側は、あまり改善されません。その場合は、他の改善方法を行うか、それを承知のうえ、右に装用するか。になります。

また、この方法は、仮に聞こえにくい側が音声を聞かせるテスト(語音明瞭度測定)で、あまりよくならない場合、聞こえない耳側に補聴器を装用しても、聞こえづらいままになることが多いです。

そのようなケースは、両耳に装用しても、思うように改善ができないことがありますので、この点に注意です。

仮にこの方法で改善ができる場合は、このように満遍なく、今現在、感じている不自由な部分を改善できるようになります。

実際には、補聴器を装用して改善させる聞こえの数値もありますが、その数値がご自身の聴力で改善できると良い数値までいけると、全体的に改善させることができます。

それが、両耳に装用して改善させる場合の特徴です。

バイクロス補聴器を使う

バイクロス補聴器とは、少し特殊な補聴器で、聞こえない耳側の音を聞こえる耳側に転送し、かつ、聞こえる耳側も補う補聴器です。

左側は、少し低下しており、補聴器で補える範囲。右側は、聞こえの低下が大きすぎて、補聴器では、補える範囲ではないケースを想定。

左側は、少し低下しており、補聴器で補える範囲。右側は、聞こえの低下が大きすぎて、補聴器では、補える範囲ではないケースを想定。

言葉では、わかりづらいため、図で説明します。このような聴力の場合、

右側は、補えないほど、聴力低下しているため、右側にくる音は、左側に転送し、左側は、少し聞きにくさがありますので、補聴器で改善できるところまで改善させます。

このようにすることで、右側から入る音は、左側で受け取れ、さらに左側は、そのまま補聴器の役割をすることで、より聞きにくさを改善させることができます

このような仕組みをバイクロス。と呼びます。

バイクロス補聴器は、片側が何らかの原因により、聴力低下し、そして、その耳が補聴器では補えないようなケースのために開発された機器です

今現在、あまりにも聴力低下してしまったケースや上記の語音明瞭度測定をした結果、著しく低いケースは、その耳に補聴器を装用してもほとんど聞きやすくなりません。そのような方をどのようにして改善しようかと考えた末に出てきたのが、聞こえる耳側で全てを聞く。という方法です。

聞こえなくなった耳側が補えないのであれば、聞こえる耳側で全てを聞く。という方法で改善したのが、クロス補聴器(クロス補聴器は、片耳、健聴、もう片耳、難聴の方に使われます)になります。そして、そのタイプの亜種版、聞こえる耳側も補聴器で補う方法を取るのが、バイクロス補聴器になります。

聞こえない耳に音を入れても改善ができないことから、考え方を変えて、改善させようとした結果、バイクロス補聴器は、生まれました。

形は、基本的な補聴器と同じです。一般的な補聴器とクロスと呼ばれる機器を組み合わせて使用します。クロスが音を拾う方で、聞こえない耳側に装用し、補聴器をまだ聞こえる耳側に装用して、使います。

基本的にこの補聴器が合う方は、

  • 聞こえない耳側の聴力低下が大きく、全く補聴器では補えないケース
  • どちらか片耳が、補聴器で音を入れても、全く音声の理解に繋がらないケース

の2つです。

左側は、少し低下しており、補聴器で補える範囲。右側は、聞こえの低下が大きすぎて、補聴器では、補える範囲ではないケースを想定。

一つは、このように片耳が全く聞こえないケースで、もう片耳が老人性難聴により低下してしまったり、原因不明の感音性難聴で低下してしまったケースに当てはまります。

このようなケースは、特に聞こえなくなった耳側に直接、補聴器を装用しても、効果がほとんど見込めません。補聴器は、ある程度、聴力が残っている場合は、補うことにより、改善できることもあるのですが、あまりにも低下すると、補聴器の効果は、かなり限定的になります。

基本的に補聴器は、聴力が低下すると、するほど、聞こえの改善度も下がる傾向にあります。

注意が必要なのは、仮にこのような測定結果になった場合です。このようなケースは、両耳に補聴器を装用しても、特に悪い側の右側は、あまり改善されません。その場合は、他の改善方法を行うか、それを承知のうえ、右に装用するか。になります。

もう一つは、音声のテストを行なった際、補聴器の効果がかなり見込みにくいケースです。補聴器には、音を大きくした際にどのくらい音声が理解できそうか。というのを調べる測定があり、それを調べた結果、著しく結果が低い場合は、その耳側に補聴器を装用しても、思うように改善ができません

