耳・補聴器のこと

Youtubeで動画を作り始めた理由

深井 順一|パートナーズ補聴器

補聴器による聞こえの改善は、聞こえの改善と補聴器のFAQ、にまとめています。また、個々の症状(症例)ごとの改善は、お客様の聞こえの改善事例にまとめています。

皆さん、新年明けまして、おめでとうございます。

今年も、よろしくお願い致します。

前年は、色々と大変な時期で、今年も、まだまだ大変な時期が続きそうですが、私の方としても、できる事を続けていこうと思います。

前年、動画を作るようになり、Youtubeに自分なりに投稿してみたりと、実験してみたりしているのですが、そういえば、動画を作り始めた理由に関して、記載していなかったな。と、思いまして、ちょうど良い機会なので、こちらに関して、思っていた事を記載していきます。

私が動画を考えるようになったきっかけ

私自身が、Youtubeに投稿し始めたのは、2019年の8月頃で、実は、昨年から始めた訳ではありません。

2020年、色々な人がYoutubeに関して、やり始めたのですが、それがきっかけでは、なく、その前から、考えとしては、2019年の4月頃から、ありました。

理由は、単純で、動画の方がよりわかりやすく伝えられるのではないか。というところにあります。

Webサイト(ブログ)で情報提供しようとすると、写真しか使えないので、例えば、こんな風に写真を貼り付けて表現したりします。

しかし、物であれば動画で実際のものをみてもらった方が、わかりやすいよなぁ。と思うようになりました。

もちろん、これは、写真だと、色々と加工できてしまうし、実際に自分がお客さんの立場だったら、どんな風に見たいか。それは、リアルのもの。

作られたものではなく、実際のところやリアルそのもの。と感じたんですね。

それは、あまりにも世の中のものが作り手にとって、都合よく編集されたり、作られたりしているためです。

動画であれば、ある意味、隠しようがないですし、本当のところを伝えやすくなるのではないか。と、個人的に思うようになります。

ちょうどYoutubeを見始めたのが、2018年の終わりぐらいからで、Youtube自体は、私の場合、触れるのが、非常に遅かったのですが、動画を見た時に、表現できる幅の広さ、そして、情報量。真実性。それを考えた時に、このようなテキストベースより、圧倒的に優秀な部分を感じました。

そこから、動画での情報発信を考えていくのですが、当時、最大の勢力(今もですが)、であったYoutubeに目をつけていく事になります。

動画を作る上での悩み

いい部分を感じたところは、確かにあるのですが、じゃあ、すぐにでもはじめよう。とは、実は、なりませんでした。

それは、悩みの部分も多くあったからです。

主な悩みの部分は、

  • そもそも動画を作ったことがない
  • 耳が聞こえにくい人に音声ベースは、どうなの?
  • 書くのは割と得意だが、話すのは、かなり苦手

の3つです。

これは、動画の性質と私自身の能力の問題である点が大きいです。

そもそも動画を作った事がない

第一に考えたのは、そもそも、私自身、動画を作った事がない。という事です。

何が必要なのか、そして、どんな風にすると良いのか。これは、さっぱりわかりませんでした。

Youtubeで活躍している人達を見ていた時に感じた事ですが、元々、映像系の人だったり、動画に興味があったり、中には、テレビに携わっている人もおり、バックボーンがある程度、ある方が多いように感じ、全くやった事がない私に果たしてできるのか?

このような疑問を感じたのは、事実です。

その後、数々のやらかしを重ねて、自分なりに作っていたり、Youtubeスタイルを確立していくのですが、初めてやるものは、なかなか、イメージも、実際に作れるのか。そういったわからない部分が多かったのも、事実です。

ここは、全くの0からスタート。という事ですね。

耳が聞こえにくい人に音声ベースは、どうなの?

