クロス補聴器で聞こえを改善できる部分と良くできる6つの対象者


クロス補聴器とは、片耳のみ聞こえにくく、もう片耳が正常の方を改善させる、少し変わった補聴器になります。

一般的な補聴器は、聞こえにくくなった耳側に補聴器を装用し、聞きにくさを改善させるのですが、片耳のみ難聴の中には、聴力の低下が大きすぎて補聴器では改善できなかったり、聞こえなくなった耳側に音を入れても、上手く聞き取れない。という状況になる事があります。

そのようなケースを改善させるのが、このクロス補聴器になります。

この変わった補聴器で改善ができるのは、一般的な補聴器が合わない方になります。

代表例は、

  • 生まれつきの片耳のみ難聴の方
  • 突発性難聴により、聴力低下した方(一部の方が対象です)
  • ムンプス難聴により、聴力低下した方
  • 聴神経腫瘍摘出手術により、聴力低下した方
  • 外リンパ瘻により、聴力低下した方
  • 事故により、聴力低下した方

詳しくは、以下に譲りますが、補聴器で聞こえを補いにくく、かつ、片耳が聞こえているこれらのケースでは、クロス補聴器を使用する事で、今現在、聞きにくさを感じている部分のいくつかを改善させることができます。

最近、聞かれることが多くなってきましたので、クロス補聴器に関する基本について、こちらにまとめていきます。

聞きにくさにお困りの方は、参考にしてみてください。

目次

クロス補聴器の基本

こちらでは、クロス補聴器の基本事項をまとめていきます。

  • クロス補聴器とは
  • クロス補聴器ができた経緯
  • クロス補聴器の効果
  • クロス補聴器の使い方、他

の4つに分けて記載していきます。

クロス補聴器とは

クロス補聴器とは、冒頭でも記載しました通り、片耳のみ聞こえにくい方が使用する特殊な補聴器です。

こちらがクロス補聴器。一般的な補聴器と見た目は、同じ。クロスと書いてあるものが、音を送るだけの送信機で、補聴器でその音を受け取り、聞こえを改善させます。

こちらがクロス補聴器。一般的な補聴器と見た目は、同じ。クロスと書いてあるものが、音を送るだけの送信機で、補聴器でその音を受け取り、聞こえを改善させます。

補聴器の形は、このようになっており、聞こえる耳側に補聴器を使い、聞こえない耳側に音を転送させるクロスを載せます。

例えば、右側が聞こえない場合、このように右側にきた音を聞こえる左耳に転送するのが、クロス補聴器です。

イメージ。例えば、右側が聞こえない場合、このように右側にきた音を聞こえる左耳に転送するのが、クロス補聴器です。

すると、クロスに入ってくる音を常時、補聴器を通して、聞こえる耳側へ送ってくれます。

このように聞こえを改善させるのが、クロス補聴器で、2つで一つの働きをします。

Webサイトによっては、なぜか、クロス側しか書かれていない所もあるのですが、必ず、クロスと補聴器の2つが必要になります。

耳の中に入る耳せんは、このように穴が空いており、耳せんをしても、聞きにくくならないようにしています。

耳の中に入る耳せんは、このように穴が空いており、耳せんをしても、聞きにくくならないようにしています。

補聴器側(正常な耳につける方の機械)について補足しますと、一般的な耳せんを使用すると、耳が塞がり聞こえる耳側が聞こえにくくなってしまうため、このような穴が空いた耳せんを使って、聞きにくくならないようにします。

このようにすることで、左右の音を聞こえる耳側だけで聞くのがクロス補聴器です。

このようにすることで、左右の音を聞こえる耳側だけで聞くのがクロス補聴器です。

そのようにする事で、聞こえない耳側からくる音を聞こえる耳側で聞きつつ、聞こえる耳側は、今まで通り、聞くことができます。

クロス補聴器ができた経緯

クロス補聴器は、聞こえにくくなった耳側に補聴器を装用しても、うまく改善できないことから、生まれた補聴器です。

補聴器で聞こえを補う。と考えた場合、聞こえない側に補聴器を装用して、効果が望みやすいのは、このくらいまでです(右側○)。それ以上、低下すると、聞こえる感覚より、聞こえない感覚の方が、徐々に強くなってきます。

補聴器で聞こえを補う。と考えた場合、聞こえない側に補聴器を装用して、効果が望みやすいのは、このくらいまでです(右側)。それ以上、低下すると、聞こえる感覚より、聞こえない感覚の方が、徐々に強くなってきます。

片耳のみ聞こえにくい場合、一般的な補聴器でよくしていくケースは、難聴の程度が軽度〜中等度くらいまでになります。

数値の意味合いを記載しますと、このようになります。×が左側で、○が右側を表します。左側は、正常の範囲内ですが、右側は、中等度の割合が高くなっていることがわかります。

数値の意味合いを記載しますと、このようになります。×が左側で、が右側を表します。左側は、正常の範囲内ですが、右側は、中等度の割合が高くなっていることがわかります。

わかりづらい方のために、難聴の分類をそのまま、記載しますと、上記のようになります。

こちらは、音声を大きく聞かせると、どれだけ音声が理解できるのか。という部分を調べられる測定(語音明瞭度測定)で、測定した内容です。難聴の耳は、ほとんどが感音性難聴なため、このような言葉の聞こえを調べるものもあります。そして、補聴器で補う場合は、この数値でもある程度、数値が伸びることが条件です。

こちらは、音声を大きく聞かせると、どれだけ音声が理解できるのか。という部分を調べられる測定(語音明瞭度測定)で、測定した内容です。難聴の耳は、ほとんどが感音性難聴なため、このような言葉の聞こえを調べるものもあります。そして、補聴器で補う場合は、この数値でもある程度、数値が伸びることが条件です。