補聴器を装用する方は、大半が感音性難聴という難聴。感音性難聴は、耳の中の内耳と呼ばれる部分の損傷により、引き起こされ、それにより、音が聞きにくい他、音声が理解しづらいという症状も出てくる。それが特徴。

補聴器を装用する方は、大半が感音性難聴という難聴。感音性難聴は、耳の中の内耳と呼ばれる部分の損傷により、引き起こされ、それにより、音が聞きにくい他、音声が理解しづらいという症状も出てくる。それが特徴。

補聴器を装用するケースは、基本的に耳を治すことができなかった症状であり、大半が感音性の難聴。というものになります。

感音性難聴の特徴は、音そのものが聞こえにくくなることに加え、言葉がうまく捉えられない。という症状も出てきます。

重要なのは、音そのものが聞こえにくくなる事以外に、言葉がうまく捉えられないことが起こることです。この部分の障害のレベルが高いと、音をいくら大きくしても、聞き取りの部分を改善させる事に、あまり貢献できません。

先ほどの測定(語音明瞭度測定)は、その障害レベルを調べる測定です。その数値が著しく低い場合は、聞こえにくい耳を直接、補っても、うまく効果が出ないことが多くなります。

このような2つのケースは、バイクロス補聴器を使うと改善がしやすくなります

こちらで改善できると、このように改善ができます。欠点は、この音の方向感覚で、バイクロス補聴器は、一つの耳で全ての音を聞くため、音の方向感覚は、改善させることができません。

音の方向感覚以外の部分は、それなりに改善でき、特に聞こえない耳側からの音や音声、複数の方と囲んでお話した時の聞こえなどは改善しやすくなります。

なお、この補聴器は、少し感覚が独特になりますので、仮に良さそうだと思ったら、試聴してみて、使えそうか。という部分を確認すると良いです。

補聴器屋さんや病院さんでは、試聴の期間を設けて、貸出してくれるところがありますので、説明を聞きながら、実際に使えるかを確認できるとベストですね。

片耳のみ補聴器を装用する

片耳のみ補聴器を装用する。という方法もあります。こちらは、厳密には、状況によって分かれます。

左側は、聞こえがよく、正常の範囲内(正常の範囲は、0〜25dBの間)しかし、右側のみ、それより低下しており、難聴。というケース。

左側は、聞こえがよく、正常の範囲内(正常の範囲は、0〜25dBの間)しかし、右側のみ、それより低下しており、難聴。というケース。

例えば、このような聴力の場合、左側がある程度、よく、かつ右側が低い状態です。

軽度〜中等度くらいの難聴だと、明瞭度も伸びることが多い。もちろん、低下した原因、要因にもよってしまうが、このように明瞭度が伸びるのであれば、両方とも聞こえるようにして、バランスよく、本来の耳の形に近いようにすると、聞きにくさは、自ずと改善しやすくなる。

軽度〜中等度くらいの難聴だと、明瞭度も伸びることが多い。もちろん、低下した原因、要因にもよってしまうが、このように明瞭度が伸びるのであれば、両方とも聞こえるようにして、バランスよく、本来の耳の形に近いようにすると、聞きにくさは、自ずと改善しやすくなる。

その場合、音声がどれほど理解できるかのテストを行い、このようにある程度、伸びる状況だったとします。

このような場合は、聞こえない耳側に装用して、聞こえをより改善させます。このようにできると、聞こえない耳側でもわかるようになることで、左右のバランスがよくなり、結果的に聞きにくさを軽減できるようになります

もう一つは、このような聴力の場合、聞こえの良い方に補聴器を装用する。というやり方です。

昔は、このようなやり方で改善していたことがあります。ただ、注意が必要なのは、この方法ですと、特に聞こえにくい側からの音、音声はわかりづらく、騒がしい中での会話も、改善がかなり難しくなることです。

片耳のみしか改善していませんので、改善が限定的になるのが特徴です。もしより改善させる場合は、測定の結果(悪化している側の語音明瞭度測定の結果)により変化してしまうのですが、バイクロス、もしくは、両耳に補聴器を装用して、聞きにくい側からも音が入るようにしてあげられると、より聞きにくさは、改善しやすくなります。

