購入後の知識

対人関係に悩みやすい難聴の方へオススメする2つの本

深井 順一|パートナーズ補聴器

自分自身が難聴者で補聴器を使っている当事者であること。ここを活かしながらnote(ブログ)(https://note.com/junichi_fukai)を書いています。興味がある方は、どうぞ。

補聴器で生活をより良くしていくための内容は、【FAQ】補聴器で生活をより良くするために、へどうぞ。また、個々の症状(症例)ごとの改善を知りたい方は、お客様の聞こえの改善事例へどうぞ。

難聴によって聞きにくい状態になってくると、少なからず、対人関係にも影響を及ぼすようになってきてしまいます。

聞きにくいことで気がつかなかったり、会話に参加できなかったりする事で、どうしても、コミュニケーションそのものがしづらくなり、なかなかうまく行かない事も、時には、出てしまいます。

人は、声(音)でコミュニケーションするのが大半ですので、聞きにくいということは、これらのコミュニケーションがしづらくなることを意味します。

そして、いくら対応をしたり、耳の事に関して、伝えたりしても、受け入れてくださる方もいれば、残念ながら、そうで無い人もいるのも事実です。

私自身も様々な人と会ってきましたが、一定数の方には、受け入れられず、それもやむなしか。と、状況をみています。

しかし、人間関係に関しては、聞こえている人ですら、悩みやすいもので、聞こえにくい人だけの問題ではありません。

そこで、人間関係、対人関係を学ぶ上で、私個人が大変学べることが多かったものを上げていきます。

こちらをご覧になることで、少しでも、対人関係や人間関係に関し、楽になったのであれば、よかったと思います。

なお、結論から記載しますと、私の場合は、

  • 嫌われる勇気(アドラー心理学)
  • 反応しない練習(ブッダの教え)

の2つです。

この2つは、対人関係そのものに関する理解とその改善方法に関して記載された本の中では、一際優れた本だと私は、感じています。

対人関係に悩みやすい方へオススメする2つの本

嫌われる勇気(アドラー心理学)

リンク:嫌われる勇気

こちらは、非常に有名な本で、アドラー心理学をベースに対人関係に関する事を学べる本です。ドラマ化もされましたので、知っている人も多いかもしれません。

アドラー心理学は、トラウマや原因論を否定し、目的論により、物事を理解していきます。

例えば、引きこもり、というものに関しても、過去に人と会った際に何か言われたり、傷つけられた事により、引きこもりになる。というのは、往々にして考えられる事です。

しかし、アドラー心理学は、トラウマや原因論を否定し、目的論で考えていきます。

この場合、傷つけられたから、引きこもる。という要素がありますが、本当の理由は、もしかしたら、単に外出したくない理由があるのではないか、もしくは、引きこもる事で、自分自身に気を引かせ、自分の承認欲求を満たそうとしているのではないか、と考えます。

例としては、引きこもっていたために、もし知り合いに外で会ってしまったらどうしよう(悪く思われるのが嫌)。とか。単に外出すると疲れるから、嫌だとか。このような理由です。

これらに関し、目的論で考え、より現状の改善に導いていくのが、アドラー心理学です。

さらに、様々な問題となりやすい承認欲求に関しては、他者貢献をする事で、改善しようとします。

人間には、承認欲求があり、それを身近な人に求めてしまうと、物事の正しさではなく、その人が気にいるか、気に入らないかで判断するようになってしまいます。

例えば、子供であれば、親が気にいるか、気に入らないかの行動で自分を作っていくケースがあります。この際、自分の考えと、ご両親の考えが一致していれば、良いのですが、問題は、一致しないケースです(基本的には、生まれた(生きている)世代が異なるため、価値観は一致しないことが多いです)

すると、自分はそうしたいわけではないけれども、認められるような行動をせざるを得なかったり、そうする自分に対し、嫌になってくる事もあります。

この場合、承認欲求そのものをなくすのは、無理ですので、その欲求を他の場所で、得ようと考えたのが、アドラー心理学です。それが、他者貢献になります。

そのほかにも、相手の課題にむやみに踏み込まないようにする、課題を分離する思考などもあり、対人関係上で問題となりやすいものに関して、状況の理解と改善方法を教えてくれます。

個人的にも非常にオススメの一冊です。

https://l-s-b.org/2015/12/courage/

なお、もし読んでみてよかったと感じた場合は、後編の幸せになる勇気もあります。そちらの方も個人的には、オススメです。

https://l-s-b.org/2016/02/courage-to-happy/

反応しない練習(ブッダの教え)