動画というと、映像の方が大事なように思いますが、映像よりも、実は、音声の方が大事になります。

これは、動画を意識する前から、色々とテレビの業界に関して、知っていた事もあり、動画も全く同じである事も、知っていました。

テレビ業界の場合は、音声をしっかり取るためにピンマイクを使ったり、さらに音声さんが、ちゃんと音声を疲労ためのガンマイクを使ったりと、これでもか、というぐらい音に気を使っています。

そういった状況を知っており、さらに、元々、聞こえにくい人に対して、音声が大事な動画を通じて、情報提供する。

それは、果たして、本当に良い事なのか。その方法での、情報提供は、求めているのか。私には、さっぱりわかりませんでした。

Webサイトのようなテキストベースであれば、聞こえにくい事は、関係ないので、良い事がわかりやすいのですが、音声がベースとなる動画は、どうなのか。個人的には、全く予想を立てる事ができませんでした。

普通に考えたら、相性が悪い部分の多い方が目立ちますよね。

ここまでくると、実際にやってみて、どんな反応があるのか。それで確認することでしか、真実を知ることはできないのですが、この部分の悩みは、非常に強くありました。

書くことは、割と得意だが、話すのは、かなり苦手

これは、完全に私の能力上の問題なのですが、このように書くことは、割と得意なのですが、話すのは、かなり苦手です。

内容をまとめて書いたりすることは、私の場合、ほとんど何も意識しなくてもできるのですが、内容を話すとなると、また、別の能力が必要になります。

私の場合、そんなに滑舌も良い方ではない事も合間って、だいぶ相性が悪いように思いました。

話す内容をまとめるのは、できるのですが、それを自然に流暢に話す。という事が、だいぶ難しかったです。

これに関しては、経験を積んでやっていくしかないな。と思い、考えるより、やっていく事になるのですが、今現在でも、自分なりには、やっていますが、なかなか難しいなぁと感じる事が多いです。

ちなみに初期の頃は、A4のページにびっしり話す内容を書き、それを、4〜5枚用意し、全て暗記してから、話す。みたいな事をしていましたが、話す事に夢中になったり、話の内容を忘れたりしてしまったため、やり方に関しても、だいぶ、試行錯誤するようになりました。

能力上の問題も、壁としては、非常に高くそびえ立っていた状態ですね。

やってみて、感じた事

では、実際にやってみてどうなのか。それは、今の所、実は、そんなにまだよくわかっていません。

私の方の感覚としては、表現の幅。それは、広げられそうだ。という印象は、あります。

上記に記載した通り、写真だけ載せるより、実際のものを動画で写した方が、わかりやすいですし、何よりも、リアルな感覚が伝わります。

まだまだ表現する事に慣れてはいないため、ここから、まだまだ私も学んでいかなければならないのですが、今まで壁に感じていた表現の幅。それは、広げられそうな印象を持っています。

私自身のやり方が良いか、悪いかは、正直、よくわかっていませんが、テキストベースより、情報量に関しては、多くなる。という部分は、素直に評価できる部分ですね。

ただ、問題も多くあり、動画の製作は、このようなテキストベースによるものより、非常に時間がかかります。

私の体感だと、このようなブログ一つ書く時間と、動画を一つ作る時間は、だいたい、6〜8倍ぐらい異なり、動画は、ものすごく時間がかかります。

そこのところをどうしようか、その部分が、個人的な悩みのタネですね。

テキストベースの場合(ブログ)、間違えても、簡単に変えられるのですが、動画は、間違えても、直しようがない。という一回限り。という要素も合間って、本当に時間がかかります。

まだまだわからないところがあるのは、事実ですが、ただ、全くもって可能性がないとも言えないところもあり、もう少しやってみたいなと、思っています。

まとめ

動画に関して、個人的な感覚について、まとめてみました。

動画については、だいぶ前から考えており、実際にスタートしたのが、2019年8月頃からですね。

その頃は、どう作ると良いのか。さっぱりわからなかったため、色々と実験し、動画ができ始めた頃が、2019年10月頃。

そして、2020年に入ると新型コロナウイルスにより、生活が代わり、時間ができた事をいい事に動画の勉強をする事になります。

その延長線上に今がある状態ですね。

1年、経過しているのですが、未だにうまく作れないので、私の場合、そこまで、才能は、ないのかもしれませんが、自分なりのペースで、色々とやっていこうと思います。

以上、Youtubeに関する事でした。

ABOUT ME
深井 順一|パートナーズ補聴器
深井 順一|パートナーズ補聴器
補聴器を使っている人が対応している補聴器専門店・代表
1986年7月1日生まれ。生まれつきの難聴者で小学2年生の頃から補聴器を使っています。聞こえにくい側の状況やお気持ち、補聴器に対するお考えや補聴器をつけて感じる感覚。これらの部分がわかることを活かして、聞こえの改善、生活の改善に貢献できるようにしています。
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