補聴器の形状

小型耳かけ形補聴器RICがお勧めな人と形状によるメリット、デメリット

耳かけ形補聴器の一つにRIC(リック)補聴器という種類の補聴器があります。

こちらは、今現在、主流の耳かけ形補聴器で、小型で軽く、気軽に使えるタイプとして、主に補聴器が初めての方や軽くて使いやすい補聴器をお求めの方に合う補聴器です。

使われることが多くなってきたRIC補聴器に関して、こちらの概要と形状によるメリット、デメリットをまとめていきます。

RIC補聴器とは

まず概要としてですが、

  • 機器:RIC補聴器(りっくほちょうき)
  • 聴力:軽度〜一部、高度難聴
  • 備考:補聴器と音を出すレシーバが離れているものがRIC

となります。

このような形をしているのが、RIC補聴器です。細いワイヤーなどで繋がっているものがあるものが、基本的には、そうです。このような形をしているのが、RIC補聴器です。細いワイヤーなどで繋がっているものがあるものが、基本的には、そうです。

RIC補聴器とは、上記のような補聴器本体と音を出すレシーバーが分離しているタイプの補聴器を言います。

今までは、この本体の中に全ての部品が入っていました。詰め込むものが多ければ多いほど、形状は、どうしても大きくなります。今までは、この本体の中に全ての部品が入っていました。詰め込むものが多ければ多いほど、形状は、どうしても大きくなります。

今までは、音を出す部品も補聴器本体の中に入れていたのですが、それが外に出ることで、形状が小さくなったのが、RIC補聴器です。

レシーバーと呼ばれる部分は、取り外して使えるようになっています。そのため、壊れた際も、聞こえが変わった際も、簡単に変えることができる。というメリットもあります。レシーバーと呼ばれる部分は、取り外して使えるようになっています。そのため、壊れた際も、聞こえが変わった際も、簡単に変えることができる。というメリットもあります。

気軽にこの部分が変えられるようになると、様々な聴力に対応できるようになり、適応聴力が広いことでも、知られています。

適応聴力が広くなると、使い続けて、仮に聴力が下がってしまったとしても、この部品を変えるだけで、改善できるようになります。結果、コストを抑えることができます。

RIC補聴器が得意なのは、このような聴力型です。RIC補聴器が得意なのは、このような聴力型です。

この補聴器が得意な聴力は、上記のような聞こえの方です。

低い音が、125〜500Hzで、60dB以上聞こえている場合は、耳を塞ぐと、閉塞感や自分の声が大きく聞こえがちです。そのため、塞がる感覚を楽にできるRIC補聴器を使うと、他の補聴器より楽に改善しやすくなります。低い音が、125〜500Hzで、60dB以上聞こえている場合は、耳を塞ぐと、閉塞感や自分の声が大きく聞こえがちです。そのため、塞がる感覚を楽にできるRIC補聴器を使うと、他の補聴器より楽に改善しやすくなります。

低い音は聞こえ、高い音になると徐々に下がってくるタイプの聞こえの方は、補聴器を使用した時に感じる不快感の一つ、自分の声が大きく聞こえやすかったり、噛んだ音などが、自分の内側で大きく響いて聞こえやすくなります。

それらの感覚を一番、軽減しやすく、かつ高い音まで補えるようになりますので、このタイプの補聴器が適しています。

得意な聴力型はあるものの、基本的には、どのような聞こえでも改善しやすくなってきています。得意な聴力型はあるものの、基本的には、どのような聞こえでも改善しやすくなってきています。

ただ、最近の補聴器は、どの補聴器でも聞こえを補えるようにしていますので、上記のような聴力でも、補えます。

対応する聴力レベルは、だいたい軽度〜中等度難聴くらいで、その範囲内の聴力であれば、ほとんどの方に合うようになっています。

RIC補聴器のメリット、デメリット

基本的にこの補聴器のメリット、デメリットは、耳にかけるタイプの補聴器の特徴と小さいことによる特徴です。

これらの部分が、メリット、デメリットとして、出てきます。

RIC補聴器のメリット

RIC補聴器のメリットは、

  • 形状が小さい(軽い)
  • 耳の閉塞感が少ない
  • 自分の声が大きくなりづらい

の3つです。

形状が小さい(軽い)

形状が小さいと目立ちにくいというのと、軽くて、負担が少ない。という2つのメリットがあります。形状が小さいと目立ちにくいというのと、軽くて、負担が少ない。という2つのメリットがあります。

RIC補聴器の特徴は、形状が小さい事です。形状が小さいと目立ちにくく、自然に補聴器を使える。という部分があります。

そして、形状が小さく、補聴器の重さが軽いと、それだけ、耳にかかっていても、負担が少なく、使い続けていけます。

補聴器は、音に慣れたりすると、1日、10時間以上使うことはザラにありますので、自分にとって、使いやすい、負担が少ないものを選ぶ。というのは、非常に大切な部分になります。

耳の閉塞感が少ない

補聴器をつける上で感じる不快感の一つに耳を塞ぐ際に起こる閉塞感があります。

耳の中に何かが詰まったような感覚、イヤホンを耳に入れると感じる感覚と同じものです。

これは、どのような補聴器を装用しても、耳にものを入れるため、必ず感じる感覚なのですが、その感覚は、RIC補聴器が一番軽減しやすいです。

不快な感覚は、ないほうが使いやすく、かつ、長く使っていても、楽に使えるようになります。

自分の声が大きくなりづらい

補聴器をつける際に最も不快に感じるのが、この自分の声が大きく聞こえやすくなることです。

耳を塞ぐと、内側で大きく響いたような感覚を感じます。これは、耳を塞ぐことによって起こるのですが、どのような補聴器でも、この感覚を感じます。

RIC補聴器の場合は、特にこの部分に関して、優れており、自分の声が大きく不快に感じにくくしてくれます。

RIC補聴器のデメリット

デメリットに関しては

  • 補聴器が物の邪魔に感じることがある
  • 電話をする場合は、少し気をつける
  • 少し保持が甘い(安定性がない)