リンク:反応しない練習

こちらは、ブッダの教え(仏教)により、対人関係、あらゆる悩みを改善させる思考法に関して、書かれた本で、最近、読んだ本の中では、非常に勉強になった一冊です。

ブッダの教えとは、心のムダな反応を止める事で、一切の悩み、苦しみを抜ける方法になります。

その方法は、結論から言いますと「無駄な反応しない事」となります。

仏教の世界では、苦しみの原因は、執着にあると考えます。確かに何かに固執したり、執着する事で、どんどん深みにはまる……というのは、よくある事です。

そして、その執着は、突き詰めていくと心の反応が生み出している。と、この本は、教えてくれます。

この反応とは、何か目の前の事やニュースなどをみて、何か考えたり、嫌なことがあって、悲しい気持ちになったり、またまた、自分にとって許せないことがあって怒ったり、これらのことを指します。

簡単に言いますと、得られた情報に対して、反応している事そのものを言います。

確かに、どのような人にも喜怒哀楽がありますので、自分が体験した物事に対して、これらのことを感じるのは、よくあることです。

特に今現在は、様々なニュースやSNSを通じて、色々な人の言葉や思考を得られるようになってきました。

そこから、何らか反応するのは、もはや当たり前。もしくは、当然のような状況になっています。

そこで、改善策として考えたのが、無駄な反応をしない事です。そして、それらを行うためにどうしていくのか。その点を重点に書かれた本になります。

かなり具体的に書かれており、実践的ですので、個人的には、嫌われる勇気よりも、こちらの方がオススメです。

嫌われる勇気は、概念や内容を理解するのには、非常に優れているのですが、いざ実践しようとすると、かなり難しいのが現状です。

その点、反応しない練習の方が、実践的で良いと個人的には、感じます。

なお、宗教的な匂いがしそうなイメージがありますが、内容は、至って真面目で、宗教的(オカルト的)な内容は、一切ありません。

むしろ、マインドフルネス(瞑想)やセルフコンパッションのような内容が出てきており、今現在の心理学に通じる要素が、所々で見られます。

対人関係に関して学ぶ

今現在、SNSやスマートフォン、インターネットが発達した事で、色々な情報にアクセスできるようになりました。

そのせいか、いつでも連絡できたり、人との距離が近くなったことにより、対人関係について、よりイザコザが起こりやすくなってきているように感じます。

聞こえに関して、何も関係ない人ですら、人間関係、対人関係に悩みやすい状況ですので、コミュニケーションに関して、直接、影響しやすい難聴の方の場合、より影響しやすくなってしまいます。

重要なのは、このような部分は、何も難聴だけが問題なのではなく、人類そのものの悩みの種であることです。ある意味、人の性質と言っても良いのかもしれません。

それであれば、聞こえを改善すること以外にも、そのような部分を学んでいく。という事でも自分の状況を改善していくことに繋がるのではないかと、私自身は、思っています。

そのような経緯から、これらの本を取り上げてみました。

少しでも現状や状況に関して、よりよくするヒントを掴めたのであれば、よかったなと思います。

クロス補聴器に関する他の内容

https://l-s-b.org/2014/05/cros-hearing-aid/

https://l-s-b.org/2014/07/one-side-hard-hearing-inconvenience/

故障しないための定期点検

https://l-s-b.org/2018/07/periodic-inspection/

故障した時の修理について

https://l-s-b.org/2018/08/response-in-case-of-breakdown/

故障しないようにする日頃のケア

https://l-s-b.org/2018/07/care-cros-hearing-aid/

クロス補聴器の電池について

https://l-s-b.org/2018/08/battery-care/

クロス補聴器を使う際の注意点

https://l-s-b.org/2018/08/measures/

クロス補聴器を無くさないようにする

https://l-s-b.org/2018/08/cause-cause/

ABOUT ME
深井 順一|パートナーズ補聴器
深井 順一|パートナーズ補聴器
使っている人が対応している補聴器専門店・代表
1986年、7月1日生まれ。生まれつきの難聴者で小学2年生の頃から補聴器を使っています。自分自身が難聴者であり、補聴器を使っている当事者であること。ここを活かしながら、お困りの方にとって良い相談相手になれるよう心がけています。お店の詳細は、こちらへどうぞ。
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