補聴器を使う・慣れる

補聴器の電池は、なくなりかけたらすぐに取り替えよう

深井 順一|パートナーズ補聴器

補聴器による聞こえの改善は、聞こえの改善と補聴器のFAQ、にまとめています。また、個々の症状(症例)ごとの改善は、お客様の聞こえの改善事例にまとめています。

補聴器は、電池がなくなりかけると「電池がなくなりかけています」。とお知らせしてくれます。

たまにもったいないという事で、お知らせ音が聞こえたとしても、そのまま使い続けたり、電池の限界まで、使おうとする方がいます。

そのお気持ちは、よくわかるのですが、補聴器の場合は、アラームがなったら、しっかりと電池を交換した方が良いです。

その理由は、補聴器の機能が十分に活かしきれなくなってしまうためです。

電池を交換した方が良い理由

補聴器は、電池がなくなりかけると、アラーム音を鳴らしてくれます。

この理由は、

  • あと少しで電池が切れる事を知らせるため
  • 電池がなくなりかけると、本来の性能を活かしづらくなるため

の2つがあります。

電池が切れる間際は、安定して補聴器を使えなくなるため、補聴器の音が少しおかしく聞こえたり、電池が安定しないため、一部の機能が使えなかったりします。

補聴器の電池は、ある程度、安定して使えるようにするために、一定の電圧で使えるようになっており、補聴器を動作するには、一定の量が必要になります。

それが足りなくなると、安定して動かせなくなりますので、補聴器の挙動がおかしくなります。

特に今現在、抑制機能が発達したり、指向性機能が発達し、それらの機能が高性能化するにつれ、電池の量も食うようになりました。

これらの機能は、しっかりと電池の量があることにより、使えるため、電池残量が少なくなった場合、うまく使えなかったり、起動しづらくなったりします。

しっかりと補聴器を活用するには、仮に電池のアラームが聞こえたら、しっかり交換する必要があります。

まとめ

電池のアラームを鳴らす理由は、電池がなくなりかけているのも同様ですが、しっかりと補聴器を使える状態にするためでもあります。

補聴器から音が出ているだけではなく、補聴器が本来の力で、しっかり起動するには、ある程度、安定した電池である事が重要です。

補聴器は、ちゃんと起動する状態にして、初めて使えるものです。

少しもったいないとお考えになる気持ちは、わかるのですが、聞こえをしっかり補うのも大切な事となります。

もし、補聴器のアラームが聞こえたら、すぐに交換してしまいましょう。交換できない環境であれば、仕方がないのですが、交換できる環境であれば、すぐに行う事をお勧めします。

補聴器は、しっかりと聞こえを補える状態にして、初めて役に立ちます。

しっかりと使えるようにする事を意識する事が大切です。

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深井 順一|パートナーズ補聴器
深井 順一|パートナーズ補聴器
使っている人が対応している補聴器専門店・代表
1986年、7月1日生まれ。生まれつきの難聴者で小学2年生の頃から補聴器を使っています。聞こえにくい側の状況やお気持ちは、同じ難聴者や当事者にしかわからないことがある事から、このお店では、実際に補聴器を使っている私自身がご相談を承っています。

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初めまして、パートナーズ補聴器の深井と申します。

このお店は、生まれつき難聴で補聴器を使っている人が対応している補聴器専門店です。

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