まとめ

基本的に左右の聞こえが異なる場合、上記の通り

  • 両耳に補聴器をつける
  • バイクロス補聴器を使う
  • 片耳だけ補聴器を装用する

の3つの補う選択肢があります。

実際に改善させている私自身の場合は、基本的に両耳に装用して、改善させるか、バイクロスか、が多くなります。片耳のみ補聴器を装用するやり方は、聞こえない耳側がほとんど改善できないため、よほどのことがない限り、行うことはありません。

特に、左右の聴力が異なる方は、より聞きにくい側からの音や音声、呼びかけがわからないことで、お悩みのことが多く、その状況をよくすることに、その方法では、貢献できないためです。

適する補い方を見つける測定と補う例

さて、次は、状況を把握する方法です。

自身の状態をよくするためには、まず、耳の状況がどのようになっているのか。そのことを理解することが大切になります。この状況をしっかり理解することができれば、自ずと改善方法もわかってきます。

中には、耳の状況がかなり特殊なケースもありますが、多くのケースにおいて、耳の状況の把握は、とても重要な部分になります。

こちらでは、その方法とみるポイント、そして、実際に測定した後のデータを使い、どのようなケースにどのような補い方が合うのか、そちらを載せていきます。

各種測定と測定で理解したい事

基本的に補聴器で聞こえを改善させる場合、行なっていく測定は、

  • 聴力検査
  • 語音明瞭度測定(語音弁別能検査)

の2つになります。どちらも、病院さん、補聴器屋さんで調べられる測定です。

聴力検査

聴力検査に関しては、したことがある方は多いかと思います。

よく病院さんで行われる測定で、健康診断では、簡易的な測定を行います。

いくつか記号があるが、基本的に見るのは、気導聴力の○、×。この数値がどの位置にあるかで、どのくらい聞きにくいのかがわかる。

いくつか記号があるが、基本的に見るのは、気導聴力の○、×。この数値がどの位置にあるかで、どのくらい聞きにくいのかがわかる。

横軸が周波数(音の高さ)で、縦軸が音の大きさを表します。上にあるとあるほど、聞こえやすく、下にくるとくるほど、聞きにくくなります。

音は、様々な音の高さがありますので、その高さ別にどのくらい聞こえているのかを調べるのが聴力検査です。

語音明瞭度測定(語音弁別能検査)

語音明瞭度測定とは、上記に少しご説明しましたが、音声を聞こえる音量で聞かせ、どのくらい理解できるのか。を調べる測定です。

あ、じ、し、などの一つ一つの言葉を聞かせ、音を大きくする事により、音声は、理解できるのか。を調べる事により、感音性難聴の一つの症状である、言葉が理解しづらくなる障害のレベルをおおよそ把握することができます。

見方は、縦が正解数、横軸が音の大きさです。基本的に見るのは、一番良いところの正解数になります。

語音明瞭度測定の数値の意味。補聴器の適正は、50%以上となる。ただ、実際に改善している身としては、60%以上は、欲しいところ。良いのは、70〜80%あるケース。最良値が良いと良いほど、補聴器の効果は出やすく、低いと低いほど、補聴器の効果は出にくくなる。

語音明瞭度測定の数値の意味。補聴器の適正は、50%以上となる。ただ、実際に改善している身としては、60%以上は、欲しいところ。良いのは、70〜80%あるケース。最良値が良いと良いほど、補聴器の効果は出やすく、低いと低いほど、補聴器の効果は出にくくなる。

その正解数の意味は、このようになります。補聴器の適性は、最良値が50%以上である事になります。これ以下の場合は、残念ながら、補聴器を装用しても、言葉を理解する。という部分に関しては、あまり貢献できなくなります。

この点は、難しい表現になるのですが。言葉が理解しづらくても、装用する事により、周囲の音に気が付いたり、呼びかけに気が付きやすくなったりしますので、全くもって補聴器を装用することに意味がない訳ではありません。ただ、音声の理解という部分に関しては、貢献がしづらくなります。

感音性難聴には、言葉が理解しづらくなる。という部分もありますので、このような測定もあります。

耳の状況を理解後の補う例

さて、耳の状況を理解する方法を学んだら、次は、どのようにそれを活かしていくのか。となります。

左右の耳の聞こえが異なるケースは、言ってみれば、左右の耳が異なる病気(異なる要因)で聞きにくくなっていることが多く、改善が難しい部類に入ります。

そのため、先ほどの聴力検査の結果と語音明瞭度測定の結果で、ご自身の耳の状況を把握しつつ、どのように改善していけると良いのか。その点を把握していく必要があります

とはいえ、基本的に考えられる例は、

  1. 聴力が左右で異なり、両方とも音を入れることで補える耳
  2. 左右の聴力が大きく異なり、片耳が補聴器で補えない耳
  3. 左右の聴力差は補える範囲内であるが、片耳が全く補聴器で補えない耳

