補聴器の基本・形状・調整

補聴器の効果が期待できる聞こえを補える範囲

深井 順一|パートナーズ補聴器

補聴器による聞こえの改善は、聞こえの改善と補聴器のFAQ、にまとめています。また、個々の症状(症例)ごとの改善は、お客様の聞こえの改善事例にまとめています。

補聴器は、聞こえを改善させる機器ではありますが、厳密には、どのような聴力の方でも補え、かつ、効果を出すことができる訳ではありません。

聞こえがあまりにも軽すぎる場合は、補聴器で補える部分が薄くなり、聞こえがあまりにも重い場合も、聞こえの効果は、薄くなります。

こちらでは、補聴器の効果が期待できる聞こえを補える範囲に関して、まとめていきます。

補聴器で聞こえの効果が期待できる範囲は

基本的には、このようになります。

補聴器で補うケースは、40〜90dBの間くらいが、ベストです。これよりも、軽い聞こえの方は、補聴器で、効果を出しづらく、こちらよりも、聞こえが重い方は、人工内耳の方が、聞こえを改善しやすくなります。

聞こえを改善する方法の一つには、人工内耳。と呼ばれるものもあります。こちらは、耳の中に機械を埋め込み、聞こえを改善させる機器です。

聞こえを改善する方法の一つには、人工内耳。と呼ばれるものもあります。こちらは、耳の中に機械を埋め込み、聞こえを改善させる機器です。

人工内耳とは、聴力低下が重い方のために開発された人工的な内耳を耳の中に埋め込み、直接、内耳で音を聞かせるようにしたものです。

聴力低下が大きすぎると、聞こえを改善できると良い部分まで補聴器で改善させることが困難になりますので、このような機器が開発されました。

https://l-s-b.org/2014/04/hearing-aid-cochlea-implant/

補聴器が聞こえを改善できる初めの範囲

大体、補聴器で聞こえを改善できる初めの範囲は、この部分です。

聞こえの効果に関しては、▲の位置くらいまで、軽度難聴の方であれば、改善しやすくなります。なお、聞こえの改善度は、聴力によって変化し、基本的に聴力低下が大きいと、大きいほど、改善できる部分は、少なくなります。

聞こえの効果に関しては、▲の位置くらいまで、軽度難聴の方であれば、改善しやすくなります。なお、聞こえの改善度は、聴力によって変化し、基本的に聴力低下が大きいと、大きいほど、改善できる部分は、少なくなります。

今現在、補聴器で聞こえを改善できる範囲は、おおよそ、このあたりまでになります。

0〜25dBまでは、正常の範囲内になりますので、その点までは、行けず、その一歩手前まで補えるようになってきています。

逆にいえば、これ以上、聞こえが良い方に関しては、聞きにくさを感じているのかは、わからないのですが、補聴器を装用しても、あまり聞こえやすさを改善するに至りません。

そのため、平均的に聴力が30dBくらいですと、補える範囲と同じで、あまり差がなく、40dBくらいの難聴レベルから、あった方が聞きやすくなる感覚があります。

補聴器には、補聴器を装用した状態の聞こえを調べる測定があります。その本来の使い方ではないのですが、こちらを応用すると、軽度の方は、補える量がどのくらいあるかを調べることができます。

補聴器には、補聴器を装用した状態の聞こえを調べる測定があります。その本来の使い方ではないのですが、こちらを応用すると、軽度の方は、補える量がどのくらいあるかを調べることができます。

なお、仮に軽度難聴で実際に補えるのか、どうなのか。わかりづらい場合は、音場閾値測定で、補聴器なしの状態を調べると、より状況を把握しやすくなります。

補聴器なしの状態と、その聴力で、どのくらい補えるのかを把握することで、補聴器がどのくらい補え、かつ、聞こえの効果が得られそうか。を知ることができます。ただ、こちらは、少々、経験が必要になります。

補聴器なしの状態と、その聴力で、どのくらい補えるのかを把握することで、補聴器がどのくらい補え、かつ、聞こえの効果が得られそうか。を知ることができます。ただ、こちらは、少々、経験が必要になります。

音場閾値測定の場合、補聴器なしの状態と補聴器ありの状態を調べるのですが、今回のような場合は、補聴器なしの状況を調べると、実際にどのような数値かを知ることができます、

