補聴器を使う・慣れる

補聴器を初めて装用した時の周囲の反応と大人になって感じる反応

深井 順一|パートナーズ補聴器

補聴器で生活をより良くしていくための内容は、【FAQ】補聴器で生活をより良くするために、へどうぞ。また、個々の症状(症例)ごとの改善を知りたい方は、お客様の聞こえの改善事例へどうぞ。

補聴器を装用しようとしている人の中には、「周囲の人の目が気になる」という方がいます。

何をするのにも人の目が気になる方は、いますが、補聴器をすることにも、人の目を気にする方は、一定数います。

私自身は、生まれつき難聴であり補聴器を装用している人間ですが、個人的、感覚をお伝えさせていただきますと、そんなに人は、補聴器に関して、気にしていません。

逆に補聴器を使用している人の中には、わざと大きいものを選んで、見えやすくし、補聴器をつけている事をわかるようにする方もいる程です。

私自身の経験ではありますが、補聴器を使っていたとしても「何それ?」や「そうだったの!?」くらいで、人は、そこまで、自分自身に興味があるわけではありません。

アドラー心理学にも出てくる言葉ですが、まさに「お前の顔を気にしているのは、お前だけ」。この言葉通りだと、実際に使っている私は、感じます。

初めて、補聴器をつけた時の周囲の反応

私は、生まれつき難聴でしたので、小学校2年生の頃に補聴器をつけました。

子供の場合は、物珍しさか「何つけているの?」と聞かれることもありましたが、その際には、「耳が聞こえにくくて、これをつけているんだ」と、伝えれば、皆「そうなんだ!」くらいにしか、感じていませんでした。

小学校の頃は、ありがたいことに聞きにくい事を理解して、話してくれる子もおり、逆に見えることで、こんな風になるんだ。とも、感じた程です。

見えることにより、何か言われることは、確かにあるのですが、私自身は、そんなに気にした事がありませんでした。

私と補聴器

私自身が気にした事がない理由は、補聴器をつけると、非常に聞きやすくなったからです。

補聴器があることにより、聞きやすくなるため、自分にとっては、大切なものでした。逆に聞きにくくなってしまうと、非常に不安になったのを覚えています。

補聴器がある状態とない状態では、聞こえが大きく異なるため、私にとっては、必要不可欠なものです。

このように補聴器に関するイメージは、非常に良い状態でしたので、人の目が気になる。というのは、ありませんでした。

生まれつき聞きにくい状態で生まれてきていますので、逆にこの状態から、どのようにしたら、より自分の体をよくすることができるのか。そのことばかり、考えていたように思います。

大人になった時の周囲の反応は

気になるのは、大人の方からの、補聴器の反応。と言うのもあると思います。

正直な事を言いますと、社会に出て、様々な人とお話してきましたが、見えるような補聴器を使っていても、そこまで、補聴器に関して、気にしている。ジロジロ見てくる人は、少ないように思います。

少なくとも、私自身は、そうでした。

私自身も、高校生の頃から、アルバイトを行い、かつ、社会人になって、会社の面接を受けたり、会社に就職し、そこで働いてきましたが、補聴器に関して、すごい聞かれたりしたか、と言われれば、そんなことは、ありませんでした。

ですので、面接などでは、逆に自分から聞きにくい事を話し、補聴器をつけている事をお伝えしてきました。

会社は、最終的に補聴器販売会社に就職したため、補聴器の事、耳の事は、伝えていましたので、ある程度、聞かれますが、逆にいれば、補聴器販売会社ですら、その程度です。

この経験から言えるのは、まさに自分の顔を気にしているのは、自分だけ。ということでした。

世の中の人は、そこまで、興味は、ないんだな。というのが、私自身の正直な感想です。

逆に補聴器があっても聞きにくさが出てしまいますので、耳のことを周囲の人に伝える。という事の方が、私自身は、必要だなと、感じたほどです。

まとめ

もし、周囲の人の目が気になる。ということであれば、小さい補聴器にするのも良いですし、目立ちにくい補聴器でも良いと思います。

そして、気にしている方には、申し訳ないのですが、そんなに人は、他人を見ていませんし、逆に聞きにくいことやわかりづらいことがある事を伝える必要があると、私は、感じています。

アドラー心理学にも出てきますが、お前の顔を気にしているのは、お前だけ。これは、経験して見て初めてわかることではありますが、私自身は、そのように感じます。

今現在、聞きにくさにお悩みなのであれば、早々に改善した方が良いですし、そんなに困っていないのであれば、そのままでも良いと思います。

周囲の目が気になる。という方は、いますが、実際のところ、そんなに注意深く見ている人は、そんなにいない。というのが、私自身の実感です。

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ABOUT ME
深井 順一|パートナーズ補聴器
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使っている人が対応している補聴器専門店・代表
1986年、7月1日生まれ。生まれつきの難聴者で小学2年生の頃から補聴器を使っています。私にとって補聴器とは、難聴の方の生活を支える道具です。この店では、生活を支えられる補聴器を提供したり、支えられるサービスを提供しています。

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