の3つのパターンに分かれることが多いです。

①聴力が左右で異なり、両耳とも音を入れることで補える耳

こちらのケースは、

聴力検査の結果がこのようになり、

かつ、音声の理解度を調べてみた結果、このような結果だった場合になります。

このような場合は、左右の聞こえこそ、違うものの、音を大きく入れることで、音声の理解に繋がっています。

このようなケースでは、両方とも補聴器を装用し、なるべくバランスよく補えるようになると、聞きにくさを改善しやすくなります

②左右の聴力が大きく異なり、片耳が補聴器で補えない耳

こちらのケースは、

聴力検査の結果がこのようになり、片側は、まだ補聴器で補える範囲内で、もう片耳が全く聞こえないような状況のケースです。

この場合、聴力低下が大きすぎて、右耳側は、補聴器を装用しても、改善がほとんどできません。そのようなケースでは、バイクロス補聴器を使用して、補った方が、聞きにくさは、まだ改善しやすくなります

③左右の聴力差は補える範囲内であるが、片耳が全く補聴器で補えない耳

こちらのケースは、

聴力検査の結果がこのようになり、

かつ、音声の理解度を調べてみた結果、このような結果だった場合になります。

聴力だけでみてみますと、補聴器で補えそうな範囲ですが、音声の理解度が著しく低くなっています。このような場合も、音声の理解度が低い右耳に補聴器を装用しても、うまく改善ができないことが多くなります。

このような場合も、バイクロス補聴器で改善していけると、状況をよくしやすくなります

なお、こちら以外に、補聴器を装用すると、謎の響きが強すぎて使えない。不快な感覚が強くなってしまう。などの何らか使えない要因があるケースも、バイクロス補聴器の対象になります。

まとめ

耳の状況を理解した上で、改善方法を考えることが大切です。特に左右の聴力が異なる、もしくは、耳の状況が異なる場合は、耳の状況も左右で異なることが多いため、どのようにしたら、よりよくできるのか。を考えていけると、その分、改善に繋がりやすくなります。

補聴器を使用する方は、感音性難聴ですので、どうしても、補聴器では、効果が出にくい耳というのが存在します。それがわかると、なぜ、耳の状況を把握することが大切なのか。お分かりになるかと思います。

実際の改善例

上記の内容だけではわかりにくいかと思いますので、実際の改善例に関しても載せていきます。

こちらでは、耳の状況の把握から、どのように改善していけると良いかまで、実際に相談しに来ていただいた方の許可をいただき、掲載してみました。

実際には、その方の考え方や試聴や補聴器の経験を通じて、どうだったのかで変わる部分はありますが、ご参考にどうぞ。

生まれつきの感音性難聴で左右の聴力が異なる方①

こちらの方は、生まれつき左右の聴力が異なる方になります。初めは、左側のみ難聴でしたが、徐々に右側も低下してしまい、数年前から、両耳に補聴器を装用した方になります。

他店で購入されていましたが、聞きにくさを強く感じたことから、当店へご相談に来られました。耳の状況を把握して見ると、左右とも音を大きく入れることで、音声を理解できる耳でしたので、両耳に補聴器を装用して、改善していった例になります。

どのような事でお悩みでしたか?

実際に改補聴器で改善されてみていかがでしょうか?

お客様にご協力いただいたアンケートについては、こちらの通りです。

どのように実際に改善したかについては、左右の聴力が異なる方(左、高度難聴。右、中等度難聴)補聴器で改善しましたにまとめています。

生まれつきの感音性難聴、ムンプス難聴の方

こちらの方は、右側は、全く聞こえない状態で、左側は、軽度の難聴の方です。ムンプス難聴により、右側は、聞こえにくくなった可能性があり、治療を行なったものの、改善されることはありませんでした。

耳の状況を把握した際、右側が全く聞こえず、補聴器の適性がないことから、バイクロス補聴器で改善していった例になります。

どのような事でお悩みでしたか?

実際に改補聴器で改善されてみていかがでしょうか?