そして、その耳に音を大きく聞かせることにより、ある程度、音声が理解できる耳であることが、条件になります。

しかし、片耳のみ難聴の場合、耳の状況は、千差万別で、例えば、片耳が全く聞こえないケースもあれば、聞こえないくなった耳側に音が入ると、今までとは、異なり、歪んで聞こえてくる。など、聞こえなくなった原因により、耳の状態は、大きく変化します。

はじめに出した耳の状況の方であれば、一般的な補聴器で改善ができる事もあるのですが、それ以外のケースも多々あるため、そのような方は、補聴器を装用しても、音がガーガー聞こえる、音は入ってくるけど言葉は全くわからない。など、補聴器を装用しても聞こえの改善は、ほぼできません。

そこで、聞こえなくなった耳側を改善させるのではなく、聞こえる耳側で音を受け取れれば良いのではないかと考えた人たちが作り出したのが、クロス補聴器です。

これは、聞こえなくなった耳側で補ったりすることがかなり限定的(効果が限定的)な状態だった事、そして、片耳のみ聞こえにくい方は、様々なところで苦労している事が多かったためです。

仮に片耳のみ聞こえている事で全く問題ないのであれば、このような特殊な機器が作られることはなかったかもしれません。

しかし、片耳のみ聞こえにくことで、話しかけられても反応できず、人に誤解されてしまったり、片耳が聞こえるなら、問題なく聞こえているのではないか?と思われる事で、なかなかご自身の状況を理解していただくのが、むずかしかったりします。

そのような状況を少しでも改善させるためにクロス補聴器は作られるようになりました。

クロス補聴器の効果(よくできるところ)

クロス補聴器の効果に関しては、

こちらの通りになります。

少し表現を変えますと

  • 離れたところからの呼びかけ、音に気がつきやすくなる
  • 騒がしいところでも、わかりやすくなる(あまりにも騒がしいと聞きにくい事も)
  • 複数の方とのお話で、聞きにくい側にいても、わかるように

と、片耳のみ聞こえにくい場合におこる事のいくつかを改善させる事ができます。

片耳のみ聞こえにくい方にヒアリングしてみますと、聞きにくさを感じている部分、不便な部分は、大抵、この4つに分類されることが多い。

片耳のみ聞こえにくい方にヒアリングしてみますと、聞きにくさを感じている部分、不便な部分は、大抵、この4つに分類されることが多い。

片耳のみ聞きにくくなると、主にこれらの部分で聞きにくさを感じるようになってきます。

そして、クロス補聴器を使用すると、④音の方向感覚以外のところを改善させる事ができます。

音の方向感覚は、残念ながら、両耳とも聞こえていないと改善させる事ができませんので、クロス補聴器では、改善させる事ができません。

この補聴器の基本的な効果としましては、聞こえない側から話された時に反応しやすくなったり、気がつきやすくなる。音そのものに気がつくようになる。という部分です。

そして、少し騒がしい程度のところであれば、使う事で、聞きやすくなります。しかし、地下鉄の中や、居酒屋のようなかなり騒がしいところですと、聞こえる事もあれば、聞きにくい事もある。と、半々になります。

また、会議の際や複数の人と囲んで会話する機会があるとは思うのですが、そのような時も、聞きにくい側からの音声がわかりやすくなります。

このように今感じている全ての部分をよくしてくれるわけでは無いのですが、お困りの部分のいくつかを改善させる事ができます。

クロス補聴器の基本的な使い方

この補聴器は、基本的に、

このような耳にかける形のタイプもあれば、

※こちらのタイプは、H30年9月30日まで販売で、それ以降は、購入できませんので、ご注意ください。

※こちらのタイプは、H30年9月30日まで販売で、それ以降は、購入できませんので、ご注意ください。

少し、変わった方法での使い方である、このような形状のものがあります。これらのものを耳につけて、使っていきます。

電池は、補聴器用の電池があり、ボタン電池を使用して、使います。

電池は、補聴器用の電池があり、ボタン電池を使用して、使います。

どちらも、電池を使用して使います。製品によって異なるのですが、一つの電池で使える時間は、約25時間〜96時間になります。短いものですと、25時間〜35時間ほどで、長いものは、77〜96時間になります。

一般的な補聴器は、充電式も出てきているのですが、クロス補聴器は、使用される電圧が非常に大きいため、まだ、充電式は、出ていません。

スマートフォンで言えば、常時、Bluetoothに繋いでいる状態。と言えば、わかりやすいかもしれません。クロス補聴器は、両方の機器を常時通信しているため、どうしても、消費も大きくなります。

電池が切れた場合は、自分で交換し、使い捨てていく形になります。

クロス補聴器では、音量の調整を自分で行なったりすることもできます。設定によっては、ボタンの長押しすると、初めに電源入れた状態にする事もできます。このようにしますと、音量を操作した時、元に戻すのが楽になったりします。

クロス補聴器では、音量の調整を自分で行なったりすることもできます。設定によっては、ボタンの長押しすると、初めに電源入れた状態にする事もできます。このようにしますと、音量を操作した時、元に戻すのが楽になったりします。

また、自分で音量を変えたり、自分なりに音量を合わせたりする事もできます。

これが補聴器の調整画面の一部です。基本的な音の設定は、補聴器販売店さんで設定しますが、設定後も、ご自身で音量を変えることもできます。音量を変えることができることで、音が大きく感じた時に音量を下げられたり、音が小さいと感じた時に音をあげて、自分で調節することができます。

これが補聴器の調整画面の一部です。基本的な音の設定は、補聴器販売店さんで設定しますが、設定後も、ご自身で音量を変えることもできます(ボリュームでのみ可能)。音量を変えることができることで、音が大きく感じた時に音量を下げられたり、音が小さいと感じた時に音をあげて、自分で調節することができます。