そして、その聴力であれば、どのくらい補えるのか。を推測することにより、補聴器を装用した方が、改善できるのか、そうでないのかを推し量ることができます。

差分がいくつかあり、補える範囲があるのであれば、補聴器を装用して、聞こえを改善する。というのも、ありだと思います。

聞こえが重い方の場合の改善方針

聞こえが重い方の場合、実際には、人工内耳の方が聞こえを改善しやすくなります。

90dBより下の場合は、補聴器を装用するより、人工内耳の方が、聞こえの改善度は、高くなる傾向があります。聴力低下が大きいと大きいほど、補聴器では補いづらくなりますので、その分、人工内耳の方が、改善度が上がる傾向があります。

90dBより下の場合は、補聴器を装用するより、人工内耳の方が、聞こえの改善度は、高くなる傾向があります。聴力低下が大きいと大きいほど、補聴器では補いづらくなりますので、その分、人工内耳の方が、改善度が上がる傾向があります。

上記に紹介した通り、仮に90dBよりも聞こえが重い場合は、仮に聞こえの改善を第一に考えた場合、浮かぶ選択肢は、人工内耳です。

補聴器は、どのような聴力の方でも、一定の効果を出す。ということはできません。

補聴器で改善していく場合、効果が出やすいのは、この辺りです。軽度〜中等度難聴くらいが、最も聞こえの改善度を上げやすくなります。

補聴器で改善していく場合、効果が出やすいのは、この辺りです。軽度〜中等度難聴くらいが、最も聞こえの改善度を上げやすくなります。

軽度〜中等度の難聴くらいまでは、聞こえの改善がしやすいのですが、それ以上、聞こえの低下が起こった場合、聞きにくさの改善は、しにくくなります。

そして、聴力が低下するとするほど、補聴器による改善の効果も薄くなります。

これは、補聴器で聞こえを補える量には、限界があるということです。

そのため、人工内耳。という選択肢もあります。

その境目は、おおよそ90dBくらいです。これよりも、重い場合、仮に聞こえの改善を第一に考えた場合は、人工内耳が選択肢として、浮かびます。

補聴器は、状況を改善するための一つの手段

聞こえを改善する。と、考えた場合、補聴器は、あくまでも聞こえを改善する手段の一つでしかありません。

医師にかかり、治療により、聞こえを改善する。も、改善方法の一つですし、治療ができないため、補聴器で聞こえを改善する。も、改善方法の一つです。

さらに聞こえが重いため、効果を重視して、人工内耳にする。も、改善方法の一つです。

補聴器は、上記の通り、改善できる部分に限りがあります。補聴器の適正である40〜90dBの間くらいであれば良いのですが、それ以外の場合は、あまり効果がない可能性があります。

大切なのは、ご自身に合った聞こえの改善をする事です。ご自身の耳の状況が先で、その状況を改善する方法を考えることが、最も重要なことになります。

このページに関連する内容

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補聴器に関する他の内容

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基本的な改善思考

https://l-s-b.org/2018/10/basics-of-improvement-hearing-aid/

https://l-s-b.org/2018/09/an-idea-of-improvement/

補聴器の形状

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補聴器の性能

https://l-s-b.org/2018/10/basics-of-hearing-aid-performance/

補聴器の調整

https://l-s-b.org/2018/10/adjust-the-hearing-aid/

補聴器の適正

https://l-s-b.org/2014/10/measure-hearing-aid/

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https://l-s-b.org/2019/06/environmental-arrangement/

補聴器で改善した事例

補聴器の使い方

https://l-s-b.org/2018/12/use-a-hearing-aid-smoothly/

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https://l-s-b.org/2018/12/getting-used-to-hearing-aids/

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https://l-s-b.org/2018/12/i-feel-pain-in-my-ears/

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https://l-s-b.org/2018/10/to-improve-out-of-ears/

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ABOUT ME
深井 順一|パートナーズ補聴器
深井 順一|パートナーズ補聴器
補聴器を使っている人が対応している補聴器専門店・代表
1986年7月1日生まれ。生まれつき難聴で小学2年生の頃から補聴器を使っています。私自身が生まれつきの難聴者で、補聴器を使っている当事者であること。ここを活かして、お客様に貢献できるお店を目指しています。
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