お客様にご協力いただいたアンケートについては、こちらの通りです。

どのように実際に改善したかについては、職場で聞きにくさを感じていた方、バイクロス補聴器にて改善しましたにまとめています。

原因不明の感音性難聴により、聞きにくくなった方

こちらの方は、原因不明の感音性難聴になり、徐々に聴力が変化していった方となります。

元々他店で購入されており、左右に補聴器を装用していたのですが、聴力低下が大きい左側の耳は、補聴器がほとんど合うことがなく、耳の状況を調べて見ると、非常に明瞭度が低い状況であることがわかりました。

それらの状況を加味した上で、バイクロス補聴器で改善していった例になります。

どのような事でお悩みでしたか?

実際に改補聴器で改善されてみていかがでしょうか?

お客様にご協力いただいたアンケートについては、こちらの通りです。

どのように実際に改善したかについては、【複数の人との会話もわかるように】左右で聴力が異なる方、バイクロス補聴器で改善しましたにまとめています。

改善例のまとめ

主な改善例に関しては、上記に記載してみました。それ以外に関しては、以下をご覧ください。

他の左右の聴力が異なる場合の改善例は?
上記のほか、左右の聴力が異なる方の改善例まとめにもまとめています。数は、多くないため、かけるケースがあれば、随時、更新していきます。

こちらも上記の内容と同じく、どのように改善したかを中心に記載しています。

左右の聴力が異なるケースの改善をより知りたい方へ

左右の聴力が異なるケースについて更に知りたい方へ向けて、こちらでは、補聴器で改善させる場合に必要になるもの。そして、バイクロス補聴器で改善させる際に必要になるもの、それぞれの内容をまとめていきます。

なお、量が多いため、ご覧になっておいた方が良いものは、で表記しています。そこだけでも読むことをお勧めします。

両耳とも聞こえにくい方の改善思考

補聴器で改善させる

こちらは、左右の聴力が異なる場合に補聴器を装用して聞きにくさを改善させていく際、必要になるものをまとめていきます。

補聴器ができることや基本について

補聴器の形状や性能について

聞こえの8割を決める補聴器の調整について

両耳とも聞こえにくい型の改善事例(体験談)について

MEMO
こちらについては、只今、製作中です。しばらくお待ちください。

バイクロス補聴器で改善させる

こちらは、バイクロス補聴器で聞きにくさを改善させていく際に必要になるものをまとめていきます。

バイクロスの基本から、性能や種類、聞こえの8割を決める音の調整に至るまで、まとめてみました。

バイクロス補聴器の基本について

バイクロス補聴器の性能や種類を知る

バイクロス補聴器の調整について

左右の聴力が異なる方の改善事例について

無料で改善のご相談、補聴器のレンタル、行なっています

左右の聴力が異なるケースをよくしていく場合、まずはじめに、ご自身の耳の状況がどのようになっているのか。それをよく理解することから、改善の一歩は、始まります。

上記の内容をご覧になってもしかしたら薄々気づいている方もいるかもしれませんが、補聴器は、どのような耳でも、装用すれば、たちまちよくしてくれる魔法の道具ではありません。

今現在、耳鼻科さんで見ていただいても治らない難聴は、感音性難聴という特殊な耳の状況になっていることが多いため、耳の状況を把握して行わないと、うまく改善できないケースがあります。左右とも聞こえが異なるケースの場合は、特にそのような傾向があります。

それをしたとしても完全には、聞きにくさを改善させることはできません。しかし、然るべきことをすれば、それなりに聞きにくさを改善させることはできます。

改善させる場合は、耳鼻科さんでも大丈夫ですし、補聴器屋さんでも大丈夫です。

もちろん、私のところでも、無料で改善のご相談をお引き受けしています

当店の場合は、耳の状況の把握から始めさせていただき、現状のご説明、現状の改善に関して、お伝えした後に補聴器の貸出期間を設け、実際にどのように改善されるのかも体験できるようにしています。これらのものは、全て無料で行なっています。

もし、聞きにくさを感じており、ご相談を希望される場合は、お問い合わせフォームより、お問い合わせいただければ幸いです。

無料で改善のご相談、お引き受けしています

なお、お店に関する内容は、適切な補聴器を安心して提供する補聴器専門店、パートナーズ補聴器【墨田区】にまとめています。

適切な補聴器を安心して提供する補聴器専門店、パートナーズ補聴器【墨田区】

こちらをご覧になり、少しでも現状を改善させるヒントを掴めたのであれば幸いです。