基本的な音の設定は、クロス補聴器を扱っているところで行うのですが、その設定のまま使用したり、少し音が大きければ、自分で音量を下げ、逆に音が足りなければ、自分で音量をあげる。という事もできるようになっています。

音の調節に関しては、ある程度、自由にできるようになっていますので、自分で自由に扱う事ができます。

使用状態に関してですが、あくまでも私のところでご相談された方にお伺いしてみますと、仕事の時だけ使用する方から、日常生活も含めて、ほぼ一日中使用する方もいます。

多いのは、仕事の時だけ使用するケースで、片耳のみ聞こえにくいと、どうしても仕事の時に聞きにくさを感じたり、聞きにくい状態をなるべく避けたい時、というのがあるのですが、それが、仕事の時に起こりやすくなります。

ですので、それぞれこのように使用されています。仕事の時だけの人と、日常生活からずっと使用している人の割合は、6:4くらいです。

なお、クロス補聴器があることにより、聞きやすくなりますと、他のところでもあると、安心されたり、聞きにくいことで、変な誤解を生まないようにするようになってきます。その結果、今まで使用する事を考えていなかった部分でも使うようになり、自ずと、使用する頻度も、多くなってきます。

クロス補聴器の対象者

さて、重要なのは、クロス補聴器の対象者、合う方ですね。こちらについては、

  • クロス補聴器が合う耳の状態
  • クロス補聴器が合う症状

の2つについて載せていきます。

ここから、耳や補聴器の専門的な用語が出てきますので、少し難しくなってきます。が、なるべくわかりやすく載せていきます。

クロス補聴器が合う耳の状態

クロス補聴器に関しては、一言で言えば、一般的な補聴器を装用しても聞こえなくなってしまった耳側を補えないケースになります。そして、片側が聞こえる事が条件です。

この場合、クロス補聴器が合うというよりも、それでしか改善方法がない場合にクロス補聴器は、使われます。

では、それは、どのようなケースかと言いますと

  1. 聴力低下が大きすぎて補う事ができないケース
  2. 音声を理解する力が著しく低下してしまい、補う事ができないケース
  3. 聴力の状態が特殊で、補聴器で補うのがかなり難しいケース
  4. 音が歪んで聞こえてきてしまうケース

の4つになります。

補聴器で聞こえを改善させる場合、基本的に耳の状態をみて判断をしていきます。

こちらは、もしかしたら受けた方も多いかもしれません。各音の大きさがどれだけの聞こえなのかを調べられる測定です。

こちらは、もしかしたら受けた方も多いかもしれません。各音の大きさがどれだけの聞こえなのかを調べられる測定です。

耳の状態をみる測定には、それぞれの音がどれだけ聞こえているのかを調べる聴力検査と

こちらは、知っている方は、少ないかもしれません。聞こえなくなった耳を補う場合、耳を治療できなかったケースは、感音性難聴であることが多く、感音性難聴の一部の症状である音は聞こえるが、言葉がわからない。という症状がどの程度、強いのかを調べる測定です。

こちらは、知っている方は、少ないかもしれません。聞こえなくなった耳を補う場合、耳を治療できなかったケースは、感音性難聴であることが多く、感音性難聴の一部の症状である音は聞こえるが、言葉がわからない。という症状がどの程度、強いのかを調べる測定です。

音を大きくする事で、本当に音声が理解できるのかを調べる語音明瞭度測定(語音弁別能検査)の2つがあります。

聴力検査に関しては、聞いた事やした事がある方がいるかもしれませんが、補聴器の世界では、聞こえる音量で、音声を聞かせた際に、その言葉が本当に聞き取れるのか(言葉がわかるのか)。どのくらい理解できるのかを調べる測定があります。それが、語音明瞭度測定(ごおんめいりょうど測定)です。

感音性難聴は、耳の中の内耳と呼ばれる部分が正常に働かなくなることにより、おこる難聴です。こちらの特徴は、音が聞こえにくくなる他、言葉がわかりづらい。騒がしい中での会話がわかりづらい(認識しづらい)という特徴が出てきます。

感音性難聴は、耳の中の内耳と呼ばれる部分が正常に働かなくなることにより、おこる難聴です。こちらの特徴は、音が聞こえにくくなる他、言葉がわかりづらい。騒がしい中での会話がわかりづらい(認識しづらい)という特徴が出てきます。

これは、聞こえにくくなる方は、ほぼ感音性難聴である事が要因です。感音性難聴は、音が聞こえにくくなる他、言葉が認識しづらくなる、わからなくなる。というような事も起こりますので、このような測定があります。

重要なのは、この部分がかなり重くなる深刻なケースもある事です。そのようなケースには、音を大きくして、耳を補ったとしても、残念ながら聞きにくさの改善は、あまりできません。

難聴になった場合、基本的に、音だけが聞こえなくなる事だけが起こるのではなく、大抵は、言葉の認識力も低下したりします。

ですので、この2つを行なって耳の状況をみていく事で、補聴器そのものを使えば、効果が見込めるのか。それとも残念ながら、改善が難しいのかを判断する事ができます。

そして、以下に紹介するのは、残念ながら補聴器を装用しても、なかなか改善が難しい状態のケースになります。

①聴力低下が大きすぎて補う事ができないケース

聴力の低下が大きすぎて補えないケースとは、

このくらい聴力低下しているケースになります。

下に矢印(↓)が付いているものは、この音の強さを出した時に反応がありませんでした。という、数値です(スケールアウトと言います)この聴力の場合は、右は、正常の範囲内ですが、左側は、全然聞こえない。という状態です。

下に矢印(↓)が付いているものは、この音の強さを出した時に反応がありませんでした。という、数値です(スケールアウトと言います)この聴力の場合は、右は、正常の範囲内ですが、左側は、全然聞こえない。という状態です。

