補聴器は、電池がなくなりかけると「電池がなくなりかけています」。とお知らせしてくれます。
たまにもったいないという事で、お知らせ音が聞こえたとしても、そのまま使い続けたり、電池の限界まで、使おうとする方がいます。
そのお気持ちは、よくわかるのですが、補聴器の場合は、アラームがなったら、しっかりと電池を交換した方が良いです。
その理由は、補聴器の機能が十分に活かしきれなくなってしまうためです。
電池を交換した方が良い理由
補聴器は、電池がなくなりかけると、アラーム音を鳴らしてくれます。
この理由は、
- あと少しで電池が切れる事を知らせるため
- 電池がなくなりかけると、本来の性能を活かしづらくなるため
の2つがあります。
電池が切れる間際は、安定して補聴器を使えなくなるため、補聴器の音が少しおかしく聞こえたり、電池が安定しないため、一部の機能が使えなかったりします。
補聴器の電池は、ある程度、安定して使えるようにするために、一定の電圧で使えるようになっており、補聴器を動作するには、一定の量が必要になります。
それが足りなくなると、安定して動かせなくなりますので、補聴器の挙動がおかしくなります。
特に今現在、抑制機能が発達したり、指向性機能が発達し、それらの機能が高性能化するにつれ、電池の量も食うようになりました。
これらの機能は、しっかりと電池の量があることにより、使えるため、電池残量が少なくなった場合、うまく使えなかったり、起動しづらくなったりします。
しっかりと補聴器を活用するには、仮に電池のアラームが聞こえたら、しっかり交換する必要があります。
まとめ
電池のアラームを鳴らす理由は、電池がなくなりかけているのも同様ですが、しっかりと補聴器を使える状態にするためでもあります。
補聴器から音が出ているだけではなく、補聴器が本来の力で、しっかり起動するには、ある程度、安定した電池である事が重要です。
補聴器は、ちゃんと起動する状態にして、初めて使えるものです。
少しもったいないとお考えになる気持ちは、わかるのですが、聞こえをしっかり補うのも大切な事となります。
もし、補聴器のアラームが聞こえたら、すぐに交換してしまいましょう。交換できない環境であれば、仕方がないのですが、交換できる環境であれば、すぐに行う事をお勧めします。
補聴器は、しっかりと聞こえを補える状態にして、初めて役に立ちます。
しっかりと使えるようにする事を意識する事が大切です。
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