音が聞こえなくて起きにくい→振動式目覚ましがお勧め
音が聞こえにくいと朝起きるのも大変になったりします。目覚ましを耳のすぐ近くに置いても、寝相によっては、聞こえにくくなってしまい、起きられなかったり、そのまま寝過ごしてしまう事があります。
もし、そのような経験がある場合、音ではなく振動で時刻を知らせる目覚ましを使うと起きられるようになるかもしれません。
今回は、その振動式目覚まし時計の紹介を致します。
音ではなく振動で起きる
振動式目覚まし時計とは、起こして欲しい時刻になった時、強力な振動を発する事で起こしてくれる目覚まし時計です。音が聞こえにくい方にとっては、良い目覚ましとなります。
補聴器を装用しながら寝ている方はともかく、恐らく大半の方は、寝る際、補聴器を外して寝ていると思います。その場合、音で起きようとしても聞こえにくいため難しくなってしまいます。その際の対策は、振動式目覚ましがお勧めです。振動であれば、聞こえる、聞こえないではなく、振動で起こしてくれますので、難聴の有無は、関係なくなります。
また、もう一つの利点としては、音ではありませんので、比較的相手に迷惑を掛けにくいという事もあります。大きい音がする目覚ましは、自分以外の他の人にも聞こえてしまう事が多く、例え、部屋が一つ離れていても聞こえるケースは、良くあります。このような点も配慮できるのは、すごく良い事です。これはやられればわかりますが、自分が起きる時刻ではない時間に起こされるのは、意外にストレスが溜まる行為です。なるべくなら、そのような事はされたくないですし、しない方が良いものです。
これらの事から、起きられない場合、音ではなく振動で起きる振動式目覚まし時計をお勧めします。
どんなものがある?
振動式目覚まし時計と検索すると多く出てきます。私が扱った事があるものは、自立コムさんのビックタイムです。Amazonのビックタイムは自立コムさんの製品ではないようですが、恐らくほぼ同じものだと思います(形状がほぼ同じです)。製品は、このようなものです。
※Amazonより引用
横に置いてある丸いものが振動するものです。あれを枕の下に入れて使用します。写真で見るとディスプレイが大きいように感じますが、実際も大きいです。確か、横は30cmくらいはあったような気がします。もしかしたらもっとあったかもしれません。
その他には、このようなものもありました。こちらは、Amazon内で評価が高かったものです。
※Amazonより引用
こちらも結構振動が強い製品のようですね。使用方法は、枕の下に入れたり、布団の中に入れたりと様々な使用方法があるようです。
なお、中にはこのような製品もあります。
※Amazonより引用
腕に付けるタイプの振動式目覚ましです。大きいものではなく小型なものをお求め、あるいは、極力周囲の方に影響を与えたくない場合は、腕に付けるタイプの振動計目覚ましがお勧めです。ただし、上記のものより、振動は弱くなりますので、その点に注意です。
共通する欠点
念のため、欠点についても述べていきます。振動式目覚まし時計の欠点は
- 高価
- 壊れやすい
この二つがあります。起きやすいという大きなメリットがあるのですが、その反面、高価であり、一般の目覚まし時計より、壊れやすい傾向があります。
一般的な目覚まし時計は、1000円〜2000円くらいですが、振動式となりますと大抵が4000円以上、さらには、一万円を超えるのもざらにあります。振動する部分が別にあるものは、少々高めになっています。
また、この振動する部分が壊れやすいという欠点もあります。ビックタイムの場合は、振動する部分(丸い部品)をベッドシェーカーと呼んでいるのですが、その部分の付け根の部分が断線しやすく故障が多発しました。個人的には、故障が多い印象もあります。これは、物を振動させている事、その振動が強力からだとは、思うのですが(強力でないと起きられませんからね)、この点に注意が必要です。
お悩みであれば振動式時計はお勧め
上記のような欠点はあるものの、起きにくくて困っている、起きられない事が多く困っている場合は、お勧めです。金額は、少々かかるかもしれませんが、それによって起こられるようになり、失敗する事が少なくなったり、不便な思いをしなくなれば、それは、良い事ではないでしょうか。
もし、朝起きられなくてお悩みであれば、振動式の目覚まし時計をお勧めします。
あとがき
恐らく多くの方は、ご存知だとは思うのですが、念のため載せてみました。音ではどうしても起きにくい難聴の方は、この振動式の目覚まし時計をお勧めします。少々金額が高いのは、ネックですが、それで悩みが解決するのでしたら、その価値はあると思います。
気になるものがあれば、Amazonで検索し、調べてみましょう。これ以外にも色々ありますので、見てみるのもお勧めです。
これらの内容がお役に立てば幸いです。
補聴器に関する内容
https://l-s-b.org/hearing-ability-improvement-summary/
基本的な改善思考
https://l-s-b.org/2018/10/basics-of-improvement-hearing-aid/
https://l-s-b.org/2018/09/an-idea-of-improvement/
補聴器の形状
https://l-s-b.org/2018/10/shape-and-feature-of-hearing-aid/
補聴器の性能
https://l-s-b.org/2018/10/basics-of-hearing-aid-performance/
補聴器の調整
https://l-s-b.org/2018/10/adjust-the-hearing-aid/
補聴器の適正
https://l-s-b.org/2014/10/measure-hearing-aid/
補聴器の効果を上げる思考
https://l-s-b.org/2019/06/environmental-arrangement/
補聴器で改善した事例
補聴器の使い方
https://l-s-b.org/2018/12/use-a-hearing-aid-smoothly/
補聴器に慣れる
https://l-s-b.org/2018/12/getting-used-to-hearing-aids/
耳が痛くなる場合は?
https://l-s-b.org/2018/12/i-feel-pain-in-my-ears/
耳から外れる場合は?
https://l-s-b.org/2018/10/to-improve-out-of-ears/
大きい音が辛い
https://l-s-b.org/2016/07/relieve-sound/
補聴器がハウリングする
https://l-s-b.org/2018/10/harrowing-countermeasures/