聴力検査で調べた結果の難聴の分類としては、このようになるのですが、

特に重度難聴の部分くらいまで、低下しているケースは、残念ながら一般的な補聴器を装用して改善させても、思ったような効果は、望みにくい状態になります。

あくまでも私自身が改善してみて感じる傾向ですが、聞こえが重い方を改善させると良くて、▲くらいまで改善できます。しかし、音声を理解したり、聴くには、▲くらいは必要で、実際には、欲を言えば、平均、35dB、30dBくらいは、欲しいところです。なぜなら、正常の人の範囲は、25dBまでですので、それよりも下にくると、下に来るほど、聞きにくさの方が勝ってしまうためです。

あくまでも私自身が改善してみて感じる傾向ですが、聞こえが重い方を改善させると良くて、▲くらいまで改善できます。しかし、音声を理解したり、聴くには、くらいは必要で、実際には、欲を言えば、平均、35dB、30dBくらいは、欲しいところです。なぜなら、正常の人の範囲は、25dBまでですので、それよりも下にくると、下に来るほど、聞きにくさの方が勝ってしまうためです。

一般的にこのくらいの聞こえの方に補聴器を装用しますと、良くて▲くらい改善ができるのですが、基本的にまで聞こえが改善できないと一般的な声の大きさでの声もわかりづらく、実際には、普通の声よりも小さい声もありますし、離れたところからの呼びかけや音は、一般的な声の大きさより、小さくなります。

それらの音は、かなりわかりづらくなってしまうため、特に片耳が聞こえていると、補聴器を装用しても「本当に聞こえるようなっているのかな?」と疑問が出てくるような状態になります。

何かしらの音を感じることはできますが、今現在、感じている聞きにくさの改善。という観点からしますと、あまり役に立たなくなります。

このようなケースになる方は、

  • 生まれつき片耳のみ難聴の方
  • 突発性難聴になってしまった方
  • ムンプス難聴になり、聞こえなくなった方
  • 聴神経腫瘍を患い腫瘍摘出手術をした後、聞こえなくなってしまった方
  • 外リンパ瘻により、聞きにくくなった方
  • 事故により聴力低下した方(耳を手術などで治せなかった方)

などと、数多くの症状に見られます。

②言葉の認識力が著しく低下してしまい、補う事ができないケース

上記に少し出てきた語音明瞭度測定の結果が、著しく低いケースが、こちらに該当します。

明瞭度が低かった例。右側が○、左側が×。縦軸が正解数を表しており、上に行くと上に行くほど、良い数値になります。横軸は、音の強さを表します。

明瞭度が低かった例。右側が○、左側が×。縦軸が正解数を表しており、上に行くと上に行くほど、良い数値になります。横軸は、音の強さを表します。

このように最良の結果が、40〜50%以下と低い場合は、その耳に補聴器を装用しても、聞きにくさを改善しにくくなります。

一般的な補聴器が適応するのは、50%以上が対象です。この数値よりも上になれば、聞こえなくなった耳側に補聴器を装用することで、ある程度、効果が見込める可能せはあります。しかし、逆にこの数値以下だった場合は、聞こえない側に音を補っても、音声の理解は、しづらいままになります。

一般的な補聴器が適応するのは、50%以上が対象です。この数値よりも上になれば、聞こえなくなった耳側に補聴器を装用することで、ある程度、効果が見込める可能せはあります。しかし、逆にこの数値以下だった場合は、聞こえない側に音を補っても、音声の理解は、しづらいままになります。

語音明瞭度測定の数値の意味合いですが、主に、このようになります。

音声を大きく聞かせたとしても、数値が上がってこない場合、基本的には、その耳の認識力をあげることは、ほとんどできません。

この部分は、感音性難聴の症状の部分であり、主に神経の問題になりますので、補聴器でどうこうできる問題ではないためです。

判断基準の一つとしましては、実際に測定を行なってみて、どう感じたか。です。音を大きくすれば理解できる感覚があるのか。それとも、思っている以上に良くわからなかったり、音は、聞こえるけれども、内容は、全然わからないのか。その点に注目すると、理解しやすくなります。

判断基準の一つとしましては、実際に測定を行なってみて、どう感じたか。です。音を大きくすれば理解できる感覚があるのか。それとも、思っている以上に良くわからなかったり、音は、聞こえるけれども、内容は、全然わからないのか。その点に注目すると、理解しやすくなります。

数値が良いか悪いかよりも、実際にこちらの測定を行い、どのように感じたか。というところを確認すると、判断は、非常にしやすくなります。

数値が低い方は、音は、しっかり聞こえるけれども、何を言っているのかが全然、わからない。というケースが多くなります。中には「あまりにも言葉がわからないので、びっくりした」というケースもあります。

そのような場合は、補聴器で仮に音を入れても、そのように感じる傾向が高くなりますので、聞こえを改善させる。という観点では、補聴器は、あまり役に立たない事が多くなります。

このようなケースは

  1. 生まれつき片耳のみ難聴の方
  2. 突発性難聴により、突然聞こえなくなった方
  3. 聴神経腫瘍を患い、腫瘍摘出手術をして、聞こえなくなった方

に見られます。

特に多いのは、②の突発性難聴と③の聴神経腫瘍摘出手術により、聞こえにくくなってしまった方になります。

③聴力の状態が特殊で、補聴器で補うのがかなり難しいケース

聴力の状態が特殊で、補聴器で補うのがかなり難しいケースとは、

珍しいケースですが、このようにあるところから、急激に聞こえが下がるケースもあります。このような場合も低下している部分が、重度になってきますので、補聴器による改善は、効果が薄くなります。このような場合も総合的に見ると、クロス補聴器の方が改善しやすくなります。