の3つです。

補聴器が物の邪魔に感じることがある

耳かけ形補聴器全般に言えることですが、耳の上に乗るため、一部のものが邪魔に感じがちです。ただ、邪魔に感じる方とそうでない方に分かれます。耳かけ形補聴器全般に言えることですが、耳の上に乗るため、一部のものが邪魔に感じがちです。ただ、邪魔に感じる方とそうでない方に分かれます。

RIC補聴器は、上記のように耳にかけて使用する補聴器です。

そのため、メガネやマスク、被り物の帽子やヘルメットなど使う際に邪魔に感じやすくなります。

耳にかけて使用しますので、耳に重なるものは、少し邪魔に感じやすくなります。

電話をする場合は、少し気をつける

赤い部分にマイクがあります。ここまで、電話の受話器を上げる必要があります。ただ、補聴器なしでも、電話ができる方は、補聴器を外して、電話する方もいます。赤い部分にマイクがあります。ここまで、電話の受話器を上げる必要があります。ただ、補聴器なしでも、電話ができる方は、補聴器を外して、電話する方もいます。

RIC補聴器は、耳の上にかけて使用するタイプの補聴器です。

音を拾うマイクが耳の上の方にありますので、この部分まで電話の受話器を持って来る必要があります。

今までのように行いますと、耳せんが入っているため、返って聞きにくくなります。

その点に注意です。

少し保持が弱い

RIC補聴器は、形状が小さく、軽いため、耳にしっかり装用されている感覚が少し、弱くなります。

補聴器が少し動きやすい。といえば、わかりやすいかもしれません。

そのおかげで耳につけている感覚も楽で、かつ、使いやすいのですが、少し保持が弱い傾向があります。

RIC補聴器の注意点

RIC補聴器ですが、一部の方には、合いません。それは、

  • 耳垢が多い方
  • 耳垂れが出る方

の2つです。

この補聴器は、耳の中に音を出すレシーバーを入れるのですが、耳の中の状態が、耳垢が多い方や耳垂れが出る方には、あまりお勧めできません。

先端には、故障を減らすようにフィルターが付いています。ただ、この部分が目詰まりを起こすと、聞こえづらくなります。先端には、故障を減らすようにフィルターが付いています。ただ、この部分が目詰まりを起こすと、聞こえづらくなります。

この補聴器の音を出す部分には、故障しないように上記のようなフィルターが付いています。この部分が、耳垢が多い場合、目詰まりを起こすことが多く、目詰まりすると、音が聞こえづらくなります。

また、耳垂れが出る方の場合は、その部分に耳垂れが直撃すると、レシーバーそのものが故障する頻度が多くなってしまいますので、修理代がかさむようになります。

RIC補聴器の場合、上記の2つに当てはまる方は、あまりお勧めしません。

使ってみて、判断してみよう

RIC補聴器に関して、上記の通り、まとめてみました。

こちらの補聴器は、小さくて軽く、使いやすい補聴器になっています。そのため、初めて補聴器を使う方や使いやすい補聴器をお求めの方にお勧めです。

特に聴力傾向もそのような傾向があるのであれば、お勧めの一つになります。

ただ、こちらをみていただく上で、注意点が一つあります。それは、あくまでも使ってみてから判断することです。

上記には、特徴を記載しましたが、全ての部分がその通りになることはありません。例えば、デメリットのところでは、メガネやマスクを使用する際に邪魔になりやすい。と記載しましたが、普通にRIC補聴器を使っている方もいます。

これは、少し保持が弱いという部分も同様です。この部分も使ってみて、自分にとってどうなのか。その点を確認することが大切です。

よく走ったり運動したり、激しく体を動かす方には、確かに弱いのですが、逆にそのようなことをしなければ、全然問題なく使える方の方が多いです。

これらの部分は、あくまでも傾向であり、大切なのは、ご自身が使った際に、どう感じか。になります。

思ったより使いづらいとなった場合は、他のものを考えれば良いですし、使いやすいと感じたのであれば、候補の一つにしてみても良いと思います。

こちらに書いているのは、あくまでも情報ですので、一番大切なのは、実際に経験してみて、ご自身でどう感じたのか。その点になります。

自分が使いやすいと思ったものを選べれば、補聴器は、自ずとうまくいきます。

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深井 順一
生まれつきの難聴者が対応している補聴器専門店、パートナーズ補聴器、代表。聞こえにくさを抱えている方が、聞こえを改善し、より良い生活ができるようになるお店。という考えのもと、お店の内容やサービスを考え、補聴器による聞こえの改善をしています。書いている人の詳細は、”書いている人のページ”へどうぞ。お店に来た"お客様の改善事例は、こちら”に記載しています。最近は、Yourtubeにて、動画による解説も始めました。
【聞こえにくさにお悩みの方へ】補聴器使用者対応の補聴器専門店、パートナーズ補聴器

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なお、当店の内容や聞こえの改善に関しては、

こちらにまとめています。