珍しいケースですが、このようにあるところから、急激に聞こえが下がるケースもあります。このような場合も低下している部分が、重度になってきますので、補聴器による改善は、効果が薄くなります。このような場合も総合的に見ると、クロス補聴器の方が改善しやすくなります。

聴力の程度が複雑な状態のケースです。このような聞こえの高低差がかなり大きいケースですと、聴力低下が大きい部分は、補いにくくなります。

このような場合、あくまでも私の経験則ではありますが、一般的な補聴器を装用したケースの聞こえより、クロス補聴器で改善させた方が効果は、高くなる傾向があります。

実際には、クロス補聴器で改善させた場合と一般的な補聴器で改善させた場合、両方を比較して、補聴器を選べると、改善度が高い方を選ぶ事ができるようになります。

なお、厳密には、語音明瞭度測定も行いつつ、判断していきます。しかし傾向としては、低く出る事が多くなります。

このようなケースは、

  • 生まれつき難聴の方
  • 突発性難聴になり、聞こえにくくなってしまった方

に見られます。

④音が歪んで聞こえてきてしまうケース

最後は、こちら。聞こえなくなった耳側から聞こえる音が歪んで聞こえてしまうケースです。

こちらは、聴力関係なしに病気にかかった後、聞こえてくる音が歪んで聞こえてしまったり、変に聞こえてしまう方が対象です。

このようなケースは、語音明瞭度測定も低い結果になる事が多く、音を入れて改善させようとしますと、より不快な感覚を強める事があります。

その場合は、クロス補聴器で改善させた方が、まだ楽に改善させる事ができます。

このような症状が出るのは、

  • 突発性難聴により、聴力低下した方

に見られます。

クロス補聴器が合う症状

上記のものは、耳の状態別にまとめてみたものです。次は、症状別に記載していきます。

症状を後に持ってきた理由ですが、症状を先に出すと誤解が多くなるためです。基本的にこの症状には、これ。と一概に言えるわけではなく、耳の状態によって改善方法は、異なります。

同じような症状でも、聴力や耳の状態は、変わりますので、より正確な部分を伝えられる耳の状態の方を先に出しました。ただ、こちらだけとわかりづらい部分もありますので、症状別に関しても、載せていきます。

こちらでまとめていく症状は

  • 生まれつき片耳のみ難聴の方
  • 突発性難聴になってしまった方
  • ムンプス難聴になり、聞こえなくなった方
  • 聴神経腫瘍を患い腫瘍摘出手術をした後、聞こえなくなってしまった方
  • 外リンパ瘻により、聞きにくくなった方
  • 事故により聴力低下した方(耳を手術などで治せなかった方)

の計、6つになります。

治療ができる難聴は、別としまして、治療ができない難聴は、大抵、この中に入る事が多いです。

生まれつき片耳のみ難聴の方

生まれつき片耳のみ難聴の方は、クロス補聴器が適応するケースもあれば、一般的な補聴器で改善させた方が良いケースもあります。

まず、こちらの場合、聴力や語音明瞭度の結果が、人によって、大きく分かれます。生まれつきの難聴と言っても、耳の状態まで、全ての人が同じことは、なく、耳の状態は、千差万別です。

そのため、上記のような聴力低下が大きいケースや

聞こえが低下している耳側を調べてみて、思うように数値が上がらない場合は、クロス補聴器の方が改善しやすくなります。

聞こえが低下している耳側を調べてみて、思うように数値が上がらない場合は、クロス補聴器の方が改善しやすくなります。

語音明瞭度測定をしても、思うように数値が良くない方は、クロス補聴器で聞こえを改善させた方が良くなります。

補聴器で聞こえを補う。と考えた場合、聞こえない側に補聴器を装用して、効果が望みやすいのは、中等度難聴くらいまでになります。それ以上、低下すると、聞こえる感覚より、聞こえない感覚の方が、徐々に強くなってきます。

ただし、このように中等度難聴ほどで、かつ、

こちらは、音声を大きく聞かせると、どれだけ音声が理解できるのか。という部分を調べられる測定(語音明瞭度測定)で、測定した無いようです。難聴の耳は、ほとんどが感音性難聴なため、このような言葉の聞こえを調べるものもあります。そして、補聴器で補う場合は、この数値でもある程度、数値が伸びることが条件です。

音声の理解度を調べてみると、ある程度、理解力が大きくなるのでしたら、聞こえない耳側に補聴器を装用し、聞きにくさを改善させた方が、総合的な聞こえの改善度は、上になります。

ただし、中等度難聴でも、語音明瞭度測定をした後、思うように数値が上がってこない場合(50%以下)は、クロス補聴器の方が効果は高くなります。

一般的な補聴器で補える場合は、両耳とも聞こえるようになることで、全体的に改善させることはできます。どうしても改善の限度は出てはしまうのですが、全体的に改善しやすいのが特徴です。

一般的な補聴器で補える場合は、両耳とも聞こえるようになることで、全体的に改善させることはできます。どうしても改善の限度は出てはしまうのですが、全体的に改善しやすいのが特徴です。

片耳が一般的な補聴器で補える場合(一般的な補聴器でも効果が見込まれる場合)両耳とも聞こえるようになる事で、バランス良くなりますし、クロス補聴器では、改善できない音の方向感覚も少しは、良くできる事があります。

突発性難聴になってしまった方

突発性難聴の場合、耳の状況が千差万別の状態になりますので、耳の状況を把握しながら、改善を考えていく事が必要不可欠です。

聴力に関しても、それほど、落ちなかったケースもあれば、全失聴のような、全く聞こえなくなるケースもあります。

そして、仮に聴力が改善したと思っても、その耳側に音を入れると、歪んで聞こえてしまったり、語音明瞭度測定を行うと、結果が非常に低かったり、ということもあります。

そのため

  1. 聴力低下が大きすぎて補う事ができないケース
  2. 音声を理解する力が著しく低下してしまい、補う事ができないケース
  3. 聴力の状態がかなり特殊で、補聴器で補うのがかなり難しいケース
  4. 音が歪んで聞こえてきてしまうケース

というケースは、クロス補聴器で改善していく方が良く

  • 聴力低下が中等度くらいで、ある程度、明瞭度があるケース

の場合は、一般的な補聴器で良くさせると改善しやすくなります。

この症状は、特に耳の状況を把握することが、何よりも重要になるケースです。

ムンプス難聴になり、聞こえなくなった方

ムンプス難聴になり聞こえにくくなったケースは、大抵が高度な難聴を発症します。

このように大きく聴力低下するのが大きな特徴です。

基本的には、治療ができるなら、治療を行なっていくのですが、残念ながら改善しなかった場合は、クロス補聴器で改善させた方が聞きにくさは、改善しやすくなります。

聴神経腫瘍を患い腫瘍摘出手術をした後、聞こえなくなってしまった方

聴神経腫瘍が見つかり、手術をして、腫瘍を摘出しますと、その過程で、聞こえなくなってしまう事が、多々あります。

その場合、状況や人によって左右されるのですが、多くは、高度〜重度の難聴になったり、

聴神経腫瘍摘出手術を行なった人の状態を拝見すると、仮に聴力が少し残っている方でも、明瞭度が悪くなっている方を良く見かける。

聴神経腫瘍摘出手術を行なった人の状態を拝見すると、仮に聴力が少し残っている方でも、明瞭度が悪くなっている方を良く見かける。

音声を理解する部分である語音明瞭度が、非常に低くなるケースが多くなります。

このようなケースでは、補聴器を装用しても、まるで役に立たず、少し音が聞こえる程度から、ガーガー音が聞こえる、音は、聞こえるけれども、言葉として、認識できない、という感覚が強くなります。

そのため、クロス補聴器で改善させる方が聞こえの改善には、役に立ちます。

外リンパ瘻により、聞きにくくなった方

外リンパ瘻にて聞きにくくなった場合、聴力の低下が非常に大きく、高度の難聴から、重度の難聴を引き起こします。

このように低い音は、まだ少し聞きやすい状態になるのですが、そこから音が高くなってきますと、音の反応そのものがなくなってしまう状態です。

このような状況では、聞こえない耳側に補聴器を装用しても、補えませんので、クロス補聴器を装用して、聞こえにくさを改善させた方が、改善できます。

事故により聴力低下した方(耳を手術などで治せなかった方)

事故によって聴力低下したケースも、事故の程度やどこを負傷したかにより、大きく分かれます。

治療ができるケースは、治療を行い、良くしていくのですが、残念ながら、改善しなかったケースでは、補聴器を装用して、聞きにくさを改善させる。という方法もあります。

あくまでも今まで、私が見てきた中では、事故にあい、聞こえにくさが低下しているケースでは、高度の難聴から重度の難聴になっている事があり、このように聴力低下が非常に大きい場合は、残念ながら、補聴器を装用しても、聞こえにくさをうまくカバーできません。

そのようなケースでは、クロス補聴器で改善させた方が良くなります。

今の所、私が見てきたのは、聴力低下が大きいケースですので、もしかしたら、耳の中の神経そのものがやられてしまって、聞こえを改善できないケースもあるかもしれません。

仮に補える範囲内だった場合は、語音明瞭度測定をすると、どのような状況か、わかるようになります。数値が上がって来るのであれば、補聴器でも良いし、あまり上がってこないのであれば、クロスの方が改善できる可能性は、高くなります。

仮に補える範囲内だった場合は、語音明瞭度測定をすると、どのような状況か、わかるようになります。数値が上がって来るのであれば、補聴器でも良いし、あまり上がってこないのであれば、クロスの方が改善できる可能性は、高くなります。

その場合、語音明瞭度測定をしますと、大抵が、非常に低い数値を出したりします。そのような場合もクロス補聴器で補ってあげると、聞きにくさを改善させる事ができます。

クロス補聴器の対象者のまとめ

クロス補聴器の対象者については、以上になります。

基本的には、クロス補聴器は、治療により、耳を良くする事ができず、かつ、一般的な補聴器では、改善ができないケースに使われます。そのようなケースが、上記に紹介した通りです。

一応、症状別も記載しましたが、症状の場合、人によって聴力が異なったり、耳の状態が変化しますので、わかりやすいのは、耳の状態になります。

クロス補聴器は、このような方々に合います。実際には、合うというよりも、もうこのようにして改善させるしか方法がない。といった方が、現実をうまく表現できているのかもしれません。

ワンポイントアドバイス
改善を行う人の視点で記載しますと、この症状だから、これ。というような判断はせず、耳の状態。この場合、聴力検査と語音明瞭度測定を行い、どのようにしたら、改善度が最も高くなるのか。と確認をしながら、改善をしていきます。ですので、症状に関して、記載はしましたが、基本的には、耳の状況を調べた上で、判断していくことが重要であり、必要不可欠になります。

クロス補聴器での改善例

こちらでは、あくまでも私のところで相談された方々の改善例について、ご紹介します。一つの例として、参考にしてみてください。

上記で紹介した

  • 生まれつき片耳のみ難聴の方
  • 突発性難聴になってしまった方
  • ムンプス難聴になり、聞こえなくなった方
  • 聴神経腫瘍を患い腫瘍摘出手術をした後、聞こえなくなってしまった方
  • 外リンパ瘻により、聞きにくくなった方
  • 事故により聴力低下した方(耳を手術などで治せなかった方)

について、記載してみますので、ご自身の状態にあったものをお探しになり、ご自身の状況を良くするヒントを得られたのであれば、幸いです。

生まれつき片耳のみ難聴の方の改善例

こちらについては、このような聴力の方になります。生まれつき重度の難聴で、多くの病院を周りましたが治療ができず、そのまま、過ごされてきた方です。

現状として

  • 左側が聞こえず、仕事の際、聞こえない側から話されると聞きにくかったり、聞き逃す事がある
  • 騒がしいところにいくと、お話は、ほとんど理解できない
  • 車を運転する際は、助手席に人が来るため、特にわかりづらくなる

との事でした。

聴力が重く一般的な補聴器では、改善ができないため、クロス補聴器で改善していきました。

幾日か日常生活上や職場で使っていただくために貸出を行い、クロス補聴器で改善していった結果

  • 左側からの呼びかけられる際や話されてもわかりやすい、聞きやすい
  • 多人数のでの会話時にスムーズに話せるようになってきた
  • 全体的に聞きやすくなることで、不便に感じる事が少なくなり、ストレスが軽減した

との事でした。

ご購入後にアンケートにご協力いただいたところ、その結果は、このようになりました。

こちらの方を実際に改善させた方法に関しては(ただ今、準備中……)の通りです。

突発性難聴になってしまった方の改善例

こちらについては、このような聴力の方になります。突発性の難聴になり、早々に治療を行なったのですが、聞こえにくさは改善できず、そのまま過ごされてきた方です。

聞きにくくなる事で、不便な事が増えてしまい、現状としては

  • 左側が聞きにくく、左側から呼びかけられたり、話されたりするとわかりづらい、聞きにくい
  • ミーティングの際に聞きにくい側に人がきてしまい、話の内容がわかりづらくなる事がある
  • 職場が少し騒がしいため、ちょっとした事で、気がつかなかったり、気づきにくかったりする

との事でした。

聴力が重く一般的な補聴器では、改善ができないため、クロス補聴器で改善していきました。

幾日か職場で使っていただくために貸出を行い、クロス補聴器で改善していった結果

  • 左側から話されてもわかりやすい、呼びかけに気づきやすくなった
  • ミーティング、会議では、特にわかりやすくなり、重宝する
  • 全体的に聞きやすくなることで、不便に感じる事が少なくなり、ストレスが軽減した

との事でした。

ご購入後にアンケートにご協力いただいたところ、その結果は、このようになりました。

【ミーティングで聞きやすく】突発性難聴の方、クロス補聴器で改善

こちらの方を実際に改善させた方法に関しては、【ミーティングで聞きやすく】突発性難聴の方、クロス補聴器で改善の通りです。

ムンプス難聴になってしまった方の改善例

こちらについては、このような聴力の方になります。小学生の頃、おたふく風邪にかかり、それ以降、失聴。聞きにくくなった後、病院さんにも通ったり、変えたりしてみましたが、現状を良くすることは、できませんでした。

今現在の状況としては

  • 右側から話されたりすると気づかない事があったり、聞きにくくて理解できないことがある
  • ミーティングや会議、打ち合わせで、席の関係上、わかりづらい時がある
  • 騒がしいところでは、お話がかなりわかりづらい

との事でした。

聴力が重く一般的な補聴器では、改善ができないため、クロス補聴器で改善していきました。

幾日か日常生活から職場で使っていただくために貸出を行い、クロス補聴器で改善していった結果

  • 右側から話されても、聞きやすくなった、気づくようになった
  • ミーティング、会議、打ち合わせでは、特にわかりやすくなった
  • 騒がしい中でも、理解できるところは、増えてきた

との事でした。

ご購入後にアンケートにご協力いただいたところ、その結果は、このようになりました。

【席を気にしなく】ムンプス難聴の方、クロス補聴器で改善しました

こちらの方を実際に改善させた方法に関しては、【席を気にしなく】ムンプス難聴の方、クロス補聴器で改善しましたの通りです。

聴神経腫瘍摘出手術をした方の改善例

こちらについては、このような状況の方になります。

聴神経腫瘍が見つかり、その後、その腫瘍を摘出する手術を行なうのですが、その過程で、聞こえなくなってしまった方になります。

この点に関しては、腫瘍を取り除かないと、もっと大きな障害が起こる可能性がありますので、仕方がない部分ではあります。

今現在の状況としては

  • 右側から話しかけられると、わからない、気づかない事が増えてきてしまった
  • 騒がしいところでは、かなりわかりづらくなってしまった
  • 只今、休職中で、聞きにくくなった事により、自信がなくなってしまった

との事でした。

手術後、聞きにくくなってしまった事で、一気に不安やできない事が増えてしまい、途方にくれてしまった方となります。

聴力が重く一般的な補聴器では、改善ができないため、クロス補聴器で改善していきました。

幾日か日常生活を中心に使っていただくために貸出を行い、クロス補聴器で改善していった結果

  • 右側から話された声の中で、今までだったらわからないものがわかるようになった
  • ある程度、騒がしくても、わかる事が増えた
  • クロス補聴器があることにより、安心感があり、特に仕事の際は、安心できる

との事でした。

なお、補聴器購入後は、職場にも復帰され、今現在は、今までと同じように働くまで、復帰されました。

ご購入後にアンケートにご協力いただいたところ、その結果は、このようになりました。

聴神経腫瘍摘出により聞こえなくなった方、クロス補聴器で改善しました

こちらの方を実際に改善させた方法に関しては、聴神経腫瘍摘出により聞こえなくなった方、クロス補聴器で改善しましたの通りです。

外リンパ瘻により聞きにくくなった方の改善例

こちらについては、このような状況の方になります。

急に聞こえにくくなり、外リンパ瘻であることがわかったのですが、治療を行うものの残念ながら、聴力の改善は、できなかった方になります。

聞きにくくなった後の今の状況ですが、

  • 右側から話されたりすると気づかない事があったり、聞きにくくて理解できないことがある
  • 人が混み合ったところでは、お話がかなりわかりづらくなる
  • 右側に聞きにくさを感じることで、仕事上、不便を感じている

との事でした。

聴力が重く一般的な補聴器では、改善ができないため、クロス補聴器で改善していきました。

幾日か日常生活から職場で使っていただくために貸出を行い、クロス補聴器で改善していった結果

  • 今まで聞きにくかったところで、7〜8割ほど、改善されるようになった
  • 騒がしいところでは、わかりづらいこともあるが、仕事上、あると楽になる
  • クロス補聴器をつけることにより、聞きにくことによる不安、ストレスは、軽減した

との事でした。

ご購入後にアンケートにご協力いただいたところ、その結果は、このようになりました。

【仕事が楽に】外リンパ瘻にて右耳失聴の方、クロス補聴器で改善しました

こちらの方を実際に改善させた方法に関しては、【仕事が楽に】外リンパ瘻にて右耳失聴の方、クロス補聴器で改善しましたの通りです。

事故により聴力低下した方の改善例

こちらについては、このような状況の方になります。

小学校の頃、耳を強打する事故にあってしまい、それ以降から、聞こえなくなってしまった方になります。いくつかの病院にいきましたが、治療方法は、なく、事故以来、ずっと聞きにくいまま過ごされてきた方となります。

今現在の状況としましては、

  • 左側から話されると、仕事の際は、特にわかりづらい、気づきにくい
  • ミーティングや会議でも聞きにくさを感じており、わかりづらい時がある
  • 特に仕事の時に聞きにくさを感じており、その状況を良くしたい

との事でした。

聴力が重く一般的な補聴器では、改善ができないため、クロス補聴器で改善していきました。

幾日か職場で使っていただくために貸出を行い、クロス補聴器で改善していった結果

  • 左側から話されても、わかりやすくなり、明らかに聞き返しや聞き逃しが少なくなった
  • 特に離れたところからの音や呼びかけは、わかりやすくなった
  • ミーティング、会議でにわかる事が多くなった

との事でした。

ご購入後にアンケートにご協力いただいたところ、その結果は、このようになりました。

【聞き返しが少なく】事故で片耳が聞こえなくなった方、クロス補聴器で改善

こちらの方を実際に改善させた方法に関しては、【聞き返しが少なく】事故で片耳が聞こえなくなった方、クロス補聴器で改善の通りです。

改善例のまとめ

こちらに関しては、あくまでも一例になります。もっと多くの内容をご覧になりたい場合は、以下の内容についてご覧ください。

片耳のみ聞こえにくい方の症例集
様々な内容についてまとめたページは、片耳のみ聞こえにくい状態の改善症例集、になります。

こちらに私が今まで経験してきたケースに関して、まとめています。※全てではありませんが、なるべく載せるようにしています。また、随時、新しい内容に関しても載せています。

改善する際の思考から、補聴器の選び方まで、載せていますので、お悩みを改善させるヒントになるかもしれません。

クロス補聴器をより知りたい方へ

こちらは、クロス補聴器についてより詳しく知りたい方へ向けたクロス補聴器に関する内容をまとめたリンク集です。見たいところからご覧ください。

クロス補聴器の金額や耳の事、そして、よく質問いただく内容に関しては、【クロス補聴器のFAQ】片耳のみ難聴の方がご相談前に気になる9つの事の回答にまとめています。

【クロス補聴器のFAQ】片耳のみ難聴の方がご相談前に気になる9つの事の回答

クロス補聴器の種類や性能を理解する

クロス補聴器を使用する時に知りたい事

クロス補聴器の音の調節について

クロス補聴器、購入前に気になる事

クロス補聴器を購入した後は?

MEMO
ここの欄は、クロス補聴器についてより知りたい方へ向けて、知っておいた方が良い内容を随時、追加していきます。

無料で改善のご相談、補聴器のレンタル、行なっています

クロス補聴器は、このように片耳のみ何らかの理由により、聞きにくくなり、かつ、治療をしたり、一般的な補聴器を装用しても、改善ができないケースに使われる補聴器です。

少し特殊な補聴器ではありますが、最近は、クロス補聴器そのものの性能が上がってきたり、このように情報そのものを出す人が増えてきたことから、徐々に知られてくるようになってきました。

そのおかげで、片耳のみ聞こえにくくて不自由を感じるところで、改善できるところも少しずつ、広がってきています。

片耳のみ聞こえにくい方は、意外と多くおり、かつ、変に誤解されることにより、なかなかご自身の状況を理解していただくのが、難しい事があります。そのような状況は、非常に辛い事であり、そのことによる悩みも大きくなりがちです。

完全に全ての事が改善できるわけではないのですが、聞こえない耳側からの音や呼びかけ、お話がわかるようになる事で、グッとストレスや悩みが減ったという方々に、私は、お会いしてきました。

とはいえ、少しお値段が高額なのも事実です。そのため、実際には、試聴や貸出を通じて(補聴器屋さんには、補聴器の貸出や試聴を期限付きでできるところがあります)、まず、自分には、あった方が良いのか。あると、今まで悩んでいた事、もしくは、職場での聞こえは、どのように変わるのか。というところを経験した後に検討すると、良いかと思います。

私のところでは、無料で改善のご相談をお引き受けしています。クロス補聴器の貸出、試聴も無料で行なっています。お悩みだったり、ご相談の際は、お問い合わせフォームより、お問い合わせください。

無料で改善のご相談、お引き受けしています

また、お店に関する内容は、適切な補聴器を安心して提供する補聴器専門店、パートナーズ補聴器【墨田区】の通りになります。

適切な補聴器を安心して提供する補聴器専門店、パートナーズ補聴器【墨田区】

意外にお悩みの方が多いため、こちらについて、まとめてみました。少しでもご自身の聞こえにくさを改善させるヒントになれば